いくら体の仕組みがそうなってるとはいえ、盛大にお腹が鳴って恥ずかしい思いをしたことがある人もいるのでは?
どうしてお腹はなるのでしょうか。
空腹はひとつの要因です
2時間くらい何も食べずにいると、胃壁にいる受容体が空腹を感じるホルモンのグレリンを働かせ、グレリンは脳に対してお腹が空っぽだと知らせます。
また、低血糖状態も同様のメッセージを送ります。
そして体のボスとしての脳は、知らされた問題を解決すべくオレキシンというホルモンを放出します。
するとオレキシンは胃に対し、そろそろ物を入れるときだと知らせます。
空腹感とか体温とか性欲をコントロールすることなどで体をメンテナンスしているのは、脳の視床下部です。
つまり、「お腹空いた~」という感覚にスイッチオンするのが視床下部なのですが、それは以下のような段階を追って起こります。
まず、ホルモンが胃の平滑筋を収縮させます。
そして酸とか他の消化液が胃と腸にいきわたり、食物を受け入れる準備をします。
筋肉の収縮は内臓全体に沿ってリング状に行われ、胃に残った粘液とか食べ物とかバクテリアを押し出します。
この動きが振動を起こし、あのグーグーギュルギュル言う音の原因になります。
音は最長で20分間続き、その後は1、2時間おきに、食べ物をお腹に入れるまで繰り返しやってきます。
でもあの音が鳴るのは、空腹のときときだけではありませんよね
お腹が空っぽのときのほうがやや響く感じはしますが、食べた直後なのにお腹が鳴るときもあります。
胃と小腸の周りの筋肉は、食べたものをガスや液体と混ぜる役割もしていて、そのための筋肉の収縮運動は腸の出口方向に向かって数センチずつゆっくりと移動していきます。
この食物・ガス・液体をつぶす動きも、胃の筋肉を振動させ、(多少おとなしいとはいえ)グルグルという音を出します。
残念ながら、これらグーグーギュルギュルが鳴らなくなる方法はないようです。
空腹なときもそうでないときも、結局、お腹が鳴る音はやり過ごさなきゃいけないようです![]()

