こんにちは。

MBA受験中のKbitaです。

 

この度、イギリスのCambridge Judge Business SchoolのFull-time MBAプログラム合格をいただきました。

 

当初約束されていた「面接から3週間以内の面接結果報告」や周囲が3~5日程度で結果を貰えている姿を見ていると確実に落ちたと思っていた中での結果だったため、心の底から嬉しく思うと当時に驚きが隠せません。

 

結果待ち期間

面接を受けたのが2/26日(月)で、結果が3/20日(水)に受領したため、ほぼ1ヶ月に近い結果待ちの期間となりました。

 

この1ヶ月間はいつ結果が来てもおかしくないと考え、普段通知をオフにしているGmailの通知をオンにし、通知が鳴るたびに素早くメールをチェックする、通知すらないのにメールを開いては受信がないことに落胆していました。

 

そして、面接から3週間以内の最終営業日である3/15(金)に音沙汰がなかったため、完全に諦め、別のスクールへの出願準備に乗り出そうとしました。

 

結果は突然に

しかしながら、何があるかわからないのがMBA受験。

いつも通りNative Campで何気ない日常会話を楽しんでいた際に、Gmailの通知オンがしました。

 

どうせまた、他校のプロモーションやらオランダ大使館からのお知らせか何かかと思い無関心でいましたが、英会話終了後にメールを開くとCambridgeからのメールでした。初めは件名を見ずに中身を読んでいくと、色々と書いてある中に「I am delighted to inform you that the MBA Admissions Committee has decided to offer you a place on the Cambridge MBA 2024 programme – Congratulations! 」という文章があり、その時点で合格を確信しました。

 

実は件名にすでに「Congratulations」の文字があるため、件名だけで判断できるのに何故か件名を読み飛ばすということで、本文を読んでもいまいち実感が湧きませんでした。

理想が現実に。しかし向き合わなければならぬ現実がそこに

正直、この1ヶ月間で最高潮にあったCambridgeへの夢や理想・情熱は、自分への失望と共に薄れていた(正確には忘れようとしていた)ので、急に合格と言われてもあまり信用ができず、実感が湧きませんでした。
 
しかしながら、メールを読み進める中に記載のOffer期限(正確にはDeposit支払い期限)という現実と、Depositを支払ったとしても、「授業料+生活費総額○○ポンドが支払えるかどうかの証跡として銀行口座残高を提出せよ」とのお察しがありました。
 
円安、円安、円安ということで、莫大も莫大な金額に膨れ上がった授業料+生活費など手元にあるはずもなく、日本にいる親に支給連絡し助けを懇願。
 
「絶対返済しますので、一時的にもお金をお貸しください」
正直莫大すぎて、半分程度の借用を期待していましたが、結果的には4桁万円近くを借りることができ親には感謝してもしきれません。(何やらちょうど父親が定年を迎え、退職金が手元に入ったからとの理由でしたが、40年近くも真摯に働いて得たお疲れ様金を早々に息子に借用できる寛容さは見習わねばなりません)
 
お金のことは置いておいたとして、海外大学など一切興味を持たない親の反応が面白かったので、シェアします。
 
親:んで、イギリスのどこに住むの?ロンドン?
僕:ケンブリッジという地域だよ
親:ケンブリッジという地域に、大学があるの?
僕:ケンブリッジ大学に行くよ
親:聞いたことある大学だね。とりあえずおめでとう!
 
この平和な反応めちゃくちゃいいですよね。
両親の学歴に対する思想のなさが、まさに私が大学受験に必死になれなかった一つの原因な気もするし、そんな両親だからこそ、ある意味でレールから外れることに大きな抵抗を得ない自分がいるんだなと感謝すらしています。
 
一応妻の両親に報告した場合はこんな感じの反応でした。
 
僕:イギリスのMBAに進学することになりました。
親:どの地域?
僕:ケンブリッジです。
親:まさか、ケンブリッジ大学じゃないよね?
僕:そのまさかです。
親:おぉすごい!きっとすごく優秀な人たちばかりだと思うから、人とのつながりを大切に学ぶんだよ
僕:はい!
 
これがごく普通の反応な気もしますが、どちらにせよ大学名はあくまで大学名であって、そこに通えることに自信は持ちつつも名前に負けないくらい個人として立派になろうと意気込んだ訳であります。
 

そんな感じ、今回は幸せな報告でした。

まずは、諸々の準備で手こずらず、確実に入学できるように着々と進めていきたいと思います!