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映画・音楽・金魚 などなど

たかが金魚 されど金魚

私の母の旦那の嫁の夫の妻の弟の姉の姉の妹の娘の兄貴の妹が

 

「秒速5センチメートル観てきたよ」と

 

私:「へ~, なにそれ」

 

「新海誠のアニメを映画にしたやつだよ」

 

私:「へ~」

 

「知らないの?」

 

私:「知らない」

 

「え~?なんで知らないの?」

 

私:「いや なんでって言われても・・・

   というか 映画館に行ったの?」

 

「行ったよ」

 

私:「どこの?」

 

「キャナルシティ」

 

私:「あ~ キャナルか。外国まで行ったんだ

              で, 誰が出てんの?」

 

「ストーンズのまつむらくんとか」

 

私:「ストーンズ!? まつむら?

    おいちょっと待て 詳しく聞かせてくれ」

 

 

このあと 割愛された会話がいろいろとありまして

映画の内容も聞きました

 

 

私:「絶対 観ねぇー そんな〇ミ映画」

 

「ゴミって・笑」

 

 

 

 

秒速5センチメートル って ムカデの歩く速さじゃないですか

 

 

 

秒速5センチなら 25年で地球を1周しますよ

 

離ればなれになった たかき?あかり?

 

25年経ったら また出会えるじゃないですか

 

良かったじゃないですか

 

 

リアルな現実世界でもあるでしょ?

 

ある日 行われた同窓会

 

それは 運命の同窓会だった

 

久しぶりに会った 昔の友達たち

 

言葉だけの Dear Friends

 

その中には 長年 心中に閉じ込めていた異性の姿も

 

まぁ~ なんてダンディなのかしら

 

凄く 色っぽくなってるじゃないか あのコ

 

もう あれから25年も経つのかぁ~・・・

 

懐かしいなぁ~

 

遠い日の良き時代を胸に 目だけは獲物を追い

 

酒を楽しむふりをする

 

ナニゴトも 空気感 というものは

 

少なからず感じ取れるもの

 

同調された2人の空気感

 

目は口ほどにモノを言い

 

口は偽りを言語化へと導く精密機械へと変貌する

 

「君みたいな綺麗な人 初めて見たよ」

 

毎日が生まれたての男

 

ヒヨコもビックリしています

 

「綺麗になったね」

 

この手の類を言うのだけはやめたほうが無難でしょう

 

「昔はブスだったってこと?」

 

こう返されるのがオチです

 

強いて言うのであれば

 

”より”綺麗になったね

 

女性という生き物は ”より” とか ”は” とか

 

このような ちょっとした一言に全神経を集中して

 

聞き耳を立てているんです

 

そのお陰で 大事な話は何も聞いていません

 

ゴミ出し日に, ちょっとゴミを捨てといたぐらいで

 

「ゴミ 捨てといたぞ」と 

 

何か大義でも果たした みたいに

 

いちいち言う旦那さんもいらっしゃるようですが

 

そんな事 言わんでいいんです

 

恩着せがましい 器の小さな男と思われてしまいます

 

ゴミを捨てても 黙ってりゃいいんです

 

奥さんが気付くまで ひたすら 黙っていればいいんです

 

奥さん:「あれ?ゴミ捨ててくれたの?」

 

旦那さん:「あ, あぁ、まぁ, 捨てといたよ」(← ここは小声で)

 

これでいいんです

 

奥さんが毎日

 

「今日もご飯 作ってあげたよ」

 

と 言いますか? 言わないでしょ?

 

そういう事なんですよ

 

あと 「ありがとう」 だけを言う旦那さんもいるようですが

 

”いつも” を付けましょう

 

さっきも言ったでしょ?

 

女性は こういう ちょっとしたところに

 

集中して聞き耳を立てているんです

 

だから 大事な話は何も聞いていないんです

 

奥さんが水仕事で手荒れしている

 

余計な事は言わず

 

ただバンドエイドを買ってきて そっと渡すだけ

 

そのバンドエイドは一番高級なモノを買いましょう

 

時として女性は 熊みたいな行動をする事があります

 

それは 食べ物を隠すのです

 

買ってきたショートケーキなんかを

 

冷蔵庫の奥のほうに 隠すのです

 

でもね, 旦那さん それを 

 

「あっ ケーキ見つけたー!」 

 

とか, 子供みたいにはしゃいではいけないんです

 

見て見ぬふり

 

その夜 旦那さんが仕事から帰宅すると

 

奥さんが 「おかえりー!」と

 

その時に言うのです

 

「今日 ケーキ食べた?」

 

奥さんは 「いや 食べてないよー」と笑顔で言うんです

 

口の横に 生クリームをつけながら そう言うのです

 

それが女性なんですよ

 

このように 真実ではない事を笑顔で言う女性を

 

かわいい と思っていないと人生 ってのは

 

やってられないんです

 

こういう 日頃の ほんの些細な事

 

これの積み重ねによって愛は深まりもすれば

 

その逆も また然り

 

日頃の小さな亀裂が積み重なっている男女たちに訪れた

 

同窓会という 闇の中の一筋の光

 

あの人なら きっと私の事をわかってくれる

 

あのコなら きっと俺の事をわかってくれる

 

無造作に口に運ばれる大人の飲料水

 

とめどなく脳内に映写される都合の良い快楽

 

いったん勘違いの迷宮に迷い込んだら最後

 

抜け出す為には他人の力が必要となる

 

酒に酔い 我に良い 恋に酔う

 

封印を解かれた いけない衝動 が

 

2人を 魅惑の世界 へと いざなう

 

ダメ 私 夫がいるの

 

我が内に潜む罪悪感の存在を確認すべく

 

辛うじての自己保身の為にだけ発せられた言葉 それが 「ダメ」

 

しかし 己の楼閣を見せつけたところで

 

それは単なる砂上の楼閣

 

世に生を受けた頃より身に宿る悪魔に打ち勝つ事はない

 

25年後の たかき と あかり

 

2人は無事に 禁断の愛 という いけない愛を手に入れた

 

秒速5センチメートルから始まる禁断の愛の物語

 

25年来の幸せを手に入れた たかき

 

幸せなのは たかき のみ

 

たかきの幸せは あかりの不幸

 

たかきの幸せと あかりの不幸は 表裏一体なのです

 

あかりの夫の耳に入った 2人の禁断の愛

 

そして あかり の家庭は崩壊す

 

良かったじゃないか たかき

 

 

秒速5センチメートルから始まる あかりの家庭崩壊

 

秒速5センチメートルから始まる人の不幸は密の味

 

秒速5センチメートルから始まる25年後の禁断の愛

 

秒速5センチメートルから始まる あかりの不幸はたかきの幸せ

 

素晴らしい愛の物語ですね

 

 

是非とも観なければ