年末年始は、昨年一年を振り返るとともに新たな一年の計画を立てていることと思います。

 私も、去年一年を振り返っているところですが、思い起こせば色々と失敗をしたものです。

 たくさんありすぎるのですが、夏頃にあった失敗も印象深いです。



 私は地方(岡山)に住んでいるのですが、その頃、東京で開かれるあるセミナーに申し込みしました。

 その会場は、両国国技館の近く。

 その頃は大相撲の場所中ではありませんでしたが、展示物を見るだけでも面白いに違いない。

 これは、セミナーの空き時間を利用して、ぜひ見物しよう!と思い立ちました。

で、当日行ってみると、大勢の人が国技館の外まであふれていました。

 さすがは国技館、私のようなお上りさんがいっぱいいる!

 と感動して、写真を取りながら中に入りました。

 中に入ると、そこでも大勢の人。

 しかも、土俵のあたりで何かの販売もしています。

 さすがは国技館。すごい賑わいです。

 感動して、やはり写真をパチパチとっていました。

 そうしていると、屈強な係員らしき人から声をかけられた。

「もしもし?あなた、ここで何しているの?」

「写真を撮ってる。」

「何で?」

「観光で。」

「今日は貸し切りで、部外者は立ち入禁止だよ」

「えっ??」

「何とってたの?写真見せて(怒)」

「・・・」(汗)

というわけで、デジカメの写真を一つ一つチェックされました。(幸い、大したものはとってなかったので消されずに済みました)

 そしてその後、その屈強そうな係員に片腕をとられて玄関まで連れて行かれ、正面の立て看板を見せられました。

 そこには、確かに「本日、部外者立ち入り禁止」の表示が・・・(汗)

「見えなかった?(怒)」と詰問。

「見えなかった(泣)」と回答。(写真をとりながら入っていたので気付きませんでした)

 で、「もう、入らないでね」と凄まれてすごすごと退散。



 で、その後のセミナーですが・・・

 凄まれた係員の怒りの顔が焼き付いて、何を聞いたかあまり覚えていない・・・

 わざわざ遠距離まで時間とお金をかけて、何をしているのでしょう(泣)

 まあ、この体験も、一回分のメルマガのネタになったので以て瞑すべしとしましょう。

 以上、自分の下らない失敗をネタにしましたが要は失敗を恐れないでどんどん行動しましょう、ということで。

 数々の大発明をしたエジソンも

「人生で失敗した人たちの多くは、あきらめたときに成功までどれ程近づいていたかを悟っていなかったのだ。」

と言っています。

 新しいチャレンジに、失敗はつきものです。

 そして失敗すると、「自分は何てダメなんだ!」などと、いたずらに自分を卑下したり、陰にこもったりしてしまいがちです。

 しかし、どんな偉大な人でも何度も失敗を積み重ねています。

 でもそれにめげず、失敗を糧にして、さらにチャレンジをすることで成果を勝ち得ているのです。

 失敗したら、「これで経験値が1ポイントアップした」くらいの気持ちでめげずに頑張りましょう。