いじめ問題と言うのはいつまでたってもなくなりませんが、
その理由として学校がこの問題に
きちんと対応していないことが挙げられます。
そもそもいじめと言う言葉が適切かどうかも怪しい事例が少なくないし、
教師よりはむしろ警察が扱うべき問題と
思われることも多いのが実情でしょう。
そうした問題について学校が
教育者として対応するのはいささか無理があるし、
実際にきちんとした対処が出来ていないのが本当のところです。
それではどのようにいじめを考えるべきかと言うと
単純な傷害事件とか暴行事件、名誉毀損などの罪を与えるのが
もっとも正しい対処法だと考えられます。
そもそもなぜいじめをする子供がなくならないのかというと、
自分になんら危険が及ばないと
考えているからではないでしょうか。
したがっていじめを抑止する最良の方法は
そんなことをすればいじめたほうも
大変なことになると分からせることだし、
それが学校のとるべき行動でしょう。
ところが現実にはそうした対応をとる学校や教師がいないから
いつまでたってもいじめがなくならないし、
さらにいじめを助長することにもつながっていると言えるわけです。
もちろん子供の行動にいちいち警察が出てくるのは感心できませんが、
昨今のいじめは度を越えているものも少なくないし、
また警察が出たからと言って
いじめた子供の一生が台無しになるわけでもありません。
通常はきつい説諭と親の呼び出しくらいで話が収まるのだから、
その意味でも警察を積極的に活用することが
いじめ問題をスムーズに解決へと導くのではないでしょうか。