いつか消える。 | 酸素濃度

酸素濃度

酸素がなくては生きていけない

本当にすきなものをすきだと言うのは怖い。


適度にすきなら簡単に言えてしまうのに、本当にすきになると全く言えなくなってしまう。


すきだと言えなくなると、本当にすきなのかどうかさえ分からなくなってしまう。


そして、本当はすきじゃなかったのかもしれないと手放してしまうのだ。


気付いた時にはもう手元にそれはない。




一分一秒を無駄にせず生きるなんて、到底無理なのだ。


全ての出会いに感謝なんて、終わったから言えることだ。


そんなステキに生きなくていいよ。


どうせいつかしんでしまうのだから。