先日、書店で

瀬戸内寂聴さんのカドカワムック

を立ち読みした

 

去年暮れから刊行されて

先月第3号が出てる

 

 

テーマは「堕落」

坂口安吾「堕落論」から

 

「挑戦、そして反抗」

とう巻頭言につづいて

 

終戦後

食べるものもなく生きること自体がたいへんだった頃

「堕落論」を読んで非常に影響を受け

夫と幼い娘から一人去って文学の道へ

 

どんなに批判されても

どんなに悪者呼ばわりされても

これ以上堕落することはないと思うことができた

というふうに綴る寂聴さん

 

 

自分もそうだなんて思うのはおこがましいけど

ちょっぴり勇気を拝借したいと密かに思う

 

 

どうすることが堕落なのか?

 

何に対して反抗することに意義があるのか?

 

戦後と今とではずいぶん違うはず

 

 

みんなが生きられる方向に進むには何をすればいいかなんてわからない

 

でも、腹が立ってしかたがないことは誰だって持っている

 

反抗したくなる気持ちはどんどん膨れあがっていく

 

だったらそれを出していくしかないだろう

 

受けとめていくしかないだろう

 

怒る人も怒られる人もみんなが生きていくために必要な闘いなのだろう

 

 

人は堕ちる

 

人間だからこそ堕ちる

 

堕ちきればこそ、救いが見える

 

 

 

そんな闘いの中から

かけがえのないものが生まれる可能性だってあるのだ

 

 

 

そんな作家やアーティストたちの仕事を

僕は心から尊敬している