フィリピン食品最大手サンミゲルとマレーシアの華人系複合企業クオック・グループは農業分野に約10億ドルを投資する。比政府所有地約100万ヘクタールを農地にし、コメやトウモロコシなどを栽培する。食料高騰が続く中、アジアの有力企業が食料安定確保に自ら乗り出す。
 総投資額10億ドルのうち3億ドルは両社が半分ずつを拠出し、残りの7億ドルは両者が債券を発行して調達する。比政府は用地を保有したまま、全国の遊休地約200万ヘクタールから農業適地100万ヘクタールを選び、両者に貸し出す。サトウキビやココナツ、パームヤシも栽培する。
 収穫物は両社が買い上げる。サンミゲルはコメをビール原料のほか家畜向けの飼料に利用する。クオックは砂糖やパーム油に加工して販売すると見られる。両社は安定的な原料調達先が確保できる。
 フィリピンではコメ価格が年初比50%上がるなど食料が高騰し、消費者による騒動が起きた。同国はコメをベトナムやタイから輸入し、自給率が向上が課題。今回の取り組みは、企業資金を活用して農業生産を拡大するモデルケースになりそうだ。


 日経新聞朝刊をめくっていると、サンミゲルの文字に目が釘付けになった。筆者はサンミゲルのビールが大好きなのだ(*^_^*)セブで魚介を食べながら飲むサンミゲルのピルセンは最高だった!!!
 フィリピンに旅行してた頃は投資に興味があって、財テク雑誌をよく読んでいた。フィリピン投資の記事も若干あり、比市場の特徴は、上位20社くらいでたいていの業種においてシェアを占有してしまっていること。何も考えずに上位20社くらいの株を適当に分散して買っておけば、それだけでポートフォリオが仕上がってしまうと書いてあった。ということは、新興企業が既存の大企業に太刀打ちできる状況にないってこと。資産が莫大でオーナーファミリーの影響力は政治家よりも強いと聞く。だから、比政府所有地を農地にするという計画は、サンミゲルで決定すれば政府はすぐに動くのかもしれない。
 いずれにしろ、食料価格高騰で世界中が困っている現在、この迅速な動きは歓迎すべきこと。そして、日本のコメを世界市場に出すかどうかという判断についても、こうした現在進行形で変化する市場を注視する必要がある。いつでも常に再計算、再試算しないといけないから大変だ。こうなると、やはり自分たちが食べるものを自分たちでつくるという基本に立ち返るべきかな~と思うけど、やっぱり他国に鎖国されると最も困るのは我々日本人。人にされて困ることを自分がやるわけにはいかない。鎖国が流行らないように国際経済の信用度を上げるように協力しないといけない。そのためには国際通貨である米ドルが強く安定する必要があるわけだ。
 めちゃたくさんの要素を複合して考えて進むべき方向を示す必要がある。