今日はキエーヴォ戦ですね。
時間は深夜1時だったかと思います。
公式サイトのイタリア版でこの試合に向けた招集メンバーが発表されていたので、お知らせしたいと思います。
%color(red){GK アビアーティ アメリア
DF ルカ ボネーラ ネスタ チアゴ・シルバ ザンブロ アバテ
MF ボアテング マシュー ガッツ ピル様 セーさん シュトラッサー
FW イブラ ピッポ パト ロビーニョ ロニー
出場不可 ヤンクロ モンテロンゴ マッシモ主将
未招集 ODDO パパスタソプロス オニエウ ジェペス オドゥアマディ}
という感じですね。
3日後にCLのレアル戦(サンチャゴ・ベルナベウ)が控えているため、スタメンを予想するのは難しいです。
個人的な予想ですが、ロニーを外して、セーさんをトップ下にした4-3-1-2にする可能性が高いですかね。
マックス監督は、怪我と報じられていたイブラとアビアーティが起用できる状態にあることを明言しています。
ただ実際に起用するかはわからないですね。
本人はGazzettaに対して・・・
%color(blue){「僕は良い状態だよ。他のトレーニングを受けることが有益だと判断したから、代表戦の間のトレーニングセッションを休んだのは確かだけど、休養が必要だっただけだ。」
「僕は、キエーヴォ戦に出場できる。何の問題もない。普通にプレーができるなら常に僕は試合に出るよ。」}
とコメントしています。
Gazzettaのスタメン予想はまだ出ていなかったようなので、試合まで楽しみに待ってみようと思います。
では、いくつかニュースです。
【Football Itaria】 ロニーが自身の去就に言及
%color(blue){「もし僕のことを走らない選手だという人がいても、怒ることはない。僕は守備の局面でプレーに参加しないかもしれないけど、他の選手のアシストをしている。」
「止まった状態からプレーを始めると、相手は焦ってくるんだ。」
「いつバルセロナ時代のレベルに戻るのか?僕はもうその状態にあるよ。」
「ミラン以外のクラブのことは、全く考えていない。金には替えられない幸運を手にしているからね。僕は、僕自身が幸せであるかどうかを第一に考えるんだ。心配する理由は全くない。オーナーは、僕が望む限りミランに留まることができると話してくれた。だから僕は、落ち着いていられるんだよ。」}
と、守備に参加しないことを自白していますね(笑)
アレグリは全員に攻守に参加することを求めているため、このようなロニーの姿勢は間違いなくマイナスに働くと思います。
ですが、もちろんロニーの攻撃面での貢献度は高いですし、本人がいっているように殿からの寵愛を受けてますから、出場しないっていうことはないと思います。
このままだと間違いなく、4-3-1-2を採用する場合には、アレグリはロニーではなくセーさんを起用することになるでしょうね。
ベッカムから誘われているとの噂もあるLAギャラクシー行きの検討も然るべきかもしれないですね。
アメリカはエンターテイメント性を重視するのでロニーに合いそうな気もしますし。
【Sportなど】 ミランがパストーレ獲得を検討?
ミランのアリエド・ブライダ強化部長がパレルモに所属するアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレの獲得を検討していると報じられています。
昨季にパレルモに加入し、ブレイク。今季も活躍している21歳のパストーレにはバルサ、レアルというスペインの二強をはじめ、インテル、チェルシーなどビッグクラブが軒並み興味を示しています。
先日はアルゼンチン代表として来日し、「アルゼンチンのカカ」ともいわれています。
本人はメッシとのプレーを希望してバルサ行きを熱望しているとの報道もあるようです。
ただ、パレルモのザンパリーニ会長は吹っかけ屋ですから、6000万ユーロ~7000万ユーロの移籍金が必要といっていますね。
さすがにそれはないと思いますが、少なくとも2000万ユーロ以上が必要になります。
ザンパリーニ会長とミランの関係は良くないようですし、ミランが獲得できる可能性は低いかもしれないですね。
【Gazzetta】 ガッリアーニ「パトは売却不可能。カカの獲得は難しい。」
%color(blue){「昨夏にバルセロナはパトとイブラヒモビッチのトレードを望んでいた。だが、パトは絶対に売却できない。マンチェスター・シティからのオファーもなかった。何度でも繰り返す。パトは売却不可能だ。」
「カカーの復帰は難しいよ。ただ、レアル・マドリードとの試合の4日前にこういうことを話すのは良くないと思う。彼はスペインの税制のおかげで、より素晴らしい契約を結んでいるんだ。」}
やはり年俸が大きな課題でしょうね。
前にも言ったように、レアルが年俸の多くを負担した上でのローン移籍かロニーの放出のどちらかを満たさなければ獲得は実現しないでしょう。
ガッリアーニはこのコメントに続いて、昨夏の補強について言及した。
%color(blue){「このチームに対するベルルスコーニ会長の愛情と情熱がきっかけだった。彼らは投資だよ。シーズンチケットやスポンサーからお金は取り戻せる。イブラヒモビッチの獲得は、UEFAの経営フェアプレー方針に沿ったものだ。彼らの獲得でミランの収入は増したんだよ。世界クラスのスポンサーとの契約という点では、ミランはイタリアでナンバーワンだ。」}
そうですね。レアルのペレス会長と同じ論理でしょう。
エミレーツ航空との大型契約、イブラとロビ獲得後のシーズンチケット売上急増やユニフォームの販売を考えると、収入は増しています。
ボッリやフンなどの放出、ジダなど高額年俸のベテランの退団なども考慮すると、全体としての経営収支はそれほど悪くはなってないでしょう。
ガッリアーニはインテルが新スタジアムを建設、ミランがサンシーロを買収して改修するという案が有力視されるスタジアム問題について、とにかくサンシーロをCLの決勝を開催できるクラスのスタジアムにできるように、市やインテルと共同行動をとることにも言及。
セリエAのクラブ収益構造として、プレミアやスペインのクラブと違ってスタジアムが自前でない点は間違いなくマイナスです。
この点についても迅速な改善を求めていきたいですね。
【Footballpress.netなど】 ミランがシッソコやグロッソ獲得に関心
ミランが以前獲得寸前までいったフランス代表DFアリ・シッソコの獲得に再び興味を持っているようです。
ミランは当時ポルトに所属していたアリ・シッソコを1500万ユーロで獲得することでクラブ側と合意しましたが、『歯に問題がある』として獲得を中止。その後シッソコはほぼ同額の移籍金でリヨンに移籍していました。
先日フランス代表入りも果たし、今やマンチェスター・シティやユベントスも獲得を狙う存在に成長したシッソコは、ミラン移籍時に歯に問題はなかったと主張しており、ミランに不満はないのかが心配なところですが、代理人のフェラーリ氏は・・・
%color(blue){「シソコは恨みに思ってなどいないよ。とにかく、今はミランとは何もない。1月に1500万ユーロのオファーが届くとも思えないね。ただ、夏のマーケットについては見てみよう。ただし、シソコがリヨンを離れたいと言ったことはない。それははっきりさせておかなければね。」}
左サイドバックはルカ・アントニーニが成長してスタメンに定着したとはいえ、層が薄いポジションです。
補強が必要なことは間違いないですね。それがシッソコであれば申し分ないと思います。
ただ、twitterでも書きましたが、これで2000万ユーロといった金額を支払って獲得するのであれば、個人的には愚の骨頂ともいえると思いますね。
ただあまりに金額が大きいので現実的なラインも噂に挙がっており、アレグリの希望に沿う形で、ミランがユベントスに所属する元イタリア代表DFファビオ・グロッソの獲得に興味を持っているようです。
条件としてはボネラやオッドとのトレードが有力なようですが、CBの控えになっているボネラの獲得は非現実的。
オッドをユベントスが欲しがるとは思えませんし、どちらかというと先日ユベントスが興味を持っていると報じられたジェペスの方がかのうせいはあるかもしれませんね。
あとは、小さな記事ですが、アヤックスのオランダ代表DFエマヌエルソンの名前も挙がっていました。
1月ないし来夏に何らかの動きがあることは間違いないでしょうね。
【Gazzetta】 ロビーニョ「ミランは優勝できる」
%color(blue){「僕はここに来たとき、スクデット獲得やCL優勝を誓った。当然さ。僕がミランを選んだのは、できるだけ高くに登りつめるためだったからね。でも、ライバルを見て、リーグ優勝できることを確信した。僕らは強い。すべてのポジションにおいてね。ピルロは魔術師さ。彼からのボールは足にピタっと収まる。チアゴ・シウバとネスタは世界クラスのDFたちだ。僕はこのまま前進できるよ。」
「CLで古巣のレアル相手にゴールを決めたい。でも、ミランが勝つのを見られるなら、自分のゴールがなくても構わない。マドリーとの試合は大きな飛躍と自信につながるはずだ。とにかく、たくさんのゴールは求めないでくれよ。僕は重要なゴールを決め、たくさんのアシストをしたいんだ。」
「ズラタンは本当に特別な足技を持っている。練習ではブラジル人みたいなテクニックを見せているよ。彼は得点王にもなれる。でも、相手に対するドリブルであれば、僕は彼よりも強い。信じないなら、練習でやってみせるさ。」
「パトはすごく気合が入っている。それは代表での親善試合でも見せているよね。1試合に2ゴールずつ決めてもおかしくなかった。とにかく、ミランにはゴールに関する問題はないと思う。」}
現在、ロビーニョが、フィジカルコンディションはともかく、精神面では非常の落ち着いていることを感じさせるコメントですね。
彼の技術はチームにとって大きな武器となります。
本人が強い自信を持っていることがうかがわれる、「相手に対するドリブル」からチャンスを演出して欲しいものです。
ロビーニョはさらに・・・
%color(blue){「サントスと同じように、ミランには陽気さと、スペクタクルなサッカーをしたいという意欲がある。ミランでは、ブラジル人選手がノスタルジーに苦しむことはまったくないよ。」
「ロナウジーニョがアメリカでプレーするという記事を書くのはやめるべきだ。ジーニョは僕と一緒に、僕らと一緒に残る。必要なら、ドレッシングルームで彼にくっついて離れない準備だってある。彼は単なるチャンピオンというだけじゃない。リーダーなんだ。僕にとっては真の友人でもある。彼は信頼できる人なんだ。決して裏切ることがないよ。」
「アッレグリは僕がミランやイタリアサッカーを理解するのを助けてくれている。4人のFWを同時に使うのが簡単じゃないのは当然だ。バランスの問題さ。でも、監督は常に僕ら全員がスタメンだと、重要なんだと感じさせてくれる。1試合、ベンチに置かれたって、抗議しないと保証するよ」}
これらのコメントからはより直接的にロビーニョの落ち着きが感じられます。
ブラジル人が多いのは確かですが、ミランのアイデンティティがやはりブラジル人に近いのですかね。
精神的に満たされているロビーニョには大きなことをやってくれそうな期待が持てますね。
今日のニュースはこれくらいで。
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では、失礼します。