子どもが未習得の運動、勉強には関わらない方が良いのは分かっている。


ただ、何かの流れで避けて通れないときもある。


両親からの遺伝で娘もまた、何かしら脳の働きに偏りがあるらしい。

不器用で理解力が想像を絶するほどにアンバランス。


伝わらない、何度言っても出来ない。この繰り返しにADHDが発動する。

イライラが爆発し、気がつけば髪を掴み、殴り、机を叩きまくり、娘を大泣きさせる。


まさに負の連鎖。



今日は、何度もジュースのおかわりを要求し、アイスまで要求する娘に、まずは残りの勉強をしてからや!

と、軽く課題を与えたが故に、事件と化した。


はぁ。

疲れた。


鎮火した。


相談支援をしていた時に、こういうケースがよくあった。素質が私にもあるが故に、分かる話であったが、今はまさに体感として共感が止まない。


娘は何も悪くない。アンバランスな娘が出会うであろう、不安、苦手感をうまく乗り越えられる下地を作っておきたいと思うものの、自分の特性がそれを邪魔する。


娘はただただ真面目に母の言うことを聞いて勉強を続ける。


シングルで友だちがいないという、救いようのない環境もまた、負の連鎖に陥りやすい、発達障害あるあるの環境である。


とにかく発達障害をもって生まれるということは、いろんなリスクを孕んでいるということ。