実はこの用水路は、知る人ぞ知るフナ釣りスポットです。
もう少し暖かくなると、朝早く畑に行ったら誰かしらその空き地で釣りをしているのをよく見かけました。
多分、今年はほとんど釣れなくなることでしょう。
ついでに言えば、おなじ用水路のもう少し上流側に、本で掲載された場所があります。
美しい景観地の探訪とかいうものでした。
その本では、田舎ののどかな水郷地として賞賛しつつ、「いずれ開発が進んで、この美しい風景も見られなくなるだろう」
と結ばれていました。
実際、その本が出て2~3年後にその通りになりました。
よく、地域おこし、町おこしで地元の有効資源を活用、というような話がありますが、当地ではその貴重な資源を手放してしまった観があります。
身の回りにあると当たり前の風物も、改めて検証してみることが重要かと思いました。