今日は膀胱炎
女性に多い病気
トイレに行くのが怖くてつい我慢してしまう・・・
多くの男性にはちょっとわからない部分があったりする
■原因
膀胱には尿を溜める・排尿するという働きがあり
これがスムーズにいかなくなる病気
たいていの場合、細菌によって膀胱が炎症を起こすことが原因
膀胱内には普段から少量の細菌がいるけど身体の抵抗力があるので問題がない
ところが体調が悪かったり、疲労やストレスがたまって抵抗力が低下すると
膀胱内で細菌が増殖し、炎症を起こして膀胱炎となる
膀胱炎を起こす細菌は様々なものががる
8割は大腸菌による
■症状
進行度①
トイレに行く回数が増える
排尿後もあまりすっきりしない
進行度②
排尿が終わる頃にツーンとした染みるような違和感や不快感
なんとなく痛みも感じる
トイレ以外では違和感を覚えることがない
この段階で早めに病院に行くこと
進行度③
いくら排尿しても残尿感が残りスッキリしない
痛みもハッキリと感じる
すぐに病院に行くべし
進行度④
痛みも残尿感もひどくなる
尿の色が濁る
血が混じることもある
病院に行かなければならない
排尿というのは、いらなくなった廃絶物を身体の外に出すということ
尿を出すことによって尿道や膀胱に潜んでいる細菌を洗い流すことにもなる
したがってトイレに行くのを我慢することが度重なると
膀胱内で細菌が増えてしまい、膀胱炎になりやすくなる
普段から水分を十分に摂り、尿意を感じたらなるべく早めにトイレに行くこと
軽度の膀胱炎なら
たくさん水分を摂り、頑張って頻繁に排尿することで
自然治癒してしまうことがある
膀胱炎の種類
▼急性膀胱炎
▼慢性膀胱炎
▼無菌性膀胱炎
▼出血性膀胱炎
▼CIS性膀胱炎
▼急性膀胱炎
一般的に膀胱炎といえば急性膀胱炎を指す
女性が一生に一度はかかるといわれている
日に10回以上もトイレに行く頻尿になる
尿が白く濁ったり、血が混じる場合もある
微熱が出るけど高熱にはならない
もし高熱が出れば腎盂腎炎の疑いがある
約半数の患者が1年以内に再感染により再発
閉経後の膀胱炎の場合、大腸菌以外の原因である可能性が高い
ニューキノロン系の薬で治療
▼慢性膀胱炎
急性膀胱炎よりも症状が軽い
治療に時間がかかる
基礎疾患のある場合は慢性複雑性膀胱炎という
基礎疾患には前立腺肥大、尿路結石、膀胱結石、糖尿病などがある
▼無菌性膀胱炎
無菌性の慢性膀胱炎
残尿感、頻尿、尿の濁り、軽い痛みなど慢性膀胱炎の症状
原因になる細菌や基礎疾患が特定できない場合をいう
▼出血性膀胱炎
急性出血性膀胱炎とも呼ばれる
見てわかるほど尿に血が混じる
白く濁ることはない
アデノウィルスが原因となることが多い
排尿時に痛みを感じ、真っ赤な血尿が出る
今のところ治療薬はない
水分を多く摂って安静にしていれば数日で治癒する
子供がかかりやすいので、トイレに行く様子がおかしかったら早めに病院へ連れて行くこと
白血病の治療に使われる抗ガン剤が原因の場合
軽い血尿には止血剤を使用
重い場合は、尿の中で血液が塊になり、膀胱萎縮や尿閉を起こすことがある
抗ガン剤を服用しているときは、いつも以上に水分を多く摂り
頑張ってたくさん排尿するように心がけること
▼CIS性膀胱炎
CISとは、悪性の膀胱粘膜ガン
治療せずに放置していると膀胱を摘出しないといけなくなる
男性で膀胱炎の症状があれば早めに受診すること
■治療
泌尿器科(女性は婦人科でもOK)で診てもらう
問診の後、触診と尿検査
触診は膀胱部分を圧迫して痛みや尿意があるか診る
尿検査は中間尿を採る
出始めの尿には様々なものが混入しやすいので誤診される場合がある
まず試験紙で色の変化を確認する
糖やタンパク質、ケトン体、潜血反応がわかる
膀胱炎であればタンパクと潜血反応が出る
次に尿沈査
採取した尿を遠心分離器にかけて成分を分離
尿の中に浮遊していた成分が固まることで検査しやすくなる
尿細胞検査は、細菌を培養して原因になる細菌を特定するもの
増えた細菌のまわりに抗生物質をおくことで効き目のある薬がわかる
こうした検査で細菌が特定されると、膀胱炎と診断されて治療がはじまる
原因とされる細菌を狙って抗生物質や抗菌剤を投与
急性膀胱炎であれば1~2日で症状が軽くなり、1週間ほどで治る
薬は4~5日分処方され、必ず処方どおり飲みきること
症状がなくなったからといって服用を止めると再発の原因になることがある
慢性膀胱炎の場合は急性膀胱炎に比べて治りが遅い
原因になっている基礎疾患を同時に治療していく場合もある
その他の膀胱炎では
膀胱内に生理食塩水を注入して膀胱を伸ばしたり
直接膀胱内に薬を注入することもある
膀胱炎による痛みには
ボルタレンやロキソニンなど強めの鎮痛剤が処方される
治療しても症状が改善されない場合
造影剤を膀胱内に入れて排尿などの様子を観察し
膀胱や尿道に異常がないか調べることがある
◆男性の膀胱炎
男性は女性と違って尿道が長いため
尿道炎や前立腺炎になる可能性の方が高い
尿道炎→前立腺炎→膀胱炎と進む場合がある
前立腺肥大では尿道が膀胱に残るようになるため細菌が膀胱で繁殖しやすくなる
治療して膀胱内の細菌を退治しても前立腺に細菌が残っていることがある
男性の膀胱炎は、多くは無菌性膀胱炎
結核性膀胱炎や間質性膀胱炎の場合もある
治療しても症状が改善されない場合は、膀胱鏡で膀胱内部を検査する必要がある
基礎疾患が隠れていたり、急性前立腺炎の合併症の可能性がある
膀胱炎の症状が出たら、早めに泌尿器科を受診すること
◆子どもの膀胱炎
1歳未満の乳幼児の場合は女の子よりも男の子に多い
膀胱尿管逆流症や水腎症など先天性の異常があると細菌感染しやすい
1歳を過ぎると男の子よりも女の子の方に多くみられる
大人同様、女の子の尿道は短いため
子どもの膀胱炎は無症状のことが多い
多少頻尿になっても、おねしょと見分けがつきにくい
顔色が悪くなったり不機嫌になったり発熱、嘔吐、下痢などの症状を注意深く見てあげること
トイレに行く回数が増えていないか
排尿を嫌がっていないか
チェックしてあげること
小学生になると排尿痛、残尿感、頻尿など自覚するので
症状をよく聞いてあげること
子どもは風邪から出血性膀胱炎になることもある
子どもの場合も治療には抗生物質を使う
くれぐれも自己判断しないで必ずお医者さんに診てもらい
処方どおりにお薬を飲ませること
さもないと、病気が進行して手術が必要になる場合もある
◆妊娠中の膀胱炎
妊娠中は抵抗力が落ち、細菌にも弱くなる
お腹が大きくなって膀胱が圧迫されるので頻尿になるけど
膀胱内は空っぽになりにくいので細菌が増えやすい
妊娠後期になるとお腹の赤ちゃんが成長して子宮も大きくなる
膀胱を常に圧迫するので膀胱の容量が小さくなって残尿感が残るようになる
頻尿で尿量が少ないからといって
トイレに行くのを我慢してると膀胱炎になってりまうので
我慢しないでトイレに行くこと
排尿時に痛みを感じたり、尿が白く濁っている場合、膀胱炎の可能性がある
早めにかかりつけの産婦人科に相談すること
妊娠中の膀胱炎でも治療には抗生物質を使用する
一般的には膀胱炎でも自覚症状がなければ抗生物質の投与はしないけど
妊娠中は自覚症状がなくても膀胱炎だと診断されたら抗生物質で治療する
膀胱炎を引き起きしている細菌が腎臓にまで達してしまうと
腎盂腎炎を起こしてしまうおそれがあるため
●間質性膀胱炎
間質という上皮と筋肉の間の部分が慢性的に炎症を起こす膀胱炎
膀胱炎の症状があるにもかかわらず異常なしとされた場合疑いうる病気
泌尿器科の専門医に相談すること
現在のところ原因不明
機械的な刺激やアレルギー、免疫学的方面、環境、神経血管性などが考えられている
膀胱の筋肉が萎縮してしまうために膀胱が膨らまず
通常の半分以下の量しか尿を溜めることができない
急性膀胱炎とは逆に
できるだけ尿意を我慢して尿を溜め、膀胱の力を維持するように努める
●神経因性膀胱
病気やケガによって
脳や脊髄、末梢神経に異常があると脳からの指令がうまく伝わらず
膀胱が正しく機能しなくなる病気
脳出血・脳梗塞
発症後、数ヶ月は排尿できないので導尿する
間欠導尿、自己導尿、留置カテーテルが必要
膀胱が回復してくると筋肉が戻って痙攣を生じて頻尿や急性尿失禁になる
この頃から薬や治療法を変えることになる
脊髄損傷
数ヶ月から1年は自分で排尿できない状態
間欠導尿、自己導尿、留置カテーテルが必要
手足の機能が回復してくると、一歩遅れて膀胱や直腸も回復してくる
最終的に麻痺が残った場合、尿路管理が必要になる
末梢神経障害
骨盤や子宮のガンで病巣を切除する際に神経を傷つけてしまったケース
膀胱に行く神経が麻痺し、尿意を感じなくなったり、感覚がわかりにくくなる
間欠導尿や自己導尿、留置カテーテルが必要
急性期を過ぎると膀胱が回復しはじめる
膀胱が回復しなくても、手圧・腹圧排尿が一人でできるようになる
この他、パーキンソン病、認知症、髄膜炎、腰椎椎間板ヘルニア、脊髄小脳変性症でも引き起こされる
専門医少ないので根気よく探すこと
赤ちゃんの場合は二分脊椎という背骨の病気に起因することが多い
生まれてすぐなら手術する
排便トラブルがつづいておかしいと感じたらすぐに受診すること
●腎盂(じんう)炎
膀胱炎を治療せずに放っておくと重症化して腎盂炎になる
膀胱炎を引き起きした細菌が尿管をさかのぼり
腎臓の中心部にあって尿を尿管に送り出している腎盂に達して
腎炎を起こしてしまうという病気
基本的に入院治療
許可が出るまで入浴しないこと
水分を多く摂って、尿をたくさん出す
慢性腎盂炎
膀胱炎と同じ症状に加えて38~40度の発熱
脇腹や背中の痛み、むかつき、嘔吐もある
腎臓が腫れているため、背中の脇腹近くを叩くと激しい痛みが響く
点滴や注射で抗生物質を投与する
治療には1~2週間要する
症状は4~7日で改善されるけど
再発の有無を確認するため10日前後経過してから尿検査する
慢性腎盂炎
倦怠感や頭痛、腰痛、微熱などの症状
自覚症状がない場合もある
気づかないままでいると、腎不全などの障害が出るおそれがある
細菌が、尿検査でも陰性化しているので
症状が改善された後も1ヶ月以上投薬をつづける
尿路の基礎疾患で慢性化していれば手術が必要な場合がある
その効果もなければ腎不全になるおそれがあり
人工透析が必要になる場合もある
●尿路結石(腎結石)
尿中のカルシウムやシュウ酸などが尿路や腎臓で結晶化して結石となる
尿路に先天的な異常があったり、コレステロールや脂肪のとりすぎ、マグネシウム不足、運動不足、偏食などが原因
年齢や遺伝、細菌の感染、尿の停滞、手術で使った糸など尿路をふさぐ異物
女性よりも男性に多く20~40代に顕著
尿路が結石によてふさがれて腎盂内圧が上がって痛くなる
女性よりも男性の方が尿路が3倍も長いので
結石によって尿路がふさがれると圧が上がってよく痛む
治療の基本は水分を多く摂って尿をたくさん出すこと
結石の排出を促すために結石を小さくする薬が処方される場合がある
結石が自然排泄されない大きさの場合
体外衝撃波、経皮的腎砕石術、経尿的尿管結石砕石術などが行われる
■膀胱炎の予防
抵抗力と免疫力
どちらが低下しても細菌が増殖してしまう
抵抗力が低下すると必然的に免疫力も低下する
風邪をひくと一緒に膀胱炎にもなるという例もある
睡眠、栄養バランス、ストレスや疲労をためない
ダイエットはゆっくりと遂行する
水分を多く摂る
膀胱炎になってからでは遅い
普段からお茶や水をたくさん飲んで、我慢しないで排尿すること
細菌を体外に出していくことで予防になる
新陳代謝がよくなり、肌の調子もよくなる
下半身を冷やさない
冷え性や低体温症で下半身が冷えていると
排尿に関わる臓器の尿道や膀胱などの筋肉の働きが鈍くなり
排尿の回数が減って、膀胱炎になることがある
膀胱の粘膜は36~38度で、細菌が増えることがない温度
冷え性だと32度以下になることがあり、細菌が増えやすい温度
冷え性が原因だと膀胱炎ばかりか子宮内膜炎になる可能性もあり
細菌が増殖しやすい状態なので、冷え性を改善する必要がある
膀胱炎を予防する食品には
よく知られたものはミント
抗菌・殺菌作用があることで知られる
ハーブティーにして飲んでもいいし
アロマとして焚いたり、お風呂に入れてもいい
あまり食べることがないのはクランベリー
ジュースやジャム、サプリメントが出回っている
抗菌・殺菌作用の他に抗酸化作用もある
膀胱壁に細菌がつきにくくする働きがある
ブルーベリーの2.5倍ものポリフェノールを含んでいる
クランベリーはすごいのだ
でも
みんなが毎日摂っている食品の中にもすごいのがある
それは・・・
お茶
お茶と呼ばれるものにはすべて利尿効果があるから
さーて
もうオシッコ出し切ったみたいだし
そろそろ寝るとすっか
では、おやすみなさい☆
女性に多い病気
トイレに行くのが怖くてつい我慢してしまう・・・
多くの男性にはちょっとわからない部分があったりする
■原因
膀胱には尿を溜める・排尿するという働きがあり
これがスムーズにいかなくなる病気
たいていの場合、細菌によって膀胱が炎症を起こすことが原因
膀胱内には普段から少量の細菌がいるけど身体の抵抗力があるので問題がない
ところが体調が悪かったり、疲労やストレスがたまって抵抗力が低下すると
膀胱内で細菌が増殖し、炎症を起こして膀胱炎となる
膀胱炎を起こす細菌は様々なものががる
8割は大腸菌による
■症状
進行度①
トイレに行く回数が増える
排尿後もあまりすっきりしない
進行度②
排尿が終わる頃にツーンとした染みるような違和感や不快感
なんとなく痛みも感じる
トイレ以外では違和感を覚えることがない
この段階で早めに病院に行くこと
進行度③
いくら排尿しても残尿感が残りスッキリしない
痛みもハッキリと感じる
すぐに病院に行くべし
進行度④
痛みも残尿感もひどくなる
尿の色が濁る
血が混じることもある
病院に行かなければならない
排尿というのは、いらなくなった廃絶物を身体の外に出すということ
尿を出すことによって尿道や膀胱に潜んでいる細菌を洗い流すことにもなる
したがってトイレに行くのを我慢することが度重なると
膀胱内で細菌が増えてしまい、膀胱炎になりやすくなる
普段から水分を十分に摂り、尿意を感じたらなるべく早めにトイレに行くこと
軽度の膀胱炎なら
たくさん水分を摂り、頑張って頻繁に排尿することで
自然治癒してしまうことがある
膀胱炎の種類
▼急性膀胱炎
▼慢性膀胱炎
▼無菌性膀胱炎
▼出血性膀胱炎
▼CIS性膀胱炎
▼急性膀胱炎
一般的に膀胱炎といえば急性膀胱炎を指す
女性が一生に一度はかかるといわれている
日に10回以上もトイレに行く頻尿になる
尿が白く濁ったり、血が混じる場合もある
微熱が出るけど高熱にはならない
もし高熱が出れば腎盂腎炎の疑いがある
約半数の患者が1年以内に再感染により再発
閉経後の膀胱炎の場合、大腸菌以外の原因である可能性が高い
ニューキノロン系の薬で治療
▼慢性膀胱炎
急性膀胱炎よりも症状が軽い
治療に時間がかかる
基礎疾患のある場合は慢性複雑性膀胱炎という
基礎疾患には前立腺肥大、尿路結石、膀胱結石、糖尿病などがある
▼無菌性膀胱炎
無菌性の慢性膀胱炎
残尿感、頻尿、尿の濁り、軽い痛みなど慢性膀胱炎の症状
原因になる細菌や基礎疾患が特定できない場合をいう
▼出血性膀胱炎
急性出血性膀胱炎とも呼ばれる
見てわかるほど尿に血が混じる
白く濁ることはない
アデノウィルスが原因となることが多い
排尿時に痛みを感じ、真っ赤な血尿が出る
今のところ治療薬はない
水分を多く摂って安静にしていれば数日で治癒する
子供がかかりやすいので、トイレに行く様子がおかしかったら早めに病院へ連れて行くこと
白血病の治療に使われる抗ガン剤が原因の場合
軽い血尿には止血剤を使用
重い場合は、尿の中で血液が塊になり、膀胱萎縮や尿閉を起こすことがある
抗ガン剤を服用しているときは、いつも以上に水分を多く摂り
頑張ってたくさん排尿するように心がけること
▼CIS性膀胱炎
CISとは、悪性の膀胱粘膜ガン
治療せずに放置していると膀胱を摘出しないといけなくなる
男性で膀胱炎の症状があれば早めに受診すること
■治療
泌尿器科(女性は婦人科でもOK)で診てもらう
問診の後、触診と尿検査
触診は膀胱部分を圧迫して痛みや尿意があるか診る
尿検査は中間尿を採る
出始めの尿には様々なものが混入しやすいので誤診される場合がある
まず試験紙で色の変化を確認する
糖やタンパク質、ケトン体、潜血反応がわかる
膀胱炎であればタンパクと潜血反応が出る
次に尿沈査
採取した尿を遠心分離器にかけて成分を分離
尿の中に浮遊していた成分が固まることで検査しやすくなる
尿細胞検査は、細菌を培養して原因になる細菌を特定するもの
増えた細菌のまわりに抗生物質をおくことで効き目のある薬がわかる
こうした検査で細菌が特定されると、膀胱炎と診断されて治療がはじまる
原因とされる細菌を狙って抗生物質や抗菌剤を投与
急性膀胱炎であれば1~2日で症状が軽くなり、1週間ほどで治る
薬は4~5日分処方され、必ず処方どおり飲みきること
症状がなくなったからといって服用を止めると再発の原因になることがある
慢性膀胱炎の場合は急性膀胱炎に比べて治りが遅い
原因になっている基礎疾患を同時に治療していく場合もある
その他の膀胱炎では
膀胱内に生理食塩水を注入して膀胱を伸ばしたり
直接膀胱内に薬を注入することもある
膀胱炎による痛みには
ボルタレンやロキソニンなど強めの鎮痛剤が処方される
治療しても症状が改善されない場合
造影剤を膀胱内に入れて排尿などの様子を観察し
膀胱や尿道に異常がないか調べることがある
◆男性の膀胱炎
男性は女性と違って尿道が長いため
尿道炎や前立腺炎になる可能性の方が高い
尿道炎→前立腺炎→膀胱炎と進む場合がある
前立腺肥大では尿道が膀胱に残るようになるため細菌が膀胱で繁殖しやすくなる
治療して膀胱内の細菌を退治しても前立腺に細菌が残っていることがある
男性の膀胱炎は、多くは無菌性膀胱炎
結核性膀胱炎や間質性膀胱炎の場合もある
治療しても症状が改善されない場合は、膀胱鏡で膀胱内部を検査する必要がある
基礎疾患が隠れていたり、急性前立腺炎の合併症の可能性がある
膀胱炎の症状が出たら、早めに泌尿器科を受診すること
◆子どもの膀胱炎
1歳未満の乳幼児の場合は女の子よりも男の子に多い
膀胱尿管逆流症や水腎症など先天性の異常があると細菌感染しやすい
1歳を過ぎると男の子よりも女の子の方に多くみられる
大人同様、女の子の尿道は短いため
子どもの膀胱炎は無症状のことが多い
多少頻尿になっても、おねしょと見分けがつきにくい
顔色が悪くなったり不機嫌になったり発熱、嘔吐、下痢などの症状を注意深く見てあげること
トイレに行く回数が増えていないか
排尿を嫌がっていないか
チェックしてあげること
小学生になると排尿痛、残尿感、頻尿など自覚するので
症状をよく聞いてあげること
子どもは風邪から出血性膀胱炎になることもある
子どもの場合も治療には抗生物質を使う
くれぐれも自己判断しないで必ずお医者さんに診てもらい
処方どおりにお薬を飲ませること
さもないと、病気が進行して手術が必要になる場合もある
◆妊娠中の膀胱炎
妊娠中は抵抗力が落ち、細菌にも弱くなる
お腹が大きくなって膀胱が圧迫されるので頻尿になるけど
膀胱内は空っぽになりにくいので細菌が増えやすい
妊娠後期になるとお腹の赤ちゃんが成長して子宮も大きくなる
膀胱を常に圧迫するので膀胱の容量が小さくなって残尿感が残るようになる
頻尿で尿量が少ないからといって
トイレに行くのを我慢してると膀胱炎になってりまうので
我慢しないでトイレに行くこと
排尿時に痛みを感じたり、尿が白く濁っている場合、膀胱炎の可能性がある
早めにかかりつけの産婦人科に相談すること
妊娠中の膀胱炎でも治療には抗生物質を使用する
一般的には膀胱炎でも自覚症状がなければ抗生物質の投与はしないけど
妊娠中は自覚症状がなくても膀胱炎だと診断されたら抗生物質で治療する
膀胱炎を引き起きしている細菌が腎臓にまで達してしまうと
腎盂腎炎を起こしてしまうおそれがあるため
●間質性膀胱炎
間質という上皮と筋肉の間の部分が慢性的に炎症を起こす膀胱炎
膀胱炎の症状があるにもかかわらず異常なしとされた場合疑いうる病気
泌尿器科の専門医に相談すること
現在のところ原因不明
機械的な刺激やアレルギー、免疫学的方面、環境、神経血管性などが考えられている
膀胱の筋肉が萎縮してしまうために膀胱が膨らまず
通常の半分以下の量しか尿を溜めることができない
急性膀胱炎とは逆に
できるだけ尿意を我慢して尿を溜め、膀胱の力を維持するように努める
●神経因性膀胱
病気やケガによって
脳や脊髄、末梢神経に異常があると脳からの指令がうまく伝わらず
膀胱が正しく機能しなくなる病気
脳出血・脳梗塞
発症後、数ヶ月は排尿できないので導尿する
間欠導尿、自己導尿、留置カテーテルが必要
膀胱が回復してくると筋肉が戻って痙攣を生じて頻尿や急性尿失禁になる
この頃から薬や治療法を変えることになる
脊髄損傷
数ヶ月から1年は自分で排尿できない状態
間欠導尿、自己導尿、留置カテーテルが必要
手足の機能が回復してくると、一歩遅れて膀胱や直腸も回復してくる
最終的に麻痺が残った場合、尿路管理が必要になる
末梢神経障害
骨盤や子宮のガンで病巣を切除する際に神経を傷つけてしまったケース
膀胱に行く神経が麻痺し、尿意を感じなくなったり、感覚がわかりにくくなる
間欠導尿や自己導尿、留置カテーテルが必要
急性期を過ぎると膀胱が回復しはじめる
膀胱が回復しなくても、手圧・腹圧排尿が一人でできるようになる
この他、パーキンソン病、認知症、髄膜炎、腰椎椎間板ヘルニア、脊髄小脳変性症でも引き起こされる
専門医少ないので根気よく探すこと
赤ちゃんの場合は二分脊椎という背骨の病気に起因することが多い
生まれてすぐなら手術する
排便トラブルがつづいておかしいと感じたらすぐに受診すること
●腎盂(じんう)炎
膀胱炎を治療せずに放っておくと重症化して腎盂炎になる
膀胱炎を引き起きした細菌が尿管をさかのぼり
腎臓の中心部にあって尿を尿管に送り出している腎盂に達して
腎炎を起こしてしまうという病気
基本的に入院治療
許可が出るまで入浴しないこと
水分を多く摂って、尿をたくさん出す
慢性腎盂炎
膀胱炎と同じ症状に加えて38~40度の発熱
脇腹や背中の痛み、むかつき、嘔吐もある
腎臓が腫れているため、背中の脇腹近くを叩くと激しい痛みが響く
点滴や注射で抗生物質を投与する
治療には1~2週間要する
症状は4~7日で改善されるけど
再発の有無を確認するため10日前後経過してから尿検査する
慢性腎盂炎
倦怠感や頭痛、腰痛、微熱などの症状
自覚症状がない場合もある
気づかないままでいると、腎不全などの障害が出るおそれがある
細菌が、尿検査でも陰性化しているので
症状が改善された後も1ヶ月以上投薬をつづける
尿路の基礎疾患で慢性化していれば手術が必要な場合がある
その効果もなければ腎不全になるおそれがあり
人工透析が必要になる場合もある
●尿路結石(腎結石)
尿中のカルシウムやシュウ酸などが尿路や腎臓で結晶化して結石となる
尿路に先天的な異常があったり、コレステロールや脂肪のとりすぎ、マグネシウム不足、運動不足、偏食などが原因
年齢や遺伝、細菌の感染、尿の停滞、手術で使った糸など尿路をふさぐ異物
女性よりも男性に多く20~40代に顕著
尿路が結石によてふさがれて腎盂内圧が上がって痛くなる
女性よりも男性の方が尿路が3倍も長いので
結石によって尿路がふさがれると圧が上がってよく痛む
治療の基本は水分を多く摂って尿をたくさん出すこと
結石の排出を促すために結石を小さくする薬が処方される場合がある
結石が自然排泄されない大きさの場合
体外衝撃波、経皮的腎砕石術、経尿的尿管結石砕石術などが行われる
■膀胱炎の予防
抵抗力と免疫力
どちらが低下しても細菌が増殖してしまう
抵抗力が低下すると必然的に免疫力も低下する
風邪をひくと一緒に膀胱炎にもなるという例もある
睡眠、栄養バランス、ストレスや疲労をためない
ダイエットはゆっくりと遂行する
水分を多く摂る
膀胱炎になってからでは遅い
普段からお茶や水をたくさん飲んで、我慢しないで排尿すること
細菌を体外に出していくことで予防になる
新陳代謝がよくなり、肌の調子もよくなる
下半身を冷やさない
冷え性や低体温症で下半身が冷えていると
排尿に関わる臓器の尿道や膀胱などの筋肉の働きが鈍くなり
排尿の回数が減って、膀胱炎になることがある
膀胱の粘膜は36~38度で、細菌が増えることがない温度
冷え性だと32度以下になることがあり、細菌が増えやすい温度
冷え性が原因だと膀胱炎ばかりか子宮内膜炎になる可能性もあり
細菌が増殖しやすい状態なので、冷え性を改善する必要がある
膀胱炎を予防する食品には
よく知られたものはミント
抗菌・殺菌作用があることで知られる
ハーブティーにして飲んでもいいし
アロマとして焚いたり、お風呂に入れてもいい
あまり食べることがないのはクランベリー
ジュースやジャム、サプリメントが出回っている
抗菌・殺菌作用の他に抗酸化作用もある
膀胱壁に細菌がつきにくくする働きがある
ブルーベリーの2.5倍ものポリフェノールを含んでいる
クランベリーはすごいのだ
でも
みんなが毎日摂っている食品の中にもすごいのがある
それは・・・
お茶
お茶と呼ばれるものにはすべて利尿効果があるから
さーて
もうオシッコ出し切ったみたいだし
そろそろ寝るとすっか
では、おやすみなさい☆