腰痛の母をショートステイで

施設に入れました。


面倒を見にきてくれる叔母が

白内障の手術のため2週間ほど

運転ができないため、です。


「私はなぜここにいるの」

「帰りたいんだけど」


という電話が時々来て


「腰痛で入院してます」

「車を出せる叔母さんが手術で行けないからもう少しいてくれる?」


等々いうと


「ふーん、わかった」

と言って電話が切れます。


しばらくたち

叔母も車の運転が

できるようになったある日


施設から

「お母さんが朝から嘔吐されているので病院に行ってほしい」

と連絡があり


叔母に連絡をして病院へ

連れて行ってもらいました。


(病院にかかると施設は自動的に退所になります。)


かかりつけの病院に

連れて行ったのですが

母が検査も点滴も拒否したので

一旦自宅に帰ったそうです。


叔母は夕方帰らないと

いけないので

私が泊まるつもりで

会社が終わってから支度して

ダンナに運転をお願いして

実家に向かいました。


(大きい病院に連れて行かないといけないかもしれないのでダンナに車の運転をお願いしました。)


家につくと

トコトコと父が家から出てきて


「救急車呼んだ」


と言うので


「え?」

と思っていたら

遠くからサイレンが。驚き


慌てて父に

「救急隊が入るから玄関に入れてる犬(大型犬)を出して!」

と言って出させました。


犬はいつも夜は

玄関で寝かせていて

父以外は触れません。


父に犬を出してもらい

私が先に家に入ると

母が居間で座っていました。


話はできるのですが

脱水気味のようでした。


間もなく救急隊が入ってきて

色々話して、とりあえず

市内の大きい病院へ

行くことに決まりました。



父親には家で

留守番しておくように言って

私はダンナと車で

病院へ行きました。


夜中の21時に病院について

途中お医者さんと

2回ほど話すも


入院なのか連れて帰るのかも

わからないまま

ずーーーーっと

ひたすら待機。


午前1時すぎてようやく

処置室にいる母のそばで

お医者さんを待つよう言われ

母とポツポツ話しながら

待ちました。


他のベッドに

急性アルコール中毒や

胆管結石の方などがいて

退屈すぎてダンナは

患者を見に行ってました。笑い泣き


やっと午前2時前に

お医者さんがまわって来て

母は小脳の脳梗塞と

診断されました。


小脳なので言語障害や麻痺は

起きないけれど

体のバランスを司るところなので

それで嘔吐していたのでしょう

ということでした。


午前2時30分に

ようやく入院手続きが始まり

病院を出たのが

午前3時30分。真顔


午前4時すぎに家についたので

シャワーを浴びて

姉と叔母に状況説明の

ラインを送り

上司と同僚にもメールして

次の日は休むことにしました。


ダンナは午前休にして

出勤していきました。あんぐり


巻き込まれたとはいえ

付き合ってくれた

ダンナに感謝です。

もしダンナがいなかったら

私は始発まで待って

電車で帰るところでした。


アドレナリンが出ていたからか

まったく眠くなかったのですが

次の日起きると

信じられないくらい

頭がぼーっとしていました。


父には朝電話しようと

思っていたら

姉に電話があったらしく

姉から入院したことを

伝えてくれました。


母は普通に話せて

今は嘔吐もなく

叔母と父がお見舞いに行ったら


「私はなぜここにいるの」

「帰りたいんだけど」


といっていたそうです。ひらめきデジャヴ!