先日、テレビで元プロ野球のピッチャーの方が出ていました。
シーズン中の調整の話でした。
その人によると、登板した次の日は思いっきり体を動かすのだそうです。
水泳したり、ウェイトトレーニングしたり。
そしてその次の日には、ゆっくり休む。
これにより、体調の回復も早くなるそうです。
昔は、登板した次の日はお休みだったそうですが、最近の運動理論では激しい運動をしてから休むほうが回復も早いとのこと。
なるほど。
これは体だけでなく、頭脳労働でも同じです。
一日、頭を働かせて働いた次の日は、家でついついぼーっとしてしまいがち。
しかし、それよりも別の刺激を脳みそに与えた方が回復は早くなります。
例えば趣味に没頭するとか、買い物で気晴らしするとか。
一旦、別のことで頭を使ってから休ませることにより、リフレッシュされるのです。
さらに、これは感情の処理にも使えます。
例えば、何かで腹がたってしょうがないというとき。
前回、怒りをバネに、という話を書きましたが必要ない時までわざわざ怒りたくはないですね。
こうした時に心を平静に保とうとしても、聖人君子でもない我々には、なかなかできるものではありません。
怒りのような強い感情に対抗するには、別の強い刺激が必要です。
激しい運動をしたり、大声でわめいてみたり。
あるいは信頼の置ける誰かに愚痴を言ってみるのも手です。
ちなみに、私も腹が立った時に、妻に愚痴を言うことがあります。
そんな時には、妻に
「それはあんたが悪い、そういう時は・・・」
と延々と説教されることも。
逆にストレスを溜め込んだり(泣)
もしも聞いてあげる立場になったら、逆襲しないようにしましょうね。
相手に同調する必要はありませんが、相手の感情を理解してあげてほしいです。
ともあれ、心も体も脳みそも、いずれの場合でも疲れている時には、一旦別の刺激を与えてから休ませるようにしましょう。
何かの際にはお試しいただければ。