こんにちは。
ぱっしょんこと河村崇史と申します。
僕は広報とマネジメントを担当しています。
僕は今年からスタッフに参加させてもらいましたが、
それまでは、
何回か大人サンタとしてチャリティーイベントに参加していました。
どの年も心に残り続ける思い出があります。
イベント自体はユニバーサルスタジオジャパン(USJ)で
子どもたちと一緒に遊ぶというものですが、
毎年接する子どもたちが違います。
そうすると違った思い出が残るんですよね。
人と人の出会いってとても貴重なものなんだな、と思います。
たった1日の事だけど、
子どもたちと確かな絆を作り上げる事ができるんです。
だから、僕は何度でも参加したいと思いましたし、
このイベントが続いて欲しいと思い、
今年からスタッフをさせてもらっています。
その中でも最も心に残っているのは去年でしょうか。
去年は4歳と3歳の二人の男の子と一緒のグループでした。
通常はお互い初めて会うし、
最初は子どもたちとぎこちなく過ごすものなのですが、
2人は全く違っていて、
特に4歳の子はとても元気な子で全く人見知りをしない子でした。
最初から僕ら大人サンタたちと手をつなぎながら
「あれ見たい、こっち行きたい。」と、
園内をあっちこっち動き回っていました。
特にジョーズを楽しみにしていたらしく
「ジョーズに行きたい、行きたい。」とずっと言っていました。
いくつか回って、
いよいよ楽しみにしていたジョーズに行ったのですが、
あいにく40分待ち。
それでも乗りたいというので待っていました。
子どもたちも最初は嬉々として並んでいたのですが、
途中で4歳の子の態度が全く逆になってしまいました。
待っている間もモニターから映像が流れ、
何かとんでもない事が起きている、危険だ、
という気分にさせられるのですが、
4歳の子はそれですっかり怖くなってしまったのか
楽しみにしていたジョーズなのに
「怖い、怖い、乗りたくない。」と言い出しました。
一方で3歳の子は平然として楽しみにしているし、
4歳の子ももともと楽しみにしていたのだから乗った方が良いかな、と思って
「一緒にいるから大丈夫だよ。何かあっても守ってあげるからね。」といって
4歳の子をだっこしてあげました。
その子はそれで少し安心したのか「乗る。」と答え、
その子を抱っこし、
アトラクションに乗っている間はずっと手を握ってあげていました。
それで、その子も安心できたのか、
アトラクションで泣きそうになりながらも
なんとか無事に乗り終えました。
これで元に戻ってまた元気に走り回るのかな、
と思っていたのですが、
予想もしていなかった展開になりました。
4歳の子はそれからずっと「抱っこして。」と言い続け、
ずっと抱っこすることになりました。
4歳の子を抱っこしていると3歳の子も「自分も抱っこして。」となり、
結局、
その後2人をずっと抱っこしながら歩き回りました。
正直、
少し不思議でした。
なんでずっと抱っこなんだろう、って。
それに児童養護施設の職員の方が答えてくれました。
児童養護施設では職員の数が限られており、
子ども15人程度に1人の職員しかつけないそうです。
だからどうしても
1人の子どもに1対1で接してあげられる時間が限られていて
長時間抱っこしてあげる事がなかなか出来ないそうです。
だから、
2人の子どもたちにとって長時間抱っこしてもらう、
というのは特別な時間だったようです。
自分は抱っこが特別なものだって知りませんでした。
そしてその事を知ったとき少し悲しくなりました。
こんな小さい子なのに寂しさを感じながら、
でも我慢しながら生きているんだな、と。
もっと、愛情に包まれて過ごして欲しいのに、と。
もちろん子どもたちが
そんな寂しさを抱えずに生きていける社会になって欲しいけど、
今の現実として、
寂しさを抱えた子がいます。
せめて、
その寂しさを少しでも埋めてあげたい、
と思いました。
2人の子どもを抱っこし続けるのは簡単ではなかったのですが、
抱っこし続けてあげたい一心でした。
年齢はとても離れているけど、
お互いが向き合ったからなのでしょうか。
すごくお互いに絆が生まれたような気がしました。
最後に2人の子どもたちは、
自分たちがもらったキャラクターシールを
自分のものにしないで僕にくれました。
僕もそれを大事に自分の手帳に貼りました。
ただ一緒に過ごしただけだけど、
子どもたちに何かしらを残してあげられたのかもしれません。
そうであったら良いなあ、と思います。
チャリティーイベントは子どもたちのためのイベントです。
ですが、
参加して毎年思ってきたのですが、
大人サンタとしての自分にも
貴重な経験と子どもたちとの絆を残してくれています。
人と人が出会う場です。
参加者のみなさんにも
何かしら心の中に残り続ける思い出ができる1日だと思っていますし、
そのような1日になるようにスタッフとして一生懸命準備したいと思っています。
子どもたちと大人サンタの皆様に
忘れられない1日になりますように。。。