こんにちは。
日本健康機構の岩永です。

8月10日は毎月恒例の医療・健康セミナーです。

ゲスト講師は(一財)国際全人医療研究所理事長の
永田勝太郎先生です。

テーマは「痛みの全人的医療」。

「全人的医療」は、身体と心、周辺環境のほかに、
その人個人がどう生きるべきかに着目しています。

永田先生ご自身も順風満帆ではなく、いわば失脚する
ような形で大学病院を追われ、地方病院に勤務しながら
医療人を続けていました。

医療にどのように取り組んでいくべきか、
悩みは尽きなかったそうです。

その頃、高校生の頃に読んだ本「夜と霧」を読み返し、
著書の精神科医、ヴィクトール・フランクルが確立した
「実存分析」を勉強することに決めたそうです。

フランクル氏はアウシュビッツ強制収容所から奇跡的な
生還を果たしたユダヤ人。「夜と霧」は英語版だけでも
累計900万部を超えるベストセラーとなりました。

永田先生は、フランクル氏が亡くなるまでの十数年、
時間を見つけてはウィーンに飛び、交流を深めたといいます。

フランクル氏の死後まもなく、今度は永田先生が寝たきりを
余儀なくされる難病にかかりました。

・・・

現在は歩くことができ、医療教育に尽力されていらっしゃいます。

何が復活の糸口となったのか。
そして、医療人としての患者さんとの関わり方にどんな変化が
あったのか。

講演では、医療人、患者双方の体験や考えを聴くことが
できます。

多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

▼イベントページはこちら
https://www.facebook.com/events/1439097746364731/

▼第24回医療・健康セミナー チラシPDFデータ
http://www.jho.or.jp/20140810.pdf