痔のお話④の続きです
看護師さんがお部屋に迎えに来てくれて
パジャマのまま一緒に歩いて
いざ手術室へ
ドアが開いて
廊下を進んで行くと
なんやらかんやら痛そうな難しそうな機械が沢山...
うわ〜手術っぽ〜い
と思いながら案内された部屋へ入ると...
帽子にマスクに青い服の人が7人も
お、恐ろしーーー
はい、みことさんですね
じゃあまず点滴の針を刺すので
この台の上に仰向けに横になってください
右手を見せてくださいね〜
狭い手術台の上にあがり
横になるとすぐに右手をくくられて
チクリッ
すんなり点滴が始まりました
はいじゃあ
次は腰に麻酔の注射をしますので
右を向いて横向きに
自分の膝を抱えるように持っておへそを見て下さいね
と、凄まじい勢いでTシャツをまくられズボンと下着を下げられました
はい、ヒヤッとしますよー
消毒しますー
はいー
って、あんたは誰や?名を名乗れ
これから私の腰に針刺すんだから名を名乗れ!
と心の中ではボヤいていましたが...
あれよあれよと言う間に
チクリッ
あれ?全然痛くない
もう終わったの?
と思った次の瞬間...
痛ぁーーい
足!
痛いんですけど!
あれ?違うか?
私はこれでもかというくらい身体を丸めているので
視界には自分のパジャマしかありませんが
腰の中が何かでグリグリされている
い、痛いんですけど
ちょっともう一回刺しますね〜
刺しますね〜っておい!
すいませんの一言もないんかいなあんた!
と心の中でボヤいていると
また
チクリッ
グリグリ
んーーー!
だから痛い!
足の中心が!変!
んーーー?
んーーー?じゃねーわ!
だからさっきからすいませんの一言もないんかいなあんたは!
もう一回刺しますねー
しっかり背中曲げるようにして下さいね〜じゃないとなかなか入りませんからね〜
おいおい
看護師さんまで何その言い方
入らないのは私せいなの?
いや、これ以上丸まれと言われてもどうにも曲がらんやろどうみても!
息苦しくて窒息してまうわ!
いい加減にして!!
と心の中は悪態付きまくりでしたが
4回目でようやく麻酔の針が入りました...
あーーー長かったーー
と、ほっとしていると
またまたすごい勢いで体勢を変えられ
うつ伏せお尻丸出しの刑に処されました
じんわりと下半身があったかくなり
痺れ始め
感覚がなくなってゆきました...
ここからついに手術が始まります
続きます