毎度。くぼちゃんでございます(平伏)。

 

皆様に御報告です。

 

先日、左眼の手術が終了…これで両眼の手術が終了し、なんとか退院する事が出来ました。

 

で、あとはしばらくは大学病院にて通院・診察で病状の様子見です。

 

…いやぁ、流石に今回は手術等の緊張感が解けたせいなのか…心身共にぐったりしてます(苦笑)。

 

こんなに心身共にぐったりしたのは2015年の完全失明状態で入院して以来ですねぇ…(←しみじみ)。

 

今回の手術は「水晶体再建手術」

 

俺の眼球にある眼の機能…水晶体を除去し、アクリル樹脂の人工レンズを埋め込む…と言う手術です。

ま、ぶっちゃけた話…病名で言うなら「白内障」ですね。

 

…少し前から視野に訳わからん白いモンが…見えてたんですよ。

で、徐々に訳わからん白いモンが露骨に白濁した感じになり、視野的におもいっきり邪魔になりまして…。

 

白内障が判明したのが掛かり付けの眼科で、今年の2月下旬~3月上旬頃。

で、大学病院に紹介状を書いてもらい、今後の診察は大学病院で…となったものの…診察まで約一ヶ月近く…待ちましたぁ。

 

大学病院の眼科外来は…無茶苦茶混むんですわ!

(9年前の2015年、俺の両眼失明状態になった時でさえ、眼科外来は患者さん方々で混み混み状態でしたからねぇ…。)

 

で、ようやく大学病院の眼科外来で診察してもらい…白内障と診断。

 

ただ…俺は、白内障の他に網膜症も患っているので、まずは…この網膜症の進行をくい止める為に、両眼の眼球に注射をして処置、と。

 

両眼の眼科注射…滅茶苦茶痛かったですわ…。

現在人生53年数ヶ月生きてる俺ですが…

身体のあらゆる場所に注射や点滴の針を刺されまくってきましたが…

 

露骨に「痛い!痛い!」と叫んだのは…この両眼の眼球注射ですねぇ…(泣!)。

 

…と言う事で。

 

両眼の眼球注射が無事終了した後に、本格的な白内障の手術(水晶体再建手術)が始まる事になります。

 

ちなみに…

 

眼の症状の内容は異なれども…日々、眼の手術をされた方々は毎日おられます。

 

実際の話…眼科外来は、入院してる患者さん方々が車いすに乗り、診察の為に待機している姿をよく御見かけしました。

 

で、俺も入院して車いすに乗り、眼科外来で診察待ちをしたのですが…

 

なんと!

入院して車いすに乗ってる眼科外来診察の患者さん方々…11~12人!

あの光景は俺個人的にビックリでしたぁ…。

 

一般の外来診察患者さん方々もいらっしゃるので、いかに眼科外来が混み混みなのかは、想像出来るかと想われます。

 

9年前に入院した時もそうでしたが…

「内科と肩を並べる位の混雑ですよ」…と病院のスタッフの方が言ってた位ですから…。

 

ま、それはともかく。

 

実は…今回の左眼の手術の時…俺個人的に嬉しいサプライズがありました!

 

前回UPした記事に書きましたが…

 

右眼手術当時、手術室にはBGMが流れていたんですね。

その時のBGMは…

「オルゴールversionのスタジオジ〇リ」の何かの作品のテーマ曲(苦笑)。

 

手術中…俺個人的にこのBGMが嫌でも気になってしまい…で、いつしか「嫌・嫌悪」になりました(苦爆笑)。

 

…で!

 

手術終了した後の外来での診察時、俺の担当・執刀医先生に…俺個人的に御節介にもプレゼンテーションをしたんですわ(苦笑)。

 

「オルゴールの音色は癒しの効果があるのは事実です。ですが…あのスタジオジ〇リの楽曲は有名な楽曲であり、また、オルゴールは単音でもある事から、嫌でも記憶に残るかと想われます。成人の方はそれなりに耐性があるかと想われますが…例えば幼いお子様方々にとっては…親しみある楽曲でも、痛みを伴う手術時にあのような特徴的なメロディーある楽曲をBGMにすれば…後々トラウマになってしまうのではないか?と俺個人的に懸念します。で!これは俺個人的提案なんですが…美しい音色はあるが、露骨なメロディーラインは無い!リズムはそこそこあるが、メロディーラインは無い…と言う音楽作品があるんです。仮にもしの話ですが、手術中のBGMにこの作品を流してみてはいかがでしょうか?」

 

と、俺個人的にCDRにダビングした、音楽作品…

 

●アーティスト名及びアルバムタイトル…AMETSUB/The Nothings Of The North(2009年作品・国内盤)

●リリース元…PROGRESSIVE FOrM

●CD番号…XECD-1110

●バーコード番号…4 580132 732537

●俺個人的解説…ピアノとリズムマシーン、そして安価なゲーム機器だけで制作された、ノイズ・現代音楽的ヒーリングミュージック。

粒子的な細かくもキレイなノイズに不協和音的なピアノ音。

それなりにリズムはあるが、露骨はメロディーラインは全く無い。

ちなみに…2009年リリースされた当時、日本を代表する音楽家の一人、坂本龍一氏がこの作品を「今年のマイフェヴァリット作品!」と大絶賛し、話題になる。

 

…と言う事で

 

この作品をダビングしたCDRを俺の担当・執刀医先生にプレゼンテーション&プレゼントしたんすよ。

 

…で!

 

つい先日!左眼の手術時!

 

手術室のBGMに…なんと!

俺がプレゼンテーションしたAMETSUBの楽曲が…手術室内に流れたんすわ!(驚!)

これはビックリしたと共に嬉しかったですね!

 

…そして

 

ここで真剣・真面目な事を言うなら…音楽による心理的作用…言うなれば「治験」をした事になります。

 

実際の話…手術終了後、執刀医先生方々から「どうでしたか?」と尋ねられました。

 

で、俺は…

 

「露骨なメロディーラインが無いので、心理的負担はおもいっきり楽でした。ま、実際の話、俺個人的に普段聴きしてもこの作品の楽曲はなかなか覚えられないので…良い意味で聴き流すには非常に良い作品なんで。」

 

と、出来るだけ客観的なコメントを御伝えしました。

 

…露骨なメロディーラインは、時には邪魔になる時があるかと俺個人的に想われます。

なので、あえてメロディーラインが無く、かつ、聴き易く・聴き流し易い楽曲を無謀にも俺個人的に御提案・プレゼンテーションした訳でございます(平伏)。

 

で、俺の担当・執刀医先生が…この作品の事について他の眼科医先生と会話してたようで…他の眼科医先生は早速スマホでこの作品について検索してたのを、おもいっきり見ましたよ(苦笑)。

 

いやぁ、手術内容は結構キツかったですけど…

 

俺個人的に…いろんな意味で充実した手術でした。

 

あと…結果的に「治験」の体験をした事。

 

…仮にもし、俺のプレゼンテーションがきっかけで、今後の手術室内におけるBGMが変わったりしたら…これはこれで良い影響になってくれたら、俺個人的に嬉しい限りです。何故なら…

 

不肖…俺個人的にこれでも

「利他の精神」「全ては患者さん方々の為に」と考えております。

 

仮にもし…自分自身の為のBGMなら、他にもいろんな作品を考えますよ。

ですが…「手術」と言う執刀医方々及び患者さん方々は、嫌でも緊張を強いられます。

その心理的状況を少しでも緩和出来たら…と言う俺個人的な考え・想い付きで…今回のようなプレゼンテーションをした次第です。

 

心理的負担は楽な方が良いかと想われますので。

 

…てな訳で。

 

今週は何回か大学病院で診察・経過状況の確認があります。

 

…で

 

手術後、約一ヶ月位は…雑菌等による感染症への罹患を予防する為に、両眼を守る為、24時間ずっと保護メガネをかけて生活をする事になります。

特に、手術後一週間位は洗髪・洗顔が出来ません。

これは、雑菌による感染症予防の為です。

 

手術一週間後以降は、一応入浴は可能ですが、首から下しか入る事が許されません。

 

ま、普段の俺はシャワーなんで…とりあえずなんとかします。

 

ちなみに…

 

9年前の入院時は、入浴出来なかったので…

約一ヶ月間…毎日毎日、蒸しタオルで顔身体全身を拭いてましたよ。

後に入浴許可が出ましたけど、感染症が怖かったので、退院するまで…そして、退院後約一ヶ月間は熱湯に浸して絞ったタオルで身体を拭いて過ごしました。

 

ま、慣れたくないけど…慣れました(苦笑)。

 

…てな訳で。

 

一応、両眼の手術…白内障手術(水晶体再建手術)は終了しました。

 

後は、今後の経過状況によります。

 

ちなみに…今回の俺の白内障の原因は「老化」との事でした(苦笑)。

ただ…俺は網膜症も患っている為、失明する確率が極めて高いとの事でした…(焦!&汗!)

 

▼▼▼

…眼に違和感がある、そこのアナタ!

 

眼の病気の症状は人それぞれです。ですが…

病気を放置していれば、最悪の場合…視野が欠落し、失明しますよ。

アナタの人生・生活が嫌でも変わってしまいますよ。

不自由な生活を…強いられてしまいますよ。

 

どうか…どうか…

 

一日でも一時間でも早い内に…医療機関に行かれて適切な処置をされて下さいませ。

 

失明したら…手遅れです。

▲▲▲

 

両眼…どうか大事にされて下さいませ。

 

…でわ。