我が家のドライヤーが壊れました。

 あと、電話機も調子が悪いです。

 どちらも、生活必需品といってもいいでしょう。

 元々なかった時には別段不便と意識しなかったでしょうが、一旦使い始め、そしてそれが使えなくなると、極めて不便を感じます。

 壊れたその日に、買い替えに行きました。



 現在の家庭には、様々な家電製品があふれかえっています。

 何れも、非常に便利で、なくてはならないものばかりと思います。

 が、惜しむらくはいずれ壊れます。

 例えば10年で壊れるとすれば、10台の家電製品があれば毎年何かしら壊れる勘定になります。

 実際は、その何倍もあるでしょうから一年に何度も不便さを味わうことになります。

 つまり、たくさんのモノに溢れれば溢れるほど、頻繁に不便さを強く意識しなければならないことになります。

 現代の物質文明の皮肉を感じます。