こんばんは。

タイフーンハズカムということで、ひどい天気なわけですが、風邪をひいた私は今日はずっと家に篭っておりました。

ナポリ戦についてですが、具合の悪さも手伝って、フルでは見れず前半終わったら寝るという悪事を働いてしまいました。笑

詳報書けません!すみません!!

結果的には、ナポリに勝って2位につけているわけですが、内容についてはまだまだ向上の余地が多々あると思います。

ODDO先生の爆発具合はなかなか面白かったです。

で、この後はユーベ戦があり、ホームでのレアル戦と続いていくわけですが、この2連戦は非常に重要ですね。

今日は、ユベントス戦の招集メンバーなど試合直前情報と移籍情報(簡易版)をお送りしていこうと思います。

では、まず試合直前情報、ミランの招集メンバーからです。

GK アッビアーティ、アメリア、ローマ
DF ルカ、ボネラ、モンテロンゴ、サンドロさん、パパスタソプロス、ジェペス、アバテ
MF プリンス、マシュー、ガッツ、ピル様、セーさん、シュトラッサー
FW イブラ、ピッポ、パト、ロビ

出場不可 ODDO、チアゴ・シルバ、オニエウ、ザンブロ、マッシモ主将、ロニー
未招集 オドゥアマディ ヤンクロ

ということで、ナポリ戦ですべてのパワーを使い果たした34歳ODDO氏は今節はお休みです。

ロニーもですね。。。まあ、レアル戦に備えてだと思われます。

チアゴ・シルバもレアル戦に備えてですかね・・・?だとよいのですが。そう考えると、前回のレアル戦の招集メンバー入りはレアルを混乱させようとする術だったんでしょうか??

DFラインはルカがけがから復帰したので、ナポリ戦のスタメンと同様でしょう。

中盤の左サイドだけ流動的ですね。

セーさんなのか、プリンスなのか。

個人的にはナポリ戦と同様、プリンスの起用が濃厚と推測してます。

対するユベントスはいわずとしれた『イタリアの貴婦人』ですが、現在は昨季の低迷からの再建を図っているところですね。

指揮官はデル・ネーリ氏。昨季はサンプを躍進させて評価を高めました。イメージはサイド攻撃をめちゃくちゃ重視。活躍はできませんでしたが、サンプの指揮官に就任した時に、キエーヴォ時代に重宝したセミオーリを連れていったあたりからもうかがえる気がします。

ただ・・・ミランにとって朗報なのは、今季のユーベで最も輝いている、ミロシュ・クラシッチが出場停止であるという点。

そんな貴婦人の招集メンバーはこちら

GK ストラーリ キレフ コンスタンティノ
DF モッタ キエッリーニ ボヌッチ レグロッターリエ デ・チェリエ ソーレンセン 
MF フェリペ・メロ シッソコ マルキジオ アクイラーニ ジャンドナート 
FW デル・ピエロ アマウリ ペペ マルティネス ジャネッティ クアリアレッラ

前線はともかく、特にDFラインの層が非常に薄いですね。怪我人の影響もあるようですが・・・

クラシッチのいない中盤サイドには、マルキジオとペペのアズーリコンビがはいるようです。

アマウリも出場が難しいようなので、クアリアレッラとデル・ピエロが2トップを構築するのでしょうか。

多国籍軍のインテル・サンバサッカーのミランとは一線を画する、イタリア人を基軸としたチーム作りは非常に好感が持てますが、層が薄くいまだ再建段階というのは否めませんね。

ただ守備陣もスタメンは実力十分ですし、FWは粒揃いです。

このあとのレアル戦にも響いてくることですし、ここはしっかり勝ちをいただきましょう。

【アッレグリのコメント】

「ユーヴェは間違いなく、我々にプレーをさせないようにしてくるだろう。我々は全力を尽くし、最高の試合をしなければいけない。欠場者が多いから、ユーヴェは持てる力をすべて出してくるだろうからね。注意深く、激しくプレーしなければ、勝ち点3は得られないだろう」

「常にプレーを改善させる必要がある。ナポリ戦では40分間に渡って良いプレーをしたが、明日はまた別のゲームになるんだ。我々はうまく試合を読まなければいけない。」

「アッビアーティとイブラヒモビッチ、ピルロ、ネスタ、パト、ガットゥーゾ…そんなところだ。問題は右サイドだが、ザンブロッタは確実にいないから、オッドかアバーテかボネーラになるだろう。」

「スタメンの11人だけじゃなく、交代する選手も重要になる。試合のある段階になると、気迫を持ったフレッシュな選手が必要になるんだ。残念ながら監督というのは選択をしなければならない。だが、勝つためには全員の力が必要なんだ。パパスタソプロスやオッドが見せてくれたように。」


【デル・ネーリのコメント】

「我々は型を整えた。クラシッチの代わりを務める選手はいる。マルティネスやペペのことを考えてみなさい。我々は勝つためにミラノへ向かうよ。ミランを倒せるという確信を持っている。出場する選手は自分たちのレベルを示してくれるはずだ。」

「ボローニャ戦でも17本のシュートを放ち、相手にはまったく許さなかった。我々は正しい道にいるんだ。今は、どのチームが相手でも渡り合えるという自信を持っているんだよ。」

「ミランにはロビーニョ、ロナウジーニョ、パト、そしてイブラヒモビッチがいる。イブラは素晴らしい選手で、彼もブラジル人のようなものだ。彼らには大変なクオリティーがある。だが、我々はユーヴェなんだ。アッレグリ監督の下には優れた選手たちがいるが、私は私の選手たちが良いと思っているよ。」

「アマウリは出られるかどうかは分からないが、希望を抱くのにお金はかからない。これからの状況を見てから遠征に帯同させるかどうかを決める。練習をあまりしていないから、いずれにしてもスタメン出場はないだろうけどね。」




移籍情報(簡易版)

●ミランはジェノアとインテルが共同保有するU-21イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアの獲得に興味を持っている模様。しかし、ラノッキアの優先交渉権はインテルが持っているため、ミランの獲得は困難だろう。

いやあ、正直イタリア人CBは欲しいところですが・・・ラノッキアは厳しいかもしれないですね。それにしても動くのが遅い。昨夏以前に動いていれば、ボヌッチなりラノッキアなり獲得できたかもしれないのに・・・アストリの復帰、ないし、メクセスの獲得が現実的です。

●ミランに所属する元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタは「ミランで現役を終えるだろう。」と明言した。来年6月末で契約が切れるネスタには、バルセロナやチェルシー、古巣ラツィオからの関心が噂されていた。

いまだミランには欠かせない選手です。衰えは隠せませんが、最近はコンディションも良く、相変わらずのエレガントなプレーぶりです。ラツィオ復帰は本人も希望するかと思っていましたが、とりあえずはミランでの引退を希望しているようですね。自由な交渉が可能になる年明け前に契約を延長して欲しいところです。

●1月にユベントスに移籍すると噂されていたミランの元イタリア代表DFマッシモ・オッドは「もしユーベが本当に僕を求めているのなら嬉しいけど、出来ればミランにいたいね。ただ出場機会が得られないなら考えが変わるかもしれない。」とコメントした。

ナポリ戦での活躍は驚きましたが、やはり放出候補でしょう。今夏の契約延長に驚いたくらいですし。ただ、怪我人が多いこともあり、来夏までいる可能性はあります。ミランがいて欲しいという可能性ですかね。

●ミランはアヤックスのベルギー代表DFファン・ヴェルトンゲンに注目しているようだ。先日のCLでアヤックスと対戦したミランのスカウトはその試合でのヴェルトンゲンのプレーに感銘を受けた模様で、1500万ユーロの価値があるとされる。だが、ヴェルトンゲンについては、マンチェスター・シティやアーセナル、ユベントスも熱い視線を送っている。

ミランのDFラインに加えるにふさわしい実力を備えたDFだと思います。個人的にはファン・デル・ヴィールの方がオススメですが、CBの強化を考えると、非常に魅力的です。もちろん争奪戦が予想されますので、そう簡単にミランが獲得できるとは思いませんが、ガッリとブライダ氏に期待してみようと思います。

●ミランはリーベルプレートに所属するアルゼンチン人FWロジェリオ・フネス・モリの獲得に興味を持っているようだ。昨年11月にデビューしたばかりの19歳のFWには、マンチェスター・ユナイテッド、シティ、バルセロナなども注目しているものとみられる。

日系人でしょうか?あまり聞かない名前ですし、その可能性もありますね。かなり注目されている若手のようです。リーベルは近年首脳陣の放漫ぶりがたたり、低迷していますが(現在はダニエル・パサレラ氏が会長として立て直してを図っているはず!?)、有望な若手を育てる点はまだ大丈夫なようですね。ミランはパロスキもいますし、前線の補強の優先度は比較的下がっているので、どこかに奪われそうです。。。

最後に・・・

セレソン復帰を果たしたロニー おめでとう。


では、失礼します。

こんばんわ。


レアル戦の完敗から数日。

いやあ、へこみますね。

まさに完敗でした。

アッレグリ監督がいっていたように、試合へのアプローチを間違えたのが原因でしょう。

序盤ですね。

ロニーが消えてましたが、やはり4-3-1-2の悪いところが出たといえます。

さすがにモウリーニョは嫌なところを突いてきます。しかも徹底してる。

キエーヴォ戦を見てると、かなり良かったんですけどね。

もともとアウェイで、戦力も劣る中ですし、厳しい試合になるとは思ってましたが、実質的に前半の前半で勝負がついたといえる内容だったのが残念です。

選手もあきらめたんじゃないかって感じもちょっとあったし。

ミラン選手の採点は、アメリアが高くて、イブラ・セーさん・ロニーが低いという、「確かにっ!」っていう感じでした。


で、数日へこんでいたわけですが、CLは2位に入れば、とりあえずはトーナメントに行けます。

アヤックスが後ろに迫っているので容易ではないですが、次のホームでのレアル戦、ちゃんと勝ち点3をいただきに行きましょう。


それと関連してだと思いますが、こんな記事がありました。

【Football Itaria】 アッレグリ監督、チームの改造に着手か?

記事では、イブラ・ロニー・パト・セーさんの4人を一気に起用することはなくなるのでは?といわれています。

カリアリ時代の指揮官は、4-3-1-2をベースに戦っており、左サイドには、今やアズーリにも選出されているラッザーリを起用していました。

このラッザーリはもともとトリクァルティスタだったわけで、指揮官は左サイドにそういう選手を置くことを考えているといえます。

それを考えると、今左サイドにいるセーさんのプレーが指揮官の考えに反しているとは思えません。

やはり問題は前線からの守備でしょう。

そして、最大の問題はロニーでしょうね。

守備しないことを明言するというありえないことをしているロニーですが、本人も言っているようにそれは攻撃面でそれを補って余りある活躍をした場合です。

ナポリ戦は怪我で外れるようですが、その後も出場するかは正直なところ怪しいです。

やはりトップ下に、バイタルに最初から選手を置かない4-3-3を個人的には推したいところですがね。。。

これならロニーに必要以上に守備を求める必要もないですし。

記事では、マシュー・フラミニとケヴィン・プリンス・ボアテングがナポリ戦で起用されると指摘されています。

4-3-1-2でセーさんがトップ下、マシューないしボアテングが起用されるのでしょうか。


ということで、本日深夜のナポリ戦招集メンバーです。

GK アッビアーティ、アメリア、ローマ
DF ルカ、ボネラ、モンテロンゴ、サンドロさん、ODDO、ソクラテス、ジェペス
MF プリンス、マシュー、ガッツ、ピル様、セーさん、ストラッサー
FW イブラ、ピッポ、パト、ロビ

(起用不可能)アバテ、ヤンクロ、チアゴ・シルバ、ザンブロ、マッシモ主将、ロニー
(未招集)オニエウ、オドゥアマディ


御怪我を召されたロニーはお休み、ザンブロ・チアゴ・シルバとDFラインのスタメン2人も欠くという厳しい状況。

モンテロンゴが出ることはないのかな・・・

なんか期待されてきて直ぐに退団して、今はスペインで活躍するフェリペ・マッティオーニとかぶる・・・

DFラインはルカ-サンドロさん-ボネラ-ODDOが有力でしょうか。そうなると、ODDOは今季リーグ初出場になりますね。

あるいはソクラテス・パパスタソプロスをもう一回使うか・・・

うーん、どうなるんでしょ。

アッビアーティも出れるか怪しいみたいですね。まあ、アメリアなら一定の安心はありますが。。。

前線はロニーが未招集なので、ロビを使って、4-3-3の可能性もありますね。


そういえば、ひとつ気になるニュースが・・・

【FOOTBALLpress.net】 バルバラ氏がミランの会長に就任へ

ってことで、『姫』ことバルバラ・ベルルスコーニ氏が1月にミランの新会長に就任するそうです。

ちなみに、ミランの会長職は、2008年に首相に就任した殿が、自ら作った法律に従って、退任して以来空席が続いています。

バルバラ氏は『殿』ことシルヴィオ・ベルルスコーニ会長の次女。

なんと弱冠26歳です。

ネットで検索すればでると思いますが、非常に美人です。

殿の娘といえば・・・既にメディアセットの経営の中心に座り、ミランに緊縮財政を敷いたマリーナ・ベルルスコーニ氏が有名ですが・・・

このバルバラ氏はかなりミランがお好きな模様。

好きな選手はクラレンス・セードルフ!

あとはファン・バステンら幼少時に見たオランダ人の活躍が脳裏に焼き付いているようです。

ローマの『鬼姫』ことロゼッラ・センシ氏のように将来的にはクラブ経営を担うのでしょうか。

しばし注目です。


あとはいくつか移籍情報(簡易版)。

●ハノーファーのU-21ドイツ代表DFコンスタンティン・ラウシュの獲得を狙っている模様。ラウシュは左サイドならDFもMFもこなすスペシャリストで、近年低迷しながら、現在3位と好調を維持するハノーファーを支えています。
●昨夏にも獲得を狙ったリヨンのフランス代表DFアリ・シッソコについて水面下で交渉中と伝えられている。1500万ユーロの価値がある彼だが、ミランはディスカウントを狙っているようだ。しかし、リヨンが1500万ユーロでポルトから獲得をしていることを考えると、獲得は難しいだろう。
●マルセイユに所属するカメルーン代表MFステファン・エムビアの獲得に興味を示している。先日、レアルやマンチェスター・Uからオファーがあったと自ら暴露した彼は、他方でデシャン監督との絆を理由に残留したことも明らかにしている。本職は中盤。本人は嫌がっているもののCBでも抜群の働きを示す稀有な選手である。
●ミランがアルゼンチン代表MFルーカス・ビグリアと1月に契約を交わすだろうと報じられている。所属のアンデルレヒトとは500~600万ユーロで話がつくものとみられている。ビグリアについては、ピルロの後継者候補として、昨夏にもミラン移籍が噂されていた。


といったところでしょうか。

では、失礼します。

こんにちは。

今日はいい気分ですね。笑

キエーヴォ戦の試合詳報をお送りします。

あまり『詳』しくないかもしれませんが。笑


まず、スタメンです。

【ミラン】

GK 
  アッビアーティ
DF 
  ルカ
  チアゴ・シルバ
  サンドロさん
  ザンブロ
MF 
  セーさん
  ピル様
  ガッツ
  ロニー
FW
  パト
  イブラ

控え(アメリア ボネラ アバテ マシュー ボアテング ロビ ピッポ) 
4-3-1ー2です。

中盤はガッツが右、セーさんが左。ちょっと昔に戻った感じがしますね。笑

ベストメンバーといえるでしょう。


【キエーヴォ】

GK 
  ソレンティーノ
DF
  マントバーニ
  チェサル
  アンドレオッリ
  フレイ
MF
  ベンティヴォーリョ
  リゴーニ
  コンスタン
  ボリャッチーノ
FW
  グラノチェ
  ぺリッシエル

控え(スクイッツィ ヨキッチ マンデッリ マルコリーニ フェルナンデス テロー モスカルデッリ)

指揮官は若手のピオリ氏。セリエAでの実績はあまりありませんが、私は将来的にビッククラブを苦しめるプロビンチアの指揮官になるのではと思っています。

エースは長年セリエAでしぶとい活躍を見せ、今季もここまで4得点を決めているペリッシエル。

2トップを組むのは、バティストゥータみたいなモスカルデッリではなく、以前セリエBで活躍しており個人的に注目していたグラノチェです。

DFラインは、ビッグクラブ移籍もうわさされていたマントバーニやインテル下部組織出身の有望株アンドレオッリ、スロベニア代表のチェサルなど好選手ぞろい。

あとは、控えにいるジェルソン・フェルナンデスが気になりましたね。W杯でスイス代表として活躍した(特にスペイン戦!)良い選手ですが、まだフィットしていないのかな。なんで控えなのでしょう。


といった感じで始まった試合ですが、

結果は皆様ご存知の通り

3-1

快勝です。

得点も全体として美しかったですね。

18分に左サイドのイブラからのクロスに合わせたパトの鮮やかなボレー。

更に、30分にペナとハーフラインの間くらいでファールを受けたイブラが素晴らしい判断でリスタート。阿吽の呼吸で飛び出したパトがこれまた鮮やかにゴールに流し込みました。

相手がクロスからチャンスを作り危ない場面もありましたが、アビアーティの見事なセーブで防ぎ、前半は終始支配権を握って終了。

後半は、キエーヴォが2枚替え。フェルナンデスも投入されました。

多少相手にポゼッションを許す場面もあり、コーナーキックから相手の1点を決められますが(どうやらイブラのオウンゴールだったよう)、全体としては支配権を維持。

その後シュートをいくつか打たれるものの、ロスタイムにロビがロニーのパスから抜け出して初ゴールを決め、試合を終えました。

まあ、まったくもって相手にチャンスを与えないサッカーはなかなか難しいでしょうから、快勝といってかまわないと思います。

アレグリの試合後のコメントは・・・

%color(blue){「前半の45分間は最高だった。我々は美しい試合をしたね。だが後半は、我々が少しずる賢さを失い、より苦しむことになった。もっと早くに勝負を決めることもできたはずだ。」

「現時点では、誰も彼(カカー)に譲らないだろう。彼はマドリードの選手だしね。私は自分の下にいる選手たちに、これ以上ないほど満足している。我々はどんなコンペティションでもうまくやれるチームだよ。」

「チアゴ・シルバについては、ドクターじゃないから分からない。なんでもないことを願うよ。彼は本当に調子が良かったしね。」

「もし代役が必要になっても、レアル・マドリード戦で代役となる選手はうまくやるはずだ。」

「選手たちのプレーを見るのは素晴らしいんだが、相手が苛立って厳しいタックルをするかもしれないのが心配だよ。彼らにとってサッカーは楽しみだが、危険をできるだけ避けて勝つことも必要だ。3連勝だが、特にこの試合は重要だった。暫定首位というだけじゃなく、マドリー戦に向けて自信となるからだ。」}

ということで、アレグリ自身もチームの出来に満足していることがうかがえますね。

ロニーが移籍しない限り、カカはいらないともいえるかもしれません。

心配なのは、チアゴ・シルバですね。相当痛がっていました。彼がいないとレアル戦はなかなか厳しい展開を強いられる可能性がありますね。


それで、個人的な試合の感想ですが・・・

全体として良好だと思いました。

4-3-1-2がかなり機能していましたね。

キエーヴォのピオリ氏が守備重視の監督だと思ってましたが、かなり仕掛けた良いサッカーをしてきました。それでロニーのプレースペースができたのが個人的には大きいと思いましたね。

攻撃面では、イブラ‐パト‐ロニーのトライアングルが非常に近い位置でプレーすることで、それぞれの持ち味が生きています。

それにこれは4-3-3(4-2-1-3)との違いだと思いましたが、ザンブロ‐ルカの両サイドバックが抜け出る場面が少し増えたかなと思いました。

コメントでおっしゃっている方がいましたね。

アレグリの方針なのだと思います。

やはり4-3-3と比較して4-3-1-2の場合には、サイドバックが
カバーする範囲が非常に広くなるため、サイドバックはスペースを埋めるべく、普段から位置を数メートル前に進めているはずです。

それと、中盤が3枚であることでサイドバックが上がった場合のカバーリングができていることもこの変化の重要な要因だと思います。

だから、4-3-1-2の場合には、アレグリがサイドバックがある程度積極的に出ていくことも許容していると思います。

現在のミランでは、ルカが非常に成長していますし、ザンブロも衰えたとはいえ、相変わらずの運動量の多さです。

特にオフサイドにはなりましたが、65分にルカがロニーのスルーパスから抜け出した場面が一番美しかったですね。


あと全体として昨季に比べると速攻が増えましたね。

イブラというボールの収まりどころができた点が大きいと思います。

相手が下がりながら守備をする形が一番怖い攻撃であるのが当然ですからね。

非常に良かったと思います。


守備面ではやはりチアゴ・シルバのコンディションが不安。

ボネラも緊急登板を無難にこなしたとはいえ、ここ2試合で覚醒し始めたレアルの超強力攻撃陣を抑えるにはやや物足りない印象は否めない。

他のメンバーはおおむね好調で、ガッツの縦横無尽ぶりが復活してきていることを考えると、チアゴ・シルバの出場の可否は試合を左右する可能性すらありますね。

と、ここで軽く触れましたが、ガッツの復活は本当に嬉しい。

本人もいっていましたが、アレグリからの信頼が本当に嬉しいのでしょう。

彼は非常にメンタルな人間だと思います。愛されていればその人のために愛を持って闘う人間です。

レオナルドも嫌いだったわけではないでしょうが、如何せんブラジル人ですからね。ガッツが愛を感じれるミステルではなかったのでしょう。

レアル相手にも非常に重要な存在になりえます。


と、つらつらと感想を述べてきましたが、水曜日にはレアル戦があります。

おそらくスタメンはチアゴ・シルバ以外は同じメンバーで臨むでしょう。

去年のサンチャゴ・ベルナベウでのレアル戦は非常にいいサッカーをした印象があります。あのあたりからレオナルドのサッカーが好転しましたよね。

今年もここから更にギアがはいっていくことを期待したいところです。


これで暫定首位。今晩の他クラブの結果を待つ形です。

今のチームには殿も満足していると思います。笑

アレグリのアイデンティティはやはりミランのそれに近いものがありますね。

今後への期待を持たせてくれる試合でした。

皆様の感想もコメントないしtwitterで聞かせてくださいね。

では、失礼します。