先日、久々に火事で出動しました。

 密集した住宅街の中での火事発生です。

 我が消防団はどこよりも早く到着して、早速放水
・・・のつもりでしたが、水利が今イチ。

 用水路に給水管を突っ込んで水を吸い上げようとしたのですが、泥が積み上がっていて水深が浅く、なかなか吸い上げられません。

 しばらくして、底の泥を吸い込みながらようやく放水できました。

 が。

 放水し始めた時に、たまたま放水管の真ん前にいたのが私。

 おかげで、泥水を頭からかぶってしまいました。



 ちなみに、密集した住宅地といっても、もともとはのどかな田園地帯でした。

 それが10年くらいかけて開発により住宅地に。

 田んぼの時は、用水路は毎年川さらいして泥をとっていましたが、住宅地に変わって行くに従い水路は放置され、泥は堆積していったそうです。

 よく、農業の多面的機能といって、水害防止効果や環境浄化効果が指摘されていますが、それ以外にこういった細かいところでも役に立っているのですね。

P.S.

 火事そのものは10分もしないうちに消えました。

 出火したのは、空き家の横の納屋。

 何年も誰も住んでいないし、電気も止めているのに。

 プロの消防士さんとおまわりさんが火元を調べていましたが、中々原因がわからないようでした。

 さて、一体どうしたことだったのでしょう?