ステロイドという言葉をよく聞くので調べてみた

 

専門的にはホルモンのグループ名になってるけど

 

一般的には薬のグループ名としてよく言われている

 

 

 

ステロイド剤については

 

「病院の言葉」を分かりやすくする提案

http://www.kokken.go.jp/byoin/teian/ruikeibetu/teiango/teiango-ruikei-b/steroid.html

によると


炎症を抑えたり,免疫の働きを弱めたりする薬で,もとは人間のからだの中で作られるホルモン

 

 

炎症をしずめたり,免疫の働きを弱めたりする薬です。

 

腎臓(じんぞう)の上の方にある副腎皮質(ふくじんひしつ)というところで作られたホルモンのうち,糖質コルチコイドという成分を合成した薬です。

 

適切に使わないとからだに影響が出ますので,必ず指示通りに使ってください。

 

ステロイドには,飲み薬,注射,塗り薬,吸入剤などがあります。

 

飲み薬や注射は,専門の医師の処方によって使います。

 

塗り薬は,塗り過ぎるとよくないので医師の指導に必ず従ってください。

 

吸入剤は副作用が極めて少ないので安心です。

 

 

 

ステロイドホルモンについては

 

治るcom. ドクトルアウンの気になる健康情報

http://www.naoru.com/steroido--.htm

より

 

ステロイドホルモンは、それ以外のホルモンに比べ、その受容体がほぼ全身にあるという特徴があります。

 

そのために、広範囲の疾患に有効ですが、反対にまた副作用も広範囲に起きてきます。

 

<1>副腎の内部:
「副腎髄質」と呼ばれアドレナリンとノルアドレナリンを分泌しています。
<2>副腎の外側:
副腎皮質と呼ばれ、副腎皮質ホルモンを分泌しています。副腎皮質はさらに3層に分かれています。外側から『球状層』と『束状層』、内側が『網状層』と呼ばれています

 

球状層 「アルドステロンが分泌される。これは血漿の塩分(ナトリウム・カリウム)、血圧および血液量の調節を行っているホルモンで、このグループのホルモンを『鉱質コルチコイド(ミネラルコルチコイド)』と呼びます。
束状層 「主にコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌される。この系列のホルモンでは糖代謝などに影響を与えるので、『糖質コルチコイド(グルココルチコイド)』と呼ばれています。
網状層 「網状層からは性ホルモン、主にアンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンが分泌されます。

 

そう、海馬を萎縮させるあのコルチゾールが主成分なのだ

 

 

体内での働き

代謝作用 ◎健常者の副腎から、コルチゾル(ステロイドの一種)に換算して、1日当たり20~30mgのステロイドが分泌されています。それが体内の血糖・脂肪・電解質・骨・筋肉の代謝に働きかけています。
【糖代謝】
ステロイドは、肝臓で糖を合成する働きを高めます。さらに、筋肉組織などが糖を利用するのを阻害します。その結果、血糖値が上がりやすくなります。そのため、糖尿病の患者はもちろん、糖尿予備軍の方も注意が必要です。
【脂肪の代謝】
ステロイドは、血液中のコレステロールや中性脂肪値を上げます。又、手足などの体の先端部分の脂肪組織から脂肪を放出させる作用もあります。そのため体の中心部で肥満が現れてきます(中心性肥満)。
【電解質作用】
ステロイド薬は、血液中のナトリウムを増加させ、カリウムを減少させます。ナトリウム が増えると、同時に体内の水分も増えるため、血液量そのものが増え、血圧が上昇します。カリウム が減少すると、筋肉の収縮がうまくできずに脱力感を感じたり、心臓の筋肉が正常に収縮できなくなって心電図に異常が出たり、心不全に陥ることがあります。
この電解質作用は、ステロイドの種類で異なります。例えばコルチゾンは、プレドニゾロンの約2倍の電解質作用があります。

【骨の代謝】
ステロイド薬は、骨の形成を低下させ、骨吸収を高め、総合的には骨量を低下させます。
【筋肉代謝】
私たちの筋肉は黄紋筋(=随意筋)と平滑筋に分かれています。ステロイド薬は主に黄紋筋の代謝に働きます。肝臓で糖を合成するための材料として、筋肉組織のタンパク質を分解し、アミノ酸に変えて血液中に放出します。その結果、筋力が低下することがあります。→「横紋筋融解症
中枢作用 ステロイド薬は脳内の細胞に働いて、レム睡眠を短くします。レム睡眠の状態では、ものを考える大脳皮質の眠りは浅くなります。また、ステロイド薬はムードや行動に影響を与えます
抗炎症作用 ステロイド薬の抗炎症作用は、ほかのどの薬物よりも強力です。ステロイド薬は、炎症が起こるときに必要なサイトカインとプロスタグランジンの産生と作用をブロックして炎症を抑えます。また、炎症をひどくする白血球の働きを抑えたり、血管の透過性を抑えることで、その抗炎症作用を高めます
免疫抑制作用 免疫では白血球 が主役で働いています。白血球はリンパ球の仲間です。リンパ球 は血液中やリンパ節などの中にいて、自分の体と同じ成分かどうか識別する能力があります。そして、自分の成分でないものを見つけると、それを異物として分解・処理します。このような働きを免疫といいます。リンパ球が働きすぎて異常を起こし過剰に反応したのがアレルギー で、識別能力が狂って、自分の体を異物と勘違いしたのが自己免疫疾患 です。ステロイド薬はリンパ球相互の働きを抑えたり、リンパ球が作り出す抗体を減少させたりして、免疫を抑えたり、アレルギーを抑えます。
副腎機能
抑制作用
副腎だけではステロイドは出来ません。脳下垂体から分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が必要です。さらにそのACTHは大脳の視床下部でつくられるコルチコトロピン刺激ホルモン(CRF)にコントロールされています。すなわち、CRF→ACTH→ステロイドの順で作られます。そして作りすぎをコントロールするためにステロイドから下垂体・視床下部に直接働きかけることができます。
★ステロイド薬を飲むとどうなるのでしょうか?
<1>1錠飲むと、数時間、CRFやACTHは分泌されなくなります。そして血液中のステロイドが無くなると、CRFやACTHは再び分泌されるようになります。
<2>1日6錠、分3で飲むと、その日はCRFやACTHは出なくなります。

1週間以内の服用であれば、ステロイドを止めた段階でCRFとACTHはすぐに分泌を始めます。
1週間以上続けると、CRFとACTHを作り出す機能そのものが衰えてきます。さらに、副腎もACTHの刺激が無いのでステロイドを作らず萎縮していきます。
<3>ステロイド薬を1週間以上飲み続けているときに、急にステロイドを止めると、自分の副腎ではもうすでに自分のステロイドを作れなくなっているので、体内にステロイド不足が起こります。そのため、ステロイドは急に止めないことが大切です

 

 

副腎皮質ホルモンの適応症

 

1.亜急性甲状腺炎
2.
悪性リンパ腫 (類似疾患を含む)
3.
アナフィラクトイド紫斑
4.アレルギー血管炎
5.
アレルギー性鼻炎
6.陰茎硬結
7.
うっ血性心不全
8.ウェーバー・クリスチャン病
9.ACTH単独欠損症
10.
エリテマトーデス
11.円形脱毛症
12.外眼部の炎症性疾患
13.
潰瘍性大腸炎
14.潰瘍性慢性膿皮症
15.下垂体抑制試験
16.花粉症
17.
顆粒球減少症
18.眼窩の炎症性疾患
19.眼筋の炎症性疾患
20.
肝硬変
21.乾癬
22.顔面神経麻痺
23.顔面播種状粟粒性狼瘡
24.
気管支喘息
25.急性感音性難聴
26.急性唾液腺炎
27.急性中耳炎
28.急性副腎皮質機能不全
29.凝固因子障害による出血素因
30.強皮症
31.筋硬直症
32.
激症肝炎
33.結核性胸膜炎(抗結核剤と併用)
34.結核性腹膜炎(抗結核剤と併用)
35.結核性心嚢炎(抗結核剤と併用)
36.血管運動性鼻炎
37.
血清病
38.原因不明の発熱
39.限局性腸炎→「クローン病
40.好酸性肉芽腫
41.甲状腺疾患による
悪性眼球突出症
42.甲状腺中毒症
43.喉頭炎
44.喉頭浮腫
45.喉頭ポリープ(および結節)
46.
紅斑症
47.紅皮症
48.硬直性脊椎炎
49.昆虫毒
50.
再生不良性貧血
51.サルコイドーシス
52.耳管狭窄症
53.視神経の炎症性疾患
54.湿疹
55.
紫斑病
56.若年性関節リウマチ
57.蛇毒
58.嗅覚障害
59.重症感染症(化学療法を併用)
60.重症筋無力症
61.重症消耗性疾患の全身状態改善
62.
掌蹠膿疱症
63.小舞踏病
64.食道拡張術後(および術後の後療法)
65.食道の炎症
66.進行性壊疽性鼻炎
67.侵襲後肺水腫
68.新生児スクレーマ
69.滲出性中耳炎
70.
ジンマシン
71.成年性浮腫性硬化症
72.脊髄蜘蛛膜炎
73.前眼部の炎症性疾患
74.全身性血管炎
75.喘息性気管支炎
76.先天性表皮水疱症
77.
前立腺ガン
78.臓器移植
79.組織移植
80.
帯状疱疹
81.多発性筋炎
82.多発性硬化症
83.胆汁欝滞型急性肝炎
84.デューリング疱疹状皮膚炎
85.天疱瘡群
86.特発性低血糖症
87.内眼の炎症性疾患
88.難治性口内炎
89.難治性舌炎
90.乳ガンの再発転移
91.
ネフローゼ
92.ネフローゼ症候群
93.
粘膜皮膚眼症候群(スチーブンス・ジョンソン症候群)
94.脳脊髄炎
95.
肺結核
96.白血病
97.鼻茸
98.皮膚炎
99.
びまん性間質性肺炎
100.副腎性器症候群
101.副腎摘徐
102.副腎皮質機能障害による排卵障害
103.副腎皮質機能不全患者への外科的侵襲
104.副鼻腔炎
105.扁平苔癬
106.末梢神経炎
107.
慢性肝炎
108.慢性関節リウマチ
109.慢性唾液腺炎
110.慢性中耳炎
111.慢性副腎皮質機能不全
112.
メニエール病 (症候群を含む)
113.毛孔性紅色粃糠疹
114.薬剤性アレルギー
115.薬剤性中毒
116.溶血性貧血
117.痒疹群
118.卵管整形後の癒着防止
119.リウマチ性多発筋痛
120.
リウマチ熱
121.類乾癬
122.レイノー病

 

 

 

うーん

 

実に大量の適応症だ

 

まさに必須ホルモン

 

しか~し

 

ストレス過多で分泌されすぎると困ったことになる

 

 

それでも好きこのんで使用する人もいる

 

薬物データベース

http://www.dapc.or.jp/data/other/6-2.htm

によると

 

現在の薬物に関する問題の一つにステロイドの乱用があります。

 

ステロイドは男性ホルモンの一つであるテストステロンに倣った合成薬物で、筋肉増強作用があります。

 

筋肉を新たに作り出す作用があるということは、同時に筋肉組織への血流を良くすることでもあり、筋肉疲労を速やかに回復させ、痛みに対する耐性を強化します。

 

 

最大のステロイド乱用者は男性の運動選手・・・フットボール、ウェイトリフティング、ボディービル、そしてトラック競技やフィールド競技(円盤投げ、砲丸投げ、槍投げ)など体全体の筋肉強化を必要とする人々です。

 

もともとスポーツ選手の間だけの乱用問題でしたが、今や小学生程度まで乱用者層の年齢が低下する兆しが見え始めました。

 

 

ステロイドの乱用による影響は色々あります。

 

男性の乱用者では肝臓癌や前立腺癌のほか、心臓病や心臓発作、動脈癌、胸痛、高血圧、無精子症、凶暴な行動、過度な緊張、水分の停留(水膨れ状態)、性欲減退、睾丸の萎縮、抜け毛の急増、女性的特徴の発現(乳房の肥大化など)、にきび、うつ状態などです。

 

女性の乱用者では、循環系の病気、肺及び乳房の癌、体毛(顔や体)の成長、生理不順、性器の肥大化、バスト・サイズの減少、抜け毛の急増、声の低音化、凶暴な行動、にきびなどとなっています。

 

同様の副作用の発現が子供の乱用者にあっても見られます。

 

子供達は行動が極端に変わることを承知で危険を冒したり、急激な成長を試してみたり、肌の色が変色したり、目の色が黄色っぽくなるのをためしたりするほか、黄疸、うつ状態、不機嫌、吹き出物などが発現します。

 

 

 

ひどい副作用だ

 

よく効くけれども副作用もきつい

 

スーパーマンにもなるし,モンスターにもなる

 

薬物乱用はダメ。ゼッタイ。

 

 

 

というわけで

 

おやすみなさい☆