










ホース延ばして放水して
実訓練も大切だけど
ホワイトボードに絵を書きながら
火災戦闘をイメージさせる教育
隊長クラスの経験が
いっぱい詰まってる講義
だって若手は現場経験が
少ないもんね
風上、風下、火点、延焼防止、輻射熱
あらゆる場面を想定して........
あらゆる場面だなんて言い出したら
キリがないけど
経験が少ないんだから
自分が経験したものを
どんどん教えていくしかない
もぉ〜なんか伝統職人の世界だよね
大前提は優先順位
一番大切なのは.........
自分の命ね
二番目に住民の命
三番目に住民の財産
ちゃんと教えてもらってるはずなのに
火を見るとアドレナリン出まくり
炎に向かって放水始めちゃう若手
いままさに延焼拡大する炎ならともかく
いかに建物の温度を下げるか
火災で出る煙は可燃性
温度が上がれば着火します
煙の流れも見ながら放水しないと
フラッシュオーバー喰らいます
こんな訓練もあります
1枚の風景を見て
何が危険か
イメージを膨らませる訓練です
2階建ての建物なら
必ず階段があるわけで
階段を炎が駆け上がります
どこに階段があるか
風呂はトイレは
リビングは
全てをイメージするんです
間取りが想像できれば
筒先の部署も変わります
先着隊長の仕事です
先着隊の指揮ですからね
消火のみに頭を使えればいいんですが
他にもやることいっぱいです
電力会社、ガス会社、警察........
現場のリスクを下げるのも仕事です
現場の早期沈静化と隊員の命
災害現場を俯瞰的にイメージしないと
全体像は見えてこないのです
しかしながら隊長ってやつは......
経験だけじゃ務まらない
隊長になるための.......
隊長に必要な資質を得るために
やっぱり学校に行きます
消防学校ですね
基礎を学んで現場で磨きます
明日は消防学校について.......です
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます