年功序列。

悪しき習慣として、排除するべき考え方とされています。

たしかに、悪しき部分もあります。

年上というだけで、偉そうにし、無駄なお金を使い、周囲には当たり散らす。

こんな年上の人は嫌な物です。


ですが、一日の長とし、一日でも長く生きている人は尊敬する、という考え方が昔からございます。

長く生きてきた人には経験があり、自分が経験していない事を知っています。


自分からみて、その態度や行動はどうなんだ? と思っても、反面教師として学ぶこともできます。

学ぶ事があるなら、感謝の気持ちも出てくるかもしれませんよ(笑)


武道の世界では、後輩の実力の方がはるか上にいくこともあります。
むしろ、若い方の方が力も勢いもあり、強いものです。

ですが、一日の長の精神もあり、先輩は敬い、尊敬し、感謝をしているものです。

それが、武道の基本である 礼儀 にもつながります。