これは、脳に今までにない新しい刺激を入れて、脳の活動を活発にさせるという手法です。

 例えば、逆立ちして英単語を覚えるとか如何でしょう?

 鼻血が出そうな気もしますが。



 他には、できた時に自分に報酬を与えること。

 これは、上述の淡蒼球の働きに即した対策ですね。

 勉強を一時間やれば、そのあとお菓子を食べてもいい、とか。

 こういうのではなく、何かを完遂したという達成感も大きな報酬と呼べるかもしれません。

 勉強をしっかりしてテストに臨み、結果としていい点が取れたら気持ちがいいですね。

 テストだと難しすぎて、いい点を取れない可能性もありますから、もっと低いハードルを設定して達成感を得やすくすることも考えられます。



 後は、強く念じること。

「私は英語ぺらぺらだ、ぺらぺらだ、ぺらぺらだ・・・」
と強く念じてそうなりきっていたら、脳みそが
「自分は英語ぺらぺら」
とだまされて、勉強が頭によく入るかもしれません。

 アファーメーションというのがこれに当たりますね。



 以上、対策を4つあげました。

 このように方法は色々ありますので、今回紹介したどれか一つでも試してみればいいかもしれませんね。

 とは書いたものの、実際に自分のやる気を自在に操るのは大変です。

「今まで色んなことをしたけど効果なかった、こんな方法でうまくいくのだろうか・・・」
と疑問に思うかもしれません。

 そういう人のために、最後に一つ提案をします。

 過度に期待しすぎない、気楽さも必要だそうです。

 ダメもとくらいの気持ちでやってみる方がむしろうまくいくかもしれません。