昨シーズン終了後にオリオンが球団を売却し、今シーズン誕生した「コヤンキャロットジャンパース」。
そのキャロットが危機を迎えています
そもそも、球団設立当初から資金面で不安があると言われており、KBLの承認もやっとのことで得た球団なのですが、親会社が資金難となったことで、運営が厳しくなっています。
例えば、選手やコーチスタッフの給与、イベント、警備会社への支払いが遅れていたり、選手の食費支援が打ち切られたりし、球団の代表が運営のために出したポケットマネーは1億ウォンを超えるとも言われています。
また、キャロット損害保険と結んでいた、4年で30億ウォンといわれるネーミングライツ契約が、1年もたたずに終了するようです。
ただ、契約が終了したからといってすぐにチーム名が変わるわけではなく、KBLの承認を得ないといけないため、チーム名はすぐに変わることはなさそうです。
※KBLのチーム名はソウルサムソンサンダースのように、「地域(ソウル)+企業名(サムソン)+●●(サンダース)」となっているのですが、コヤンキャロットは企業名の部分の命名権を売ったため、コヤンデイワンジャンパースではなく、コヤンキャロットジャンパースとなっています。
色々と問題が山積みのキャロットですが、最も問題なのは、KBLへの加入金15億ウォンのうち10億ウォンが未払いであり、3月31日までに支払わなければプレーオフに出場できないということです。
キャロットは既にプレーオフの出場権を獲得していますが、仮に加入金が支払われなかった場合には、7位のチームがプレーオフに出場することになります
<MBC NEWS>
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