前の続きです



当日、クラス別の紙が張り出され

私は下から2番目のクラスだった。

全部で5クラス位だったと思う。

内容としては距離忘れたが

多分800メートルくらいを

退陣を組んで泳ぐプログラムである。


まあ私はもうプールでなん往復泳いでも

疲れないほどに特訓を重ねいたので

800メートルという距離は問題なかった。


しかし遠泳はすこし特殊な泳ぎ方、


顔をずっとあげて泳ぐ


ができなかった。



私は顔を息継ぎの際出すが、

その後潜らないと身体が浮かない体質

(単に顔上げ泳ぎができない)

だった。



いざ、遠泳が始まった。

私はここに来て、顔上げ泳ぎを実践する。



しかし、今までの練習上

上手くいかないことはわかっていた。

しかし、海の方がプールより浮力があるということで一縷の望みをかけていた。





しかし、厳しかった。



そして沈んだ。


頭の上まで海水に浸かったことは

未だ忘れられない思い出となっている。



まあ、その辺にいたお手伝いの泳ぎのうまいOBに抱きついて

死を逃れることができたが…




しかし、スパルタ精神で取り組むこの行事において、

弱音など愚の骨頂という感じ。



すぐに泳ぐよう指示され

溺れる、抱きつくをくりかえし、

どうにか折り返し地点の

浮きのあるところまで来た。



浮きで休んでいると、

おそらく私を1番下のクラスに選ばないという

過大な評価をしてくださった先生が

わたしの名を大声で読んで、



おまえならできる!!



と叫んでいる。



そんな感じで1日目が終わった。




この感じが5日ほど続くのが、

この遠泳合宿は

他にも、


ご飯は黙して(だまって)食べるとか


太鼓の合図に合わせて走って集合場所へ行く

など、


色々となかなか見られないルールの中で

この生活は少し非日常で

今でも鮮明な思い出として心に刻まれている。



5日目の本番、

私は普通に息継ぎのしながら平泳ぎをすれば良い良いことに気がついた。

よって、楽に泳ぎ切ることができた。




このことは青春の1ページに

ふさわしい思い出として

心の奥にしまわれている。




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