尼崎脱線
JR西「経営に問題」
「賠償交渉の会」初交渉
兵庫県尼崎市のJR福地山線事故の遺族らでつくる「JR福知山線事故賠償交渉の会」は14日、JR西日本と初交渉に臨み、事故の責任の所在について話し合った。同社は事故の背景として企業体質や人員の合理化などを指摘、「会社経営に問題があった」と認め、来月12日までに改めて文書で回答すると約束した。
面談は大阪市内で開かれ、遺族側が支援弁護士を含め計45人、JR側は事故当時に会長だった南谷昌次郎顧問や社長だった垣内剛顧問ら6人が出席した。
同会によると、JR側は「JR発足後、人員の削減や外注で技術の継承が一部図られなくなった」などと経営の問題点を認める一方、「直接的な事故原因とは考えていない」と述べたという。これに対し、遺族側が「事故原因を自ら調べ説明すべきだ」と反発し、JR西が文書で改めて回答することになった。
妻と妹を亡くした同会幹事の浅野弥三一さんは「ここに至るまでに壁もあったが、やっと取り払われた。事故の責任を元経営トップらに求めていきたい」と話した。
JR西は「ご遺族の気持ちをより一層理解するよう努め、精いっぱい対応する」とコメントした。
昨日行われた初交渉が今日の夕刊社会面に載っている。よく読むと遺族側に取材して記事にしてるみたい。裁判所にゲタをあずけるばかりではなく、遺族らが直接JR西と交渉する意義は大きいと思う。病院や鍼灸院などでは事故は本当はもっとよく起きてるけど、関係が良好であれば訴えられることもないケースが少なくない。交通関係では事故後にしか話し合うことがないけど、それでも被害者と経営側が直接交渉して関係づくりを長い目で図っていくことが大事なんだと思う。
そして気になるのは「人員の削減や外注で技術の継承が一部図られなくなった」という問題点。これはいま進行している不況の広がりを考えるとこの「人員の削減や外注で技術の継承が一部図られなくなった」という問題はいたるところで生じるおそれがある。ゲリラ豪雨のときのように事故が発生して死者が出てからの対応では遅い。十分予想できることなんだから、対応が遅れて事故が起きて死者が出たら、これは人災になってしまう。
同じ夕刊の一面には日銀短観で景況感の悪化が伝えられている。業況判断指数が9月の前回調査から21ポイント下がり、第一j石油危機直後の1975年2月と並ぶ約34年ぶりの悪化幅となった。NHKのニュースではある下請け企業の経営者が取材されていた。受注が減って融資も受けにくくなった。こんなことは創業して50数年だけど初めての経験だと述べていた。名だたる巨大企業が慌てて派遣切りをしてる様子を見ても、どうやら金融危機の波がこんなにも早くやってくるとは予期してなかったんじゃないかと思う。とすると、実は・・・大量の在庫を抱えているのかもしれないし、ここ1~2年くらいの間に報じられてきたいくつもの設備投資が大きな仇になってるんじゃないか?
西友は「KY宣言」としてカクヤスキャンペーン
首相は漢字読めないKYと言われて支持率低下
僕らはみんな景気読めないKY
でも、
危機が読めないKYにはならないようにしたいね