雨でも墨出しは出来る | 1ミリの精度へのこだわりが選ばれる理由安心をお約束する精度重視の基礎屋さん(有)かわにしブロック工業北島功一
vol.577



福井で基礎工事をしています。
(有)かわにしブロック工業です。



今日は墨出しからの作業です。

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昨日の晩から、よー降った雨で、
ベースの上には、
ドボンと水がたまっています。



シート養生はしていても、
降り続く雨☔️は
溜まる一方です。



まずは、水を掻き出すことから
始まります。



大概は、
玄関口の出入りようの型枠を
バラして、水をベースより掻き出します。



水があっては、墨がだせない、



水糸で、出す方法もありますが、
若干の精度が落ちるし、
手間が倍以上かかるので、
あまりやりたくない方法です。



しかし、降り続く雨では、
墨は打てないので、
水糸の方法を選択します。



墨であれば、
記しをして、
墨壺で墨をはじく



これで、きれいに通り墨が
でますが、



水糸の場合は、
記して、短いコンクリートネイルを
打ち込みます。



そこに水糸をひっかけて、
相棒の釘を打ち、またひっかける



この繰り返しですが、
楽に3倍は手間がかかる
やり方です。



水糸は、型枠にけられると、
通りがズレてしまうので、



糸に触れないギリギリのラインで
型枠を止めます。



この作業が墨と違い、
精度が落ちる原因となります。



今回は、一旦雨が止んだので、
すぐに、墨打ちに切り替えて、



消えてしまわないうちに、
ドンドン型枠を当てる




そういった、作業となりました。



文明が発達しているにも、
かかわらず、
この墨出しの作業は、




昔も、今も、対して変わっていません。



かたや、センサーを設置して、
瞬時に地形を読み取り、
3D化する測量ソフトがあるのに、



それの応用で、
レーザーで一発墨出し


みたいな測量器具は
でないものかね〜



と思います。





雨でも墨出しは出来る



でした。



それでは




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