インフルエンザがはやってきていますね。
子どもの通う小学校でも、休む人がかなり増えてきました。
インフルエンザといえば、決まって「手洗い、うがいをしましょう」と言われます。
これを聞くと、いつも引っかかります。
手洗い、うがいはインフルエンザウィルスを付着させないためにするものです。
どの程度効果があるかはともかくとして、とりあえずこれにより、ウィルスだけでなく、手や喉に住む菌も除去されます。
これは、例えて言えば圃場に殺虫剤、殺菌剤を撒いたり、土壌消毒したりするのと同じようなものでしょう。
土壌消毒により、圃場にいる病害菌以外の多数の生物も一緒に死んでしまいます。
土壌消毒により、圃場にいる病害菌以外の多数の生物も一緒に死んでしまいます。
すると、どうなるか?
競合相手がいないために、新たに入ってきた生き物やかろうじて生き残った少数の生き物が爆発的に繁殖します。
その生き物が病害虫であれば、その圃場では病害が多発する、ということになります。
近代農業の弊害として、最近とみに指摘されている問題ですね。
インフルエンザでも、同じように手洗いうがいにより、インフルエンザにかかりやすくなる、ということはないのでしょうか?
手や喉には常在菌がいっぱいいます。
これらが、折角侵入者を防ぐ働きをしているのに、わざわざ彼らを排除して侵入者を助けている、ということはないのか?
大変気になります。
一度、お医者さんに聞いたことがあります。
だいぶ昔なのでうろ覚えですが、だいたいこんな内容です。
私「インフルエンザを防ぐために、手洗いやうがいをするくらいなら、ぬかみそでもかき混ぜて、手や喉に乳酸菌を一杯くっつけた方がいいんではないでしょうか?」
お医者さん「効果ありません」
私「それはどうして?乳酸菌とウィルスはサイズが違うから共生できるのですか?」
お医者さん「う~ん、もしかしたら効果あるかもしれませんね」
どっちなんだ??
というわけで、多分あんまり調べられていないのではないか、と解釈しました。
ちなみに、私はぬかみそを5年くらいかき混ぜていますが、その前後で風邪やインフルエンザにかかる頻度は小さくなっています。
ぬかみそ以外の生活習慣もいろいろと変わっているので、これが原因、と断定はできませんが。
ネットで検索したら、ぬか漬けは食べるのがメインで、かき混ぜることによる効果はあまり謳われていないようです。
もしかして「ぬかみそ健康法」などと言って宣伝したら流行るでしょうか?
ぬかみそでなくてもヨーグルトでも納豆でも、発酵食品なら何でもいい気がしますが