アフガニスタンで拉致、殺害された伊藤和也さんの遺体と、ペシャワール会の中村哲現会長が28日に対面した。中村氏は伊藤さんの顔をなでた後、自分の右手を額にあてて約10秒間敬礼した。対面後「とにかく申し訳ない。ご両親に申し訳ない」と述べ、悔しさをにじませた。
ペシャワール会の後藤哲也会長は28日午後、静岡県掛川市にある伊藤和也さんの実家を弔問、家族に事件の経緯を説明し、遺品を手渡し、「大変なことになり、ご家族の苦しみはいかばかりか拝察する。私も苦しく悲しくつらいと思っている」と弔意を伝えた。母、順子さんは涙をこぼしながら「(和也さんと)実際に対面していなくて、夢か幻か現実か分からない」と苦しそうに訴えたという。
和也さんが現地の演奏家につくってもらったという民族楽器や、アフガン派遣の志望動機書を受け取った父、正之さんは「現地の人に受け入れられたから楽器を作ってもらえたんだと思う。和也は伊藤家の誇り。家族で胸を張りたい」と語った。
正之さんは28日夜「1分1秒でも早く家族の元に和也を帰してほしい。それが家族の訴えです」とするコメントを発表した。
民族衣装をまとい、パシュトゥー語を話し、みんなと一緒に農作物を栽培する伊藤和也さんが殺害された。ご遺族、同僚のみなさんはとくにいたたまれない思いがあるだろう。異国の人々に溶け込み、心開いて共に暮らす善意の人を何故に殺害するのか?
犯人は2人拘束、3人が逃走中。タリバンと協力関係にある「ヒズブ・イスラミ」のメンバーであると認めている。治安を悪化させて外国人を追い出すことにより、現政権を弱体化する狙いだと述べているそうだが、身代金目当ての可能性もまだある。静岡県警は刑法の国外犯規定を適用して、現地警察と協力捜査に当たる方針。きっちり調べてほしいところ。せっかくの善意、日本とアフガニスタンの協力関係に泥を塗られ、壊されてしまってはならない。共に調査し、事件をしていくことを通して改めて関係を築いていくことで和也さんの死を少しでも弔っていくとよいと思う。
そして、タリバンにしろヒズブ・イスラミにしろ、いったいどういうつもりだったのか?何らかのかたちで説明してほしい。来月の臨時国会で対テロ特措法がまた審議されるが、憎しみが憎しみを生む負の連鎖は、日本人の望むことではないと思う。
ペシャワール会の後藤哲也会長は28日午後、静岡県掛川市にある伊藤和也さんの実家を弔問、家族に事件の経緯を説明し、遺品を手渡し、「大変なことになり、ご家族の苦しみはいかばかりか拝察する。私も苦しく悲しくつらいと思っている」と弔意を伝えた。母、順子さんは涙をこぼしながら「(和也さんと)実際に対面していなくて、夢か幻か現実か分からない」と苦しそうに訴えたという。
和也さんが現地の演奏家につくってもらったという民族楽器や、アフガン派遣の志望動機書を受け取った父、正之さんは「現地の人に受け入れられたから楽器を作ってもらえたんだと思う。和也は伊藤家の誇り。家族で胸を張りたい」と語った。
正之さんは28日夜「1分1秒でも早く家族の元に和也を帰してほしい。それが家族の訴えです」とするコメントを発表した。
民族衣装をまとい、パシュトゥー語を話し、みんなと一緒に農作物を栽培する伊藤和也さんが殺害された。ご遺族、同僚のみなさんはとくにいたたまれない思いがあるだろう。異国の人々に溶け込み、心開いて共に暮らす善意の人を何故に殺害するのか?
犯人は2人拘束、3人が逃走中。タリバンと協力関係にある「ヒズブ・イスラミ」のメンバーであると認めている。治安を悪化させて外国人を追い出すことにより、現政権を弱体化する狙いだと述べているそうだが、身代金目当ての可能性もまだある。静岡県警は刑法の国外犯規定を適用して、現地警察と協力捜査に当たる方針。きっちり調べてほしいところ。せっかくの善意、日本とアフガニスタンの協力関係に泥を塗られ、壊されてしまってはならない。共に調査し、事件をしていくことを通して改めて関係を築いていくことで和也さんの死を少しでも弔っていくとよいと思う。
そして、タリバンにしろヒズブ・イスラミにしろ、いったいどういうつもりだったのか?何らかのかたちで説明してほしい。来月の臨時国会で対テロ特措法がまた審議されるが、憎しみが憎しみを生む負の連鎖は、日本人の望むことではないと思う。