クレームが起きた時の失敗談から改善をする | 1ミリの精度へのこだわりが選ばれる理由安心をお約束する精度重視の基礎屋さん(有)かわにしブロック工業北島功一
vol.1745




安心をお約束する精度重視の基礎屋さん


こんにちは!
(有)かわにしブロック工業の北島功一です。



『基礎はズバリ精度が命』



今日も安心と信頼で支える
基礎を創っていきます。



クレームの話しはまだ続く
需要があるようなので
過去の失敗談を書きますね



以前クレームになったのは
捨てコンクリートからの基礎の高さ






設計図面では
890ミリになっていました


規格ものの型枠ならば
900✖️1800というのが一般的



900の型を使えばちょうど10ミリ
余る設計となる


しかし
これは捨てコンクリートの精度が
きっちりと出来ていないと
10ミリの余裕など無くなってしまう



つまりレベラーがこぼれてしまう
ということになる



捨てコンクリートの精度があって
はじめて900の型で890という高さが
設定出来るというわけ



ここで捨てコンクリートの精度が甘かった
そのため890ないといけないのが
880や875ミリなど
あるところとないところが出てきた



それが施主様がひとつひとつ測りだしたから
クレームとなったわけだ



設計どおりになっていない❗️
そう言われてしまえば
言い訳など出来ない



最終的には
業者の施工ミス
ということで大幅に減額された



そう言ったクレームを過去に起こしました



それで大変痛い目にあったので
そこからはすぐに改善



捨てコンクリートの精度から見直しをしました



以前は鋼管を当ててやっていましたが
これが高い低いの調整が難しい



ちょっとでも凸凹があると
捨てコンクリートが高くなったり
低くなったりする



それでは意味がないので
ヌキを当ててきっちりとレベルを見て
施工するように変えました



アップアップアップアップ
こういう感じだね
このヌキの高さをしっかりと見る



後は木ゴテの均し加減で
数ミリは変わりますが許容範囲です





このように
きれいに捨てコンクリートが収まる


このようにやり方を変えてからは
そのようなクレームは一切ありません



見直すべきは
捨てコンクリートの精度から
というわけです



教科書どおりの施工をしなさい
というのはあっても
1ミリたりとも違いがない
そんな施工は現実的に無理があります



そこは許容範囲というものでカバー出来ます



鋼管でのやり方は
許容範囲を超えてしまう



それではダメだから改善なんですね



クレームが起きた時は
それを改善すれば
良い方向に向かう❗️



逆に放置すれば
話しは益々厄介になるものです



クレームなんて出ない方がいいのですが
出た場合は改善すれば良いだけ



落ち込んでる場合じゃなく
反省して改善をすれば
それはチャンスとなりうる❗️



私の場合は
捨てコンクリートからの精度の見直しが出来た



それが結果良い方向に向かいました



クレームは確かに落ち込むし
精神的にもいいものではない



しかし
改善出来る余地があるならば
それはチャンスとなる



真正面から立ち向かう姿勢



それが大事です



気を付けていてもクレームは
起こる時は起こるもの



その時にどうすれば改善出来るのか?
そこを考えるようにしよう



今日も一日ありがとう😊



それでは音譜音譜音譜



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