私はいつも、朝4時~5時頃起床します。

 早起きは3文の得といいますが、実際に早起きすると色んなことができて便利です。

 一番メリットを感じるのは4~5月くらい。

 日の出も十分早いので、畑仕事でも何でもできます。

 今の時期は、さすがに起きても寒いし真っ暗なのでちょっとつらいです。

 それでも、デスクワークとか本を読むとか、できることはいくらでもあります。

 それに、外が暗い分、物事に集中して取り組めます。

 私にとって、早起きはいいことづくめです。


 ですが、早起きしたくでもなかなかできない、という人は多いですね。

 これは、習慣化できるかどうかにかかっています。

 オグ・マンディーノという小説家が、彼の代表作の中で書いています。

「人間は習慣の奴隷である。何人もこの命令者には抵抗し得ない。」



 朝、歯磨きしたり、顔を洗ったりするように、一旦習慣化されてしまえば、それが当然のこととなってやらないと気持ち悪く感じます。

 それは良い習慣でも悪い習慣でも同じで、変えようとしても変えられません。

 禁酒、禁煙、夜更かし、ダイエット・・・誰でも途中でくじけた苦い思い出があることでしょう。

 では、どうやれば悪い習慣を直して良い習慣を作れるでしょうか?

 悪い習慣は無理にやめようとせず、新しい習慣を作ることにより、これまでの習慣を追い出すことです。

 それでは、具体的に新しい習慣をつくる方法は?というと、一つは、潜在意識に刷り込みをすることです。

 例えば、新たに習慣化したい内容を紙に書いて、目立つように張っておきます。

 いやでも見えるようしておくことにより、脳みそにその内容を叩き込みます

 できれば見るだけでなく、口に出してみてもさらに良いでしょう。

 もう一つは、いきなりハードルを上げずに小さな一歩から始めることです。

 例えば早起きであれば、目覚まし時計がなってすぐ起きようとしても難しいです。

 まず、布団を少しだけ剥がします。

 そうすると、寒くなってきます。

 うつらうつらしながら、このままの状態で寝ていると風邪を引くな、と思っているうちに段々目が覚めてきます。

 布団を剥がすのも嫌であれば、手や足の先だけ布団から出す、というような手もあります。


 あとは夜早く寝ます。

 すると、自然に朝は早く目が覚める。

 夜早く寝るのをゴールにして、食事や風呂、歯磨きの時間などを頭の中でスケジューリングします。



 習慣が定着するには、3週間から3ヶ月くらいかかると言われています。

 一歩一歩、着実にこなしていって、よい習慣を作っていきましょう。