2021年8月22日(日)
ここ数日、天候・自然界の変な荒れ具合に嫌気がさしている初老オヤジの私。
それでも、本日の最高気温は三十℃を下回っていて、真夏日回避ではあったのだが、その空気の湿気の高さには参ってしまう。
ヤダネ。
ただ、今より二ヵ月程前の「夏バテ」(と、自己診断しているのだが)していた時期に比べれば、やはり身体が少し良くなっているようなので、その分は楽である。
あの時期に比べればではあるが。
食欲が出てきているものなぁ、今は。
「夏バテ」の頃は、喉を通らなかったから、何もかもが。
今は大丈夫、何でもイケちゃう。ハイ。
「地震・雷・火事・オヤジ」というが、今年の夏は、それら全部を体験したなぁ。いやぁ、笑い話ではなくて・・・・・、地震も、雷も、凄い音、ちょっと不安だったなぁ。
それに、どこか遠くでは火事が。そして、問題の(?)「おやじ」だが・・・・あれっ? アレッ?
そういえば、ここ数十年、地震や雷、そして火事のような、恐ろしい、怖い「オヤジ」も街中には見受けられなくなったなぁと。
みんな、オヤジ族が「上品」になってしまったか?
と、言うことにしておこう。ハイ、ハイっ。
【Beethovenfest Bonn 2021~ドイツ・ボンにての音楽祭より】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの誕生した街、ドイツのボン。
その地でのベートーヴェン音楽祭の演奏動画がいくつか配信されている。
その中から、今日はJordi Savall(ジョルディ・サバール)指揮、そしてVOX BONA Chamber choir of Kreuzkirche Bonnなる古楽器演奏アンサンブルによる演奏会を再生していた。
曲目が「第九」である。そう、あの「合唱付き」。
①Beethoven: Symphony No. 9 | Jordi Savall with Le Concert des Nations
~Beethovenfest Bonn 2021~
*L・V・ベートーヴェン:交響曲第九番 ニ短調、op.125「合唱付き」
(ソプラノ)Sara Gouzy~サラ・グージー
(メゾ・ソプラノ)Laila Salome Fischer~ライラ・サロメ・フィッシャー
(テノール)Martin Platz~マーティン・プラッツ
(バリトン)Manuel Walser~マヌエル・ヴァルザー
(合唱)VOX BONA Chamber choir of Kreuzkirche Bonn
(合唱指揮)Karin Freist-Wissing
(管弦楽)Le Concert des Nations
(コンサートマスター)
(指揮)Jordi Savall~ジョルディ・サバール
2021年8月20日 World Conference Center Bonn
指揮者ジョルディ・サバールの名前は至る所にて見ることが多くなった。
どのような指揮をするのか興味津々でいたのだが、上記の「第九」、これはこれは聴かなければならず。
まして、アンサンブルがLe Concert des Nations、さらに、コーラスはVOX BONA Chamber choir of Kreuzkirche Bonn、そこに四人の独唱陣。
「第九」をそんなに好きではない私であるけど、これらの指揮者、ソリスト、コーラス、アンサンブルの名前を見れば、「期待していいだろうな」と思えてしまう。
偏屈な私でさえ、「心待ちにしている」と素直に言いたくなる。
そして、この休日を利用して、上記のライヴ演奏収録動画にて、ゆっくりと「第九」を楽しんだ。
当然に、此のアンサンブルはいわゆる古楽器を使って、そして、古楽器奏法、ピリオド奏法。
さすが、素晴らしい演奏、時折、やや粗さが出てくるが、それは楽器、そう古楽器という事もあるかと・・・。
だがだが、それらの音が、音色がとても素晴らしく放たれているので好感が増大。
やはり、この古楽器アンサンブル違うな。日頃から古楽器に特化して、それを探求しているアンサンブル、やはり違うなぁ。素晴らしい。
それと、この①の演奏聴いていて、セカセカした感じがなく、また、如何にも「学問的にも現代の演奏奏法は間違っている」的な大上段からの論文を聞かされているような所が無いから、これは親しめる。
それは、アンサンブル楽団、コーラス、そして独唱陣にも、指揮者にも相通じるかと。
コントラバスのピッチカートの音、いいなぁ。いいね。この色合い。この音の広がり。
それと、ホルン。バブル無しの古楽器。いいなぁ、この音。
特に例の第三楽章でのソロ、キキモノだね。
ホルンは四人だが、このソロ・パートは四人目(一番奏者、二番奏者、三番奏者、四番奏者の四番目)の奏者が吹くようにベートーヴェンは書いている。
一番奏者(首席奏者)に吹くように指定出来たかと思うが、あえてそれを四番目奏者に吹くように楽譜を書いた理由は、もう「第九」ファン、ベートーヴェン好きな方はご存じの方は多いかと思う。
しかし、この奏法難しい箇所を、首席ではなくて、四番奏者指定にしたベートーヴェン。
確か、初演の際、楽団の中の四番ホルン奏者は、ベートーヴェンの知り合い(?)だったとか? スポンサーの息子だったとか? いろいろ説をあちこちで見掛けるが。
だろうね、そういう伏線があったのだろうなぁ。
ほんとに難しいな、この箇所は。さらに、ノンバルブ古楽器ホルンで吹くとなるとさらにさらに難所となるようだ。
上記①も、万全の出来合いとは言えない・・・・。やはり、音程も何もかも、超難しいようである。
しかし、ブラヴォー。ブラヴォー。
もちろん、一流オケの演奏シーンにて、その三楽章を注意して追い掛けていると、その部分を楽譜通りに四番手奏者に吹かせる事もある、
世界の一流オケであるから、四番手といっても、もう世界世界最高のホルン奏者の一人とされる人材揃い。素晴らしい響きを披露してくれる。
かと思えば、その超一流オケでも、指揮者によっては、その箇所を、「ここは首席奏者の登場願う」とばかりに、首席奏者が吹く事もあり。
独唱陣も素晴らしく。バリトンの出だしの部分、なんだか久々に感激したなぁ。
オーバーじゃないからなぁ。いいね。
それからコーラス。はい。このぐらいの編成が私は好き。
何度か聞き直して、そしてまた新たに素晴らしい点を発見したくなる。
【二八蕎麦(?)・・・どれどれ・・・っと】
先日の日記にて、ローソンの「ざるそば」が美味しかったと書いた。そして、その「そば」は、蕎麦粉を五割まで増量とかいてあるとも記した。
そうしたら、ふと目についたのが、セブンイレブンの店頭にて、「二八そば」と見えた。
思わず買ってしまった私。
下記である。
*石臼挽きそば粉のかき揚げ二八そば(セブンイレブン)
398円 税別 488kcal
上記であるが。本当にその名前のように八割の蕎麦粉使用なのかな?と、調べてみたら、そうらしい。八割使用していると書いてある。
確かに、今まで食していた他の「そば」よりも、「蕎麦粉」使用割合が大きいような、そんな感じがする。
だがだが、だが、だが、ツユをもう少し工夫が必要かと私は感じたなぁ。
それから、これは贅沢かもしれないが、「かき揚げ」も一工夫してくれ~~っ、っと。
ならば、かき揚げを何処かからか買ってきて、蕎麦も買ってきて、ツユは自作で!!!!と思うが、まぁ、その手間を考えると・・・・・コンビニのものはその値段であの味だから、ヨシとせねばならぬか?
【(続)~Beethovenfest Bonn 2021~】
①の演奏画像を観賞して、感動していたら、下記の演奏画像も「あなたへのオススメ」としてYouTubeより来ていた。
早速チェックしてみると、これまた凄い音楽集団による演奏ライヴ動画だった。
①と同様に、ボンでのベートーヴェン・フェスティバルのもの。①が2021年8月20日のコンサート。そして、下記が2021年8月21日。
ステファン・ゾルテス
曲目がベートーヴェンの交響曲第六番&第四番交響曲。
これまた好きな二曲となる私。
早速、クリックして大画面にて観賞モードに。
②Beethoven: Symphonies No. 4 & 6 | Stefan Soltész with the Hungarian National Philharmonic Orchestra
*L・V・ベートーヴェン:交響曲第六番 ヘ長調、op.68「田園」
*L・V・ベートーヴェン:交響曲第四番 変ロ長調、op.60
(管弦楽)Hungarian National Philharmonic Orchestra~ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
(コンサートマスター)Bodor János(?)
(指揮)Stefan Soltész~ステファン・ゾルテス
2021年8月21日 World Conference Center Bonn~Beethovenfest Bonn 2021
こちらは、ハンガリー国立フィル。懐かしいね。
指揮がステファン・ゾルテス。
この指揮者は、私は初めてであるかと思う。おそらく・・・・。
演奏曲目順番が六番、四番という流れ。これもまた指揮者の意図があるのだろうね。そこも探ること出来ると嬉しいな。
この楽団は、日本の小林研一郎が首席指揮者の任にあたっていた時代がある。そういう意味でも懐かしい。
①のオケ、②のオケ、いいなぁ、冷たさが感じられないね。どこか暖かさ、ほのぼのとした温かさがあるようで。
半面、やや粗いかなぁ? と思うところ散見するけど。まっ、これまた・・・偏屈オヤジの戯言としておこう。
でも、私①も②も、感動の度合い高かったなぁ。いい演奏だよね。この演奏。
日曜日、こうして、ベートーヴェンのシンフォニーの、それもボンにてのライヴ映像、そして、それも直近の演奏ライヴを、家籠りの田舎オヤジの楽しみの一つとして聴ける事、こんなに大きな感動が残る演奏である事、感謝したいなぁ。
有難う、有難う。
【夏の名残りのこの時期に・・・このロックを】
時折書いているが、イーグルスの「ホテル・カルフォルニア」。。。。
懐かしく感じる。
いい曲というより、思い出がタップリある曲なんだなぁ、これが。
この曲がヒットしていた頃、思い出すのである。
③Hotel California
作詞・作曲: ドン・フェルダー, グレン・フライ, ドン・ヘンリー
唄:Eagles
*1976年発売 オリジナル音源
*1998年 ロックの殿堂入りでのライブ映像
上記二つの動画、続けて流している。
1976年当時、イーグルスをそんなに知らなかった。興味なかったのだが。
だが、東京の街中に出かけると、よく流れていたなぁ、この曲。
東京で生活始めた年、1976年だった。
夏の終わりのこの時期、夏の名残りがあるこの時期、今の時期に、このイーグルスのこの曲、これまたイイではないか。
夏の終わりの夕暮れ時に、このロックのナンバーを聴く私、聴く自分を・・・・・いやぁ、十数年前までは想像出来なかったな。ほんとに。
イーグルスのこの曲、この歳になってこんなに好きな一曲になっているとは・・・・想像出来なかったけど・・・。
いい曲だね、ホテル・カルフォルニア。
そして、午後六時を少し回ったところ・・・・・。
そろそろ、手仕舞いとするか・・・・っと。
また、明日から一週間が始まる。その為に、今日はゆっくりと風呂にでも。
そして、早目の就寝としようかと・・・・。
おやすみなさい。