佐渡釣行を振り返って。 | 海無しdiary→海あっても魚なんか釣れねーよin新潟島

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旧上越ぎらつき地蔵ルアーフィッシング日記
海無し県群馬での生活は終了し、現在新潟市在住。
以前は上越でライトルアーフィッシングしていました!
メインはメバリング、エギング、アジング等のライトゲームです。

いやあ~色々書きたいことが沢山あって色々書いてたら凄く長いブログ記事になってしまった。編集にも時間もかかりました。

間違いなく過去最長の記事です。



あと、技術的なこととか書くと、偉そうに書いてショボイ釣果とかってコメントが付いたりするので、本来あんまり書きたくないのですが、もうこれは自己満足なんで、気に喰わない人は初めから読まないことをオススメします。

海無し県の海釣りアングラーなんで中々釣りには行けません。過去の釣行を振り返ってブログ書くくらいしか楽しみが無いんですよ。

でわでわ、そんな感じでまとまらないブログ記事のはじまりはじまり。





10月7日の夕方~10月11日の朝にかけて4泊5日で遠征した佐渡島滞在遠征が終わりました。イカに関しては佐渡でこれだけの時間釣りをして72杯しか釣れなかったことは大変不本意な結果ですが、素直に今の実力を思い知らされました。そのへんの事を言い訳や、自分なりの反省も含めて綴ってまいります。



久しぶり会社に行って先輩に「休暇中に2回台風直撃とかどんだけ運悪いんだ!!」

と言われました。ホントですよね。台風さん別に私の休暇に合わせて来てくれなくてもイイじゃないですか。。。。


しかし振り返って見ると、10月6日に予定していた上越釣行の予定が流れてしまったことは非常に残念でしたが、うまい具合に台風18号と19号の合間の穏やかな期間に佐渡で釣りをできたことは、今思うと非常にラッキーだったなと思

います。


群馬在住の今でもホームエリアと思っている上越エリアで色々試せなかったことは心残りですが、佐渡での釣行は数は出ませんでしたが非常に有意義なものとなりました。その中で気になった点などを下にまとめます。


まず1つ目



デイゲー厶を諦めた理由。

到着して2日目。迎えた最初の朝マズメを過ぎたときに10杯程度釣っており、これからデイゲームで数を伸ばすぞと意気込んでいましたが、それから昼ごろまで色々見て回って結局16杯しか追加できなかった。数が多ければ小さいイカでも少しくらいエギを追いかけて来るのが見える物ですが、水質は悪くないのに、ほとんど追って来るのが見えなかった。

台風通過後の回復段階にあるのではないか?という、少なからずの期待感はあったが満月大潮の周辺で休暇を取ったからにはデイで数が伸びないなら、ナイトに賭けようと思った次第であります。

実際デイで色んなポイントをしらみつぶしに回ればもう少し数は伸びたと思いますが、どこでもそれなりに釣れはしても、短い期間中に爆発的に釣れるポイントを見つけれる可能性は高くは無いし、ポイント探して動き回ることはそれだけ水の中にエギがある時間が減るわけで非常に効率が悪くなるなと。それなら、そこそこのポイントで粘る方が数は稼げるのかなと。味わい深さのかけらも無い釣りですが。。。。そして時間をかければかけるだけ、疲れが溜まる。。。これでオールナイトはかなりきつい。

まあ実際たいして釣れないから疲れたら仮眠っていう時間が多かった訳ですが。

今にして思えば、もっとできることが有ったかなとも思いますがその時その時は、それがベストと思う選択をしているわけで、それが現状の実力かなと思う訳です。

ポイントをもっと知っていればまた違ったでしょうね。

まあそれはアウエイで釣るなら仕方ないことで、ほとんど地図と景色見て直感で一人でポイント探していましたが、実際はガイドしてくれる人でも居ないとやはり厳しいですね。


2つ目

マズメとはなんだったのか


これね。たかかん大先生もfacebookで書いてたけどホントに朝マズメってあるの?って話し。

無くはないんだろうけど、余りにも爆発力を感じなかった。明るくなるとbluerunnerの影響でイカの喰いが悪くなるって要素はあるけど、それだけの問題じゃないなというのが感想。真夜中と比べて喰いが良くなるわけでも無く、逆にそこまで悪くなるわけでもない。本当にイベントもなく低調に推移する感じ。

沖の方にいたイカが、満潮やマズメにかけてシャローに大量に差してくるというような感じでは無く、たまたまキャストで届く範囲にいたイカが若干食い気が出てたまに釣れる、もしくはベイトの回遊に合わせてブレイクを1段上下するかなくらいの感じでした。期間中は潮もあまり動かなくてこれも一因かなと思います。大潮とは何だったのか状態ですよ。フレッシュなイカが大量に供給されるような状況には遭遇できませんでした。この辺ははブレイクくらいしか変化のないシャローエリアと変化の豊富な磯場のディープエリアではかなり異なる部分ですね。経験が少ないので一概には言えませんが、今回は、本来あるはずのマズメの恩恵はあまり感じれなかったです。



星友海メンバーなら誰でも知ってるM川氏のFacebookにコメントで「マズメなど無い!」

と書いたら真面目に返答されましたが。ネタですよ。マズメはあります(笑)

あと、潮流とイカの回遊に関しても色々感じたのですがそのへんは、激シブロックさんのブログのコメントでGOGI先生に論破されてしまい、少ない経験値で分かったようなこと書くのはやっぱり良くないなと反省しています。そのあたりは自分で体感して経験しての積み重ねが必要だなと思うし、文章で表現することは難しいなと実感します。


3つ目

深い水深との戦い


私は今までほとんど上越エリアでしかエギングの経験が無かった。そのため比較的水深の浅いエリアでしか釣りをしたことが無かったです。

しかし佐渡では地磯で釣りすることが多く、メインで使ったアオリQの3・5号もしくは4号をフリーフォールさせても着底に1分以上かかることがザラで、2分んぐらいかかる事も普通にある状況。

これを情報量の少ない真夜中に一人で続けるのは中々根気のいる作業でキャストしてのファーストフォール中にスマホ片手にメールしたり、ほかの人のブログ確認したり、ブログのコメント書いたりしてました。

集中力のカケラもない釣りですよね。これじゃあ釣れないはずです。

疲れて座りながらダラダラやってる時などフォール中に寝てしまうことも・・・・

こんな事しても1投1杯釣れるわけではないので非常に効率の悪い釣りをしていました。

シャローエリアで釣れる状況がどれだけ楽で簡単か再認識しました。自分はずっと待ってるような

釣りは得意ではないので、こういう釣りは性に合わないです。しかし期間中はシャローエリアのイカの数が非常に少ないと感じたので、結局磯場でディープまで沈めてファーストアクション・セカンドアクションが勝負みたいな釣りがメインになってしまいました。

あと、釣り仲間にファーストシンキングタイプのエギを使った方が効率がいいのでは?と質問されましたが、オール磯場で足元から急激に浅くなるので、慣れないと手前で根がかり多発するってのがあります。

エギが手前に寄ってくるに従ってフォール時間、ラインテンション、竿の角度を調整してやらないと根がかり多発します。。。。。

かと言って底を取らないとやっぱり反応は悪かったですね。


タックルベリーで中古エギを大量に補充して正解でした。

眠かったり集中力が下がった状況だとこれが根がかり多発して悲惨ですね。

上越エリアのアングラーは普段磯場で釣りする機会が少ないと思うのであまりなれないシュチュエーションで苦労するかもしれません。

ファーストフォールで2分沈めてファーストアクション後のフォールでズどーん!的な釣りは非常に気持ち良いですが、浅い場所で適当にやっても誰にでも釣れます。みたいな釣りの方が個人的には楽で好きです。




4つ目

佐渡ではショートカットは禁物


これは釣りとは関係ないのですが今回、大佐渡の上の方での外海府側を釣りしていて状況が芳しくなかったため、内海府側に戻ろうとした時に目的地に行くためには海岸沿いを通るか、石名・和木山間道路??(名前忘れた)的な道どのちらを通るか迷いました。地図的には山間道路の方が離が短かったためそちらを選択しましたが、大失敗。滅茶苦茶険しい山道が永遠続くかに思わ

れ、真夜中にいつまでたっても終わりの見えない迷路に迷い込んだような気分でした。上り坂が永遠続き、狭くて急カーブ、枝や落ち葉、落石など路面状況も非常に悪く、島で使用していた軽自動車のパワーでは一速でさえも時速20キロが限界の厳しい道でした。暗い所とか怖いと思わない自分が、帰れなくなったらどうしょうとマジで恐怖し、今回の滞在で一番疲れた瞬間でした。


もし行くことがあれば、佐渡の道(大佐渡エリア)はショートカットはおすすめしません。



5つ目

佐渡の豊かな海



今回はイカがあまり釣れませんでした。しかし、お土産を確保するために意地になってエギングばかりしていましたが、本来佐渡は本命が釣れなくても別の釣りに切り替えれば何かしらの別の釣りが楽しめる豊かな海です。


自分の本来のメインターゲットであるメバルも日中には橋の下で大量にサスペンドしていましたし、滞在期間前後にはイワシに付いた真鯛、黒鯛、デカシーバスがショアから比較的簡単に釣れる状況が度々あったようです。



10月なら磯場でのっこみアイナメも狙えるし、砂地と磯場が絡めばイイダコは最盛期、マダコも釣れる。まさにフィッシングパラダイスです。


イカが釣れなかった朝マズメを過ぎた時に、試しにメタルマルの19gを投げたら普通に良型のアジ釣れたし、





主に朝・夕のマズメタイムに30後半から40位のアジが結構釣れているとの情報もあっって、これをメインに狙ったら面白かっただろうなと思います。



それと一番びっくりしたのは最終日、diskさんと会った時にチラッと車の中を見たらビックリするようなゴツイタックル。

オフショアでマグロでも釣るんですか?と質問したら、普通にショア

で使うとか。年に何回かはショアヒラマサを狙うチャンスがあって出番があるとか・・・・

↓こんなルアーです





写真はネットでの拾い物で、写ってる人は全くの無関係ですが、こんなルアーが普通についてます(笑)


同じ新潟県でもこんなすごい海があるんだなとびっくりしました。


本当に離島パワーは凄まじいです。

もし余裕があったらせっかく秋の良いシーズンに佐渡に行ったのだから色んな釣りをすれば良かったかなと少し心残りもあります。


しかし、こう書いている間にもあそこのポイントでエギ投げればよかったな、、とか、もしかしたらこうすればもっと数が伸びたのではないか?とか考え続けている訳で、やっぱり自分はひとつのターゲットを一途に狙い続けるほうが好きなんだなと思ってしまいます。その方が連続性があって、常に新たな発見があって楽しいです。


常に新たな発見がある。って上で書きましたが、その部分が自分がまだまだ初心者なんだなと実感する部分であります。長く釣りやっている人は、天候とか潮周りとかである程度状況が予測出来るんでしょうけど、自分は全く経験不足だなと思います。秋の実質2ヶ月程度しか無い新潟のエギングシーズンを2シーズン経験しただけですから仕方ないかもしれませんが、不満もあります。

でも、海にあんまり行けないからこれ以上上達するのも難しいっていう悩ましい問題も抱えているわけで、もう今シーズンイカする事はないんだなと思うと少し寂しいです。



夢の島。佐渡島。

次行くときは私に微笑んでくれるといいな。


でももうすぐメバルの季節。最近ホームエリアのメバルの状況が気になっております。


あと、ブログネタ残ってるのは、

・オリジナルロッドのインプレ

・PEライン、ドンぺぺのインプレ

・江木猿について

くらいですかね。

要望があれば書こうかなと思います。



長文ですが読んでいただきありがとうございます。


へばな!!←最後にパクリ(爆