前回登場した歯周内視鏡(PERIO SCOPY)で深い歯周ポケット内の病原性バイオフィルムと歯石の存在する場所を特定しました。その後に用いられるのがこのぺリオフローです。
ノズル先端に小さな穴が3ヶ所開いていて、エアフローと同じくエリスリトールのパウダーと温水を噴射して病原性バイオフィルムを完全に除去します。なんと歯周ポケットの深さ4~9㎜までの広範囲で適用可能です。
エリスリトールには主要な歯周病菌であるPg菌を減少させ、口臭を減らす効果があります。
Dental treatment with the AIRFLOW® PERIOFLOW Method (English) - YouTube
EMS社 公式ホームページより
もし、歯石が見つかった場合はピエゾン型超音波スケーラーで歯根面を傷付けないよう注意を払いながら取り除きます。そしてデブライドメント(=汚染物質を除去すること)が終了した後に確認の意味でもう一度歯周内視鏡でチェックします。これら一連の治療は基本的に局所麻酔を使って、無痛下で行われます。
ペリオフロー導入でハンドスケーラー(=金属製の歯石除去用器具)を用いて歯根面の歯石をガリガリこそぎ落とすルートプレーニングと呼ばれる手技は激減しています。同時に歯肉を切開して行う歯周外科処置もだいぶ減少してきました。結果的には患者さんの苦痛軽減に繋がっています。 ![]()
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