09年の対日株式投資、2年ぶり買い越し  財務省が12日発表した2009年の対内対外証券投資(指定報告機関ベース)によると、外国人投資家による日本株投 資は283億円の買い越し(資金の流入超)になった。7兆3786億円の売り越しだった08年から一転し、2年ぶりに買 いが売りを上回った。ただ約4兆円だった07年の買越額と比べると、小幅にとどまった。  09年の日本株への投資状況をみると、1~3月はメガバンク金融危機 の影響で外国人投資家が売却する動きが優勢だった。4月以降は景気底入れ観測から見直し機運が高まり、買い越し に転じた。ただ積極的な買いは入らず、買越額は年間を通じて小幅にとどまった。海外からの中長期債は6兆9900億 円の売り越し(資金の流出超)だった。  一方、日本から海外への証券投資では、株式投資が3兆4859億円の買い越し。中長期債は12兆1656億円の買い越し だった。銀行などが外債を買う動きが優勢だった。短期債も含む全体の資金流出入は26兆5023億円の流出超だった。