ここのところ、次女は毎日、塾に行っています。
昨日も塾で模試を受けてきました。
中学で模試など私の頃にはなかった気がします。
今時の中学生はいろいろと大変です。
模試とは別に、志望校の過去問もしています。
なかなか難しいようです。
最初のうちは進歩が実感できたようですが、最近はやや伸び悩み気味で、できるようにならないと悲しんでいます。
ここで元気づけるのは親の務め。
昔、将棋の故米長邦夫九段が書いた本にあった話を紹介します。
米長九段によると、将棋の上達は、のこぎりの刃のように、急激に上達してはそこで成長が止まり、またある期間すぎると急激に成長するというパタンを繰り返すと述べていました。
勉強も同じようなものだと。
このような成長はプラトー現象と呼ばれるものです。
プラトー現象とは、学習の際に順調にその学習が身につかずに一時的に停滞する現象です。
これは、どんな人にもどんなことをやっていても起こる現象です。
ところが、この停滞期間に入ってしまうと、多くに人は、自分は才能がないとか、つまらないとか言ってその学習をやめてしまいます。
しかし、実際はその人が才能がないというわけではなく、自らが限界を作っているのに過ぎないのです。
要は、プラトー期間に入っても焦らずくじけず淡々とできることを継続すること。
これにより、いずれは停滞を抜け出し、爆発的に伸びることでしょう。