今日はバセドウ病について

 

 

発見したのはドイツのカール・アドルフ・フォン・バセドウ

 

英語圏ではグレヴズ病と呼ばれている

 

発見したのはアイルランドのロバート・ジェイムズ・グレイヴズ

 

 

多くは女性がかかる病気で

 

最近では歌手の絢香さんがカミングアウトされたことで知られる

 

かのクレオパトラもバセドウ病を患っていたらしい

 

 

 

これは甲状腺の病気

 

甲状腺はホルモンを分泌する器官の一つで

 

身体の成長を促したり代謝を高めるなど身体全体に影響を及ぼす

 

 

この甲状腺の機能が

 

高まり過ぎてしまう病気の代表がバセドウ病だ

 

 

しかし

 

甲状腺ホルモンが影響する範囲はとても広いので

 

現われる症状も広範囲で病気を特定するのが難しい

 

 

イライラして落ち着かない

 

眠れない 


暑がり

 

汗かき

 

体がだるい

 

脱毛

 

激ヤセ

 

月経不順

 

こうした症状だけみてるといったいなんなのかわからない

 

イライラするもんだから更年期障害とよく間違われる

 

でもかかりやすい年齢は20代から30代で

 

最近はとくに若い女性に増えている

 

 

そうした症状の中でも甲状腺の異常だとわかるのがある

 

甲状腺腫大、眼球突出、頻脈をメルゼブルク の三徴という

 

メルゼブルクというのはバセドウ氏の出身地だ

 

 

眼球突出はよく知られていて

 

バセドウ病になると眼球が出るみたいにいわれてるけど

 

実際には患者の3割くらいで喫煙者に多い

 

 

まぶたが緊張してつり上がり

 

眼のまわりの脂肪や筋肉が肥大して眼がいくぶん前に出てくる

 

眼が閉じきれなくなるので角膜が傷ついたり結膜が充血したりする

 

眼筋が肥大するので物が二重に見えたりする

 

放射線で肥大した脂肪や筋肉を縮小させる治療もある

 

 

 

バセドウ病の原因は免疫にある

 

甲状腺が異物とみなしてしまった免疫系が

 

せっせと抗体をつくって甲状腺のレセプターにひっついてしまう

 

すると甲状腺は絶えず刺激されつづけてホルモンを出しまくってしまう

 

だからこの病気は甲状腺疾患であると同時に自己免疫疾患でもあるのだ

 

 

くわしい専門サイトはこちら

甲状腺疾患講座

http://www.hahoo.jp/~koujyousen/index.shtml

 

症状がいろいろなので専門的な検査が必要

甲状腺については専門医に診てもらうのがいい

http://thyroid.umin.ac.jp/sisetu/04.html

 

 

検査は

 

血液検査で抗体の種類と量を測定

 

超音波で甲状腺の炎症や血流を見て

 

放射線物質を使うシンチグラフィーで他の甲状腺機能亢進症と鑑別する

 

CT、MRI、X線で甲状腺の腫れが気管や食道を圧迫する様子を確認する

 

 

治療は

 

抗甲状腺剤の服用

 

手術(内視鏡手術)

 

放射線治療

 

 

手術は内視鏡手術もできるようになって傷跡が小さくなったけど

 

甲状腺を一部切り取ることでホルモンを減らすというもの

 

でも抗甲状腺剤に副作用があれば仕方がない

 

 

放射線治療は治療後に逆に甲状腺機能低下症になるおそれがあるし

 

放射線を使うのでやっぱり若い人は避けた方がいい

 

 

抗甲状腺剤には甲状腺ホルモンの合成、生産を抑制する作用があり

 

服用量を調節することでホルモン分泌を適量にするわけだ

 

これを毎日、食事も症状の変化も関係なく

 

お医者さんに処方された通りにちゃんと服用するべし

 

 

薬の服用は1年以上は必要で

 

定期的に検査をして

 

甲状腺のレセプターにはりつく厄介な抗体がなくなってたらしめたもの

 

甲状腺ホルモンの量さえ調節できれば普通に生活できるし妊娠、出産も可能だ

 

 

 

ちゃんと知って対処すればそれることはない

 

今までと同じようにみんなとつきあっていけるのだ

 

 

 

そして

 

やっぱり

 

クレオパトラはクレオパトラ

 

眼というよりは鼻なのか・・・

 

 

 

 

 

では、おやすみなさい☆