こんにちは。
日本健康機構の岩永です。

突発的なコラム、本日は
“血液と血行不良と薬”について触れたいと
思います。

血液って身体のどこに多くあるのでしょう?

97%くらいは、毛細血管や細血管といわれる
細い血管に存在します。

血行不良というと、血管内で血栓ができて詰まる
という話を聞きます。

脳梗塞や心筋梗塞などを連想します。

でも、見るからに肥満体で、脳梗塞や心筋梗塞を
患った方ばかりかといえば、そうでもありません。

実は、日本人は血管が詰まるほどの肥満の方は
少なく、大動脈や大静脈が詰まることは稀です。

問題にすべきは、細い血管の血液の流れです。

中学生の理科を思い出しますが、
呼吸で肺に入った空気は、空気中の酸素を血液へ
取り入れる役割をしています。

血液は、酸素を全身の細胞に運び、細胞が出す
二酸化炭素を運ぶ役割をします。

身近な問題である、腰痛や肩こりなどの慢性痛は、
筋肉中の血液の流れが悪くなって酸素不足を起こして、
痛みを発生させています。

うつや認知症、アルツハイマーなどは脳の中の酸素不足。

対処するのに、降圧剤を飲むと脳梗塞のリスクは2倍、
がんは1.3倍というデータもあります。

20年ほど前から、薬の副作用については、欧米では
常識とされており、医師が自主的に論文を発表するなど
啓発活動が行われています。

一時的な処置には薬が必要な場面があるでしょう。

でも常用はリスクだと思います。
(クスリはリスクと豪語される先生もいらっしゃいました)

過去に、脳梗塞で入院、投薬されて1週間後
お見舞いに行ったら、寝たきり状態で、何も反応しない
という事例を見たことがあります。

無知さと怖さを感じた瞬間でした。

多くの方に身体のことを知っていただく機会を増やすため、
今後も活動していきます。