阪神大震災から15年が経ちます。
先日成人式だった人たちはあのとき4歳の子どもでした。
4歳で被災して家族を亡くした子どももいました。
震災を原体験として育った子どもたちが成人する15周年です。
被災した日から避難所で暮らし
新聞を回し読みする度に死者の数が増えていった驚きは忘れられません。
あのときから、人々は災害が起きると助け合うようになり
日本でも、遠くからも救援に駆けつけることが珍しくなくなりました。
震災が私たちに教えてくれたことははかりしれないと思います。
頑張って働いて築き上げたものも一瞬で崩れてしまう
恐ろしく理不尽な破壊に襲われることがある
私たちは誰も例外なく災害に見舞われるリスクを生きているのです。
もてるものすべてをいつ失うかわからない世界を生きている
そういうことを改めて思い
じゃあ、自分は生きて何を築くんだろう?と問いなおさずにはいられません。
やるといってたのにやってないことがあり
やってるけどあまりにも進んでないこともあり
多くのみなさんに迷惑をかけているので
少なくとも、大きなことはいえません。
少しずつやっていく以外にないけれど
それで何か自分がよくなるという感じじゃなくて
それよりも、自分とみんなとの関係がよくなることが大事なんじゃないかと
そういう気がしています。
またある日ある時突然に大地震に見舞われてすべてが壊れたとき
みんなが助け合って共に生きていく
たとえすべてを失っても決して滅びることがない
すべてが焼き尽くされても
その跡に必ず種が残り、必ず芽を出してよみがえる
生きることをあきらめるというオプションなどない
そういう人間社会を実現するように自分を生きよう
自分をあきらめずに生きることが、災害にも負けない人間社会の実現につながる
今日この阪神大震災15周年で私がいちばん考えさせられていることです。
つい先日12日にはハイチで大地震がありました。
マグニチュード7.0は阪神大震災のM6.9とほぼ同じです。
震源の深さは約10㎞。阪神大震災は16㎞でした。
主に地盤が左右に揺れる横ずれ断層も共通点ですが、
死者は20万人にもなるのではないかといわれています。
首都ポルトープランス直下で発生した上に
建築基準などの法整備が不備で倒壊家屋が非常に多く
固定電話も携帯電話もほぼ全滅で
治安が悪くて救援物資も略奪にあっているそうです。
被災した子どもたちは余震の度に怯えています。
阪神大震災で多くの国々からご支援しただいてから
国家間で助け合う取組みに、日本も積極的になりました。
昨日、日本の国際緊急援助隊医療チームも飛び立ちました。
1人でも多くの命を救い出せますように
二次災害に遭いませんように
お祈りしましょう。
阪神大震災から学んだ多くのことがその後に生かされていますが
災害で家を失い、仕事を失ったために
家族の崩壊や孤独死といったリスクに苛まれている人が今でもいます
災害という非常事態、非日常でだけ通じ合う非日常的な助け合いではなく
私たちが昼も夜もいつも自然に行う助け合いになりますように