ブログリレーの最後は、、、
こんにちは、スタッフのみゆきちです^^
私は去年のイベントに参加して、今年からスタッフをしています。
私の大好きな作家さんで児童養護施設を舞台にした小説があります。文庫本化されていないのですが、今年、縁があって関西・子ども・夢チャリティーのスタッフをやることになったので、奮発して買ってしまいました。
「親と一緒にいることのほうが不幸で、施設にこられたことで毎日学校に行き、勉強することができ暴力に怯える必要がない生活を送れているので私は幸せです。」と作中の少女が話していたことがすごく印象に残っています。
私の中では親と一緒に過ごせないのは、幸せでないことの一つと漠然と思っていたので、人それぞれ幸せの基準は違うことに気づかされました。
それよりも少しやんちゃな子どもがいたら「これだから施設の子どもは」と言われるほうが不幸なことだと思いました。
両親がいる家庭でもやんちゃな子はおり、個性として受け入れられるというのに。生まれるところを子どもは選ぶことはできないのに、選びようがないバックグラウンドで偏見をもたれることのほうが不幸だと本を通して思いました。
イベントでは施設にいるかわいそうな子たち、として接するのではなく、親戚の子どもたちと同じように接し、一日楽しかったと思って帰ってもらえるよう私たち大人サンタも全力で遊びましょう!
今回私が読んだのは、
「明日の子供たち」有川浩著 です。
施設を知る一つのてがかりにしていただければと思います。
みゆきち