2020年1月14日(木)

 午前三時起床。
 昨日の朝が午前五時起床であったので、今日、午前三時に目が覚めた事が嬉しく。
 等と思っていると、「歳だな~~ぁ」と彼方此方から聞こえてきそうだ。

 例のごとく外界が気になる。この外界の天候確認が、この初老田舎オヤジの一日の始まりとなったなぁ(笑)


【イカの塩辛】

 「いかの塩辛」、小さい頃から食べていたなぁ。
 父が好きだった事、そしてその父が「イカの塩辛」を時々作っていたこと、そして「自画自賛」して、母、姉、そして、私に「俺が作ったのはうまいだろう?」といつも言っていたなぁ。
 まぁ、ただ子供心に「父が作ったのは、ただ塩辛いだけ」と思っていたが。
 市販されている塩辛の味から比べると、塩辛さだけが目立つ父の塩辛。
 だが、だが、私自身が酒を覚える歳になり、その席でのツマミに「塩辛」を注文すると、一般の居酒屋、料理店、市販品などのそれは「確かに上手いのだけど、酒のツマミならばオヤジの作った塩辛がいいなぁ」と思うようになった。
 そしてそして、ある時、昔から料理が得意で、当時、街中の一品料理店の女将だった人に、オヤジの作る塩辛を説明したら、なんとなんとその女将さん、「お父さんの作られた塩辛、食べてみたい」となった。
 私は恐る恐るそれも持って行ったことがあった。
 食べて一言「これはウマい。イカそのものの質もいい。そして、味がいい。余計なものを入れていないからネ。これはグッド」と褒めてくれた。
 ただ、儀礼的にほめてくれたと思ったら、違うようだ。
 作っている所を見せてくれという。あらららら、見せるようなオヤジの腕前ではないし、あらららら。
 と、二年三年と過ぎて、ようやく実現。

 そうしたら、その女将が、「もうひとつ、味アップの秘訣は・・・」と、ある事を教えてくれた。オヤジはさっそくそれを試みていたが。
 懐かしくその情景を思い出したなぁ。
 今回のイカの塩辛作り。
 ただただ、女将も笑っていたが、なにせオヤジも素人だから、そのイカの切り方、切ったイカが不揃いなのは・・・まっ、致し方ない。わたしはオヤジよりもさらに不揃いにしかならない。
 たかが「塩辛」されど「塩辛」だなぁ。美味いね、新鮮なイカでの塩辛は。

 でも、でも、今の時代、この塩分は・・・・・やはり、塩分控えめの時代だからね、この塩分はヤバいとされるだろうなぁ(笑)
 なので、適度に、適度に辛さを。そして、食べる量も適量と致そう。

 何をもって「適度」「適量」なのか・・・これがまた問題だが。

 自作の「イカの塩辛」を食べていたら、頭に浮かんだ歌謡曲がある。
 これまた、私にしては珍しい選曲なのだが、この歌、最近になっていい歌だなぁと感慨深く聴くようになった。

 しみじみ、いい歌だよね。

○舟歌

歌詞:阿久悠
作曲:浜圭介
編曲:竜崎考路

唄:八代亜紀

 1979年5月25日発売

 


 普段はあまり私のプログラミングにはない歌手であるが、時折この歌手の歌唱を聴くと「上手い」と思うことある。
 底力がある歌手だなぁと。
 そして、この歌、いいね。この歌唱いいな。

 さらに、同時に思い浮かぶのが、下記、この歌も好きだなぁ。
 五木ひろしの歌の中では一番好きな歌である。


○そして・・・めぐり逢い

作詞:阿久悠
作曲:中村泰士
編曲:池多孝春

唄:五木ひろし

 1984年4月 発売



 そして、これらの歌は・・・父や母が好きだったなぁ。

 やはり、イカの塩辛・・・・だと、上記のような演歌がこれまたマッチするな・・・・さらに、本来ならばお酒があると良いのだがね。
 お酒・・・家にあることはある。日本酒も、ビールもウイスキーも、ワインも、焼酎も、あるのだが・・・・。
 やはり、このカラダのこと考えると自重しながら呑まないとなるまいからね。
 つい先日、日本酒を嗜んだばかりだから、当分はオアズケである。
 って、まっ、少しならば大丈夫だろう。
 それに、この間も、多少呑んでも別にナントモないわけだから・・・大丈夫だと、ハイ。
 今日の夜、会社から戻ったらまた少し「嗜なむ程度」に、グイっと、塩辛ツマミにして、そして、上記のような演歌を流しながら・・・・・イイネ、これ、最高かもな、きっと。

 そうすると、下記のような映像動画も打って付けかと。

○YUKIGUNI 娘に・・・:吉幾三父娘共演



 この映像、興味はなかったのだが、再生していたら、この娘の歌唱力が素晴らしい。父親譲りの情感の出し方、素晴らしいね。
 そして、父親吉幾三の涙が・・・・・。

 いい画像だなぁ。

 やはり、夜明け前から、以上の三曲聞いていたら・・・・こりゃぁ夜は「酒」でしょ!!(笑)


【ニュース・チェック】


☆☆受け入れ先が見つからず、自宅療養中の80代男性が死亡(1/13(水) 22:06配信 読売新聞オンライン)

 

 



 酷い話だ。毎日のようにこのような記事が出ている。
 きっと、全国では数多くの上記のような事が起きているのであろう。

 酷い話だ。



☆☆政府の相次ぐ要請に猛反発 サイゼリヤ社長「ふざけんなよと」(1/13(水) 22:51配信 FNNプライムオンライン)

 

 



 やはり、・・・ね。予想した通りである。政府の要職にある人、大臣の軽い発言に猛反発、当然のことである。
 軽いね、我が日本の政府、大臣達。

 下記のようなニュースも

☆☆医療受けられない事態発生 前週比2万人増と専門家(1/13(水) 11:58配信 共同)

 

 


 つい最近まで、内閣の御偉い方々は「大丈夫」というような事を言っていたのではないか? 責任を感じていないのか?

 

【このチェリストに注目】

 

 

 このチェリストの名前を初めて知ったのは、ヴァイオリニストのジャニーヌ・ヤンセン主宰の室内楽フェスティバルである。
 その中にこのチェリストの名前があって、ヤンセンたちとの共演があった。
 その動画は日記の中でも紹介したので覚えていた。

 そして、数年前、欧州へ旅行した時に、このチェリストの演奏をホールにて聴いた事がある。

 さて、そのチェリストの名前はニコラ・アルトシュテットである。
 そのチェリストの動画の中で、ドイツのSWR交響楽団との共演コンサートが配信になっていた。そこに興味を持った私。
 まずは下記

①注目のチェリスト:ニコラ・アルトシュテットのチェロ&指揮によるコンサート
~ハイドン、リゲティ、シャーンドルの作品~

*F・J・ハイドン:チェロ協奏曲第一番 ハ長調、Hob. VIIb:1 
*G・リゲティ:Ramifications
*ヴェレシュ・シャーンドル:弦楽合奏のための「トランシルヴァニアの四つの踊り」(Vier transsylvanische Tänze)

≪アンコール≫*F・J・ハイドン:交響曲第十三番 ニ長調、Hob.I:13 より、第二楽章「Adagio cantabile」

(チェロ&指揮)Nicolas Altstaedt~ニコラ・アルトシュテット
(管弦楽)Mitglieder des SWR Symphonieorchesters~南西ドイツ放送交響楽団メンバー
(アンサンブル・リーダー)Christian Ostertag

 2020年5月7日、8日 Funkhaus Stuttgart



 昨年の五月のコンサートの映像。

 そして、下記はM・ザンデルリンク指揮/SWR交響楽団との共演にてのショスタコの第二番チェロ協奏曲。

②SWR交響楽団/指揮:Michael Sanderling/ニコラ・アルトシュテット(Cello)

*D・ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第二番 ト長調、op.126

(チェロ)Nicolas Altstaedt~ニコラ・アルトシュテット
(管弦楽)SWR Symphonieorchester~南西ドイツ放送交響楽団
(コンサートマスター)
(指揮)Michael Sanderling~ミヒャエル・ザンデルリング


 2019年9月 Liederhalle Stuttgart




 それから、三番目の下記の動画は、アムステルダムでのコンサート。
 コンセルトヘボウ管の室内管弦楽団との共演。

③コンセルトヘボウ室内管弦楽団/ニコラ・アルトシュテットのシューマン

*R・シューマン:チェロ協奏曲 イ短調、op.129(チェロ独奏&弦楽合奏版)

(チェロ&指揮)Nicolas Altstaedt~ニコラ・アルトシュテット
(管弦楽)Concertgebouw Kamerorkest~コンセルトヘボウ室内管弦楽団

 2016年5月29日 コンセルトヘボウ大ホール、アムステルダム




 この三つを聴いていたここ数日。
 このチェリスト、変わっているといえば変わっている・・・演奏家と・・・。
 おそらく、私は数年前だったら、あまり好みの演奏ではないと書いたかと思う。
 が、ここ数年、私も好みの範囲が広がったようで、このチェリストの演奏に興味を抱くようになった。

 特に①の指揮者としてのニコラ・アルトシュテット、そして、②でのショスタコーヴィチの二番のコンチェルトから、このような解釈と、それを堂々とやってのけるチェリスト、凄いと感じるなぁ。
 この②のショスタコは指揮者のM・ザンデルリンクの音楽性とのマッチングも良かったかな・・・・。

 三番目は、コンセルトヘボウ室内管弦楽団とのシューマン。
 ただ、このコンチェルトの伴奏は弦楽アンサンブル版である。これまた興味がいった。

 まだまだ、わからないところが残るのだが、このチェリストの音、どことなく惹かれる面がある・・・・・。
 この部分、今一度確かめたくいる。

 ただ、①の演奏でのハイドンのコンチェルト・・・・。これは現代のチェリストの解釈なのだろうけど、私が昔から聞いていたハイドンのチェロ協奏曲第一番とは・・・違う曲のように聴こえることあって・・・。どうもついていけない所がある。いや、これは私の耳と心がおかしいからか?

 これまた、日を改めて今一度聴いてみよう。


【エピローグ】

 学生達は、卒業式のシーズンがもうそこまで。
 そして、ある人は進学のために入試、ある人は就職と進む道はそれぞれとなる季節だ。

 昨年のこの時期も、また今年も・・・・。今までとは違った時節と否応なしになるわけであるが・・・・。

 この歌を懐かしく思い出した。この歌がマッチングするのはにはもう遅い時期なのだが・・・・。

○いちご白書をもう一度

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実
編曲:瀬尾一三

唄:バンバン

 1975年8月1日発売



 高校三年の夏だったのか、私は。この歌が出た時は・・・・。


 この「いちご白書をもう一度」をベイビー・ブーがア・カペラにて歌った映像がある。
 これがまた素晴らしく。

○いちご白書をもう一度

 ア・カペラでの歌唱

唄:ベイビー・ブー



 うん、これはいいな。