今日は映画を観てきた
ワールド・オブ・ライズ
原題はBody of Lies
「嘘」をテーマにしてるってことは
タイトルからも宣伝からもわかるけど
原題のBody of Liesがよくわからない
辞書を検索してみると
a body of facts
a body of infomation
てのがあって一連の~~って意味
英語独特のいいまわしみたい
bodyという単語には
濃度、密度、粘性
といった意味もあって
たぶんそれらも重ねてあるのだろう
主人公フェリスはCIAエージェント
イスラム原理主義過激派の指導者を追っている
アメリカ本国で安穏と生活する上司に騙され
中東で共に命がけで戦うアラブ人を騙して見殺しにする結果に
アメリカに帰って快適な都市生活に戻ると
過激派指導者をおびき寄せる大胆な「嘘」を着想して実行
ヨルダンの諜報部のボスは
昔ながらの仁義にあついヤクザ
信頼を叩き込むために拷問を行う一方で手厚く面倒もみる
仲間を信頼することが掟だとフェリスにもクギをさす
作戦は失敗し
ヨルダンの診療所で出会ったアラブ人女性が人質に
フェリスは彼女を救うことができるか・・・
嘘に嘘を重ねるアメリカ人CIAエージェントと
彼らを信じて危険にさらされるアラブ人
テロとの戦いをめぐる対照性
結局フェリスはアラブ人の信頼によって命を救われる
<アメリカ>から離れていくにしたがい
信じることを覚えていくフェリス
とても見応えのあるおもしろい映画だった
やっぱし
本物の映画人は自分の頭で考えるんだな
と思った
つい先日はFRBがデフレとの闘いを宣言したばかり
アメリカ金融界は
信じることを覚えることができるだろうか
かつて読んだ「信頼の構造」って本も思い出す
たしか信じるための条件として
無条件に信じるよりも
疑いが晴れてからの方が
より強固な信頼が生まれるらしい