以前、NHKのラジオを聞いていたところ、何やら怪しげな話が流れてきました。

 大学の先生がゲストで、出版した本の紹介で出演していたようでした。

 その本の内容というのが・・・

 納豆菌は実はエイリアンで、地球を征服するために侵入してきた??

 大真面目でそんな話をしていたので、びっくりしてしまいました。

 天下の公共放送で、こんな話が聞けるとは!

 ちなみに、その時に紹介された本は、これのようです。
 → クマムシ博士の「最強生物」学講座


 そういうわけで、今回は納豆について述べていきたいと思います。

 まず納豆とは、その名の通り豆を納めた食品です。

 もう少し具体的に言うと、柔らかくなるまで煮たダイズを藁の中に納めます。

 そうすると、藁にいる枯草菌の一種の納豆菌により、大豆が発酵して、納豆となります。

 以前はそういうふうにして作っていましたが、雑菌の繁殖による失敗作などもあったため、現在では培養した納豆菌を接種して発酵させます。

 発酵により、旨味成分であるグルタミン酸が35%も生成され、これが美味しさのもととなります。

(続く)