2021年1月1日(金)~令和三年元旦

 謹賀新年

 一月一日、午前六時頃一度目が覚めた。その時に外の気配が気になり、起きだした。ちょっとだけ、カーテンをあけて外の気配を見る。
 銀世界だった。

 予想よりは積雪の度合いは少ないような気配、これには一安心。

 やがて、我が身にも寒気を感じて急いでベットに戻る。
 やはり、外気温が下がっているのだろう。

 例年に比べて、街中は静かな年越しだったのだろうなぁ。
 午前九時半頃に本格的に起きて(←この表現、おかしいか?)、完全防寒状態にて玄関先に出る。
 粉雪が降っている。この雪は積りそうな雪だ。そして時折強風が来る。
 少しばかり、玄関先の雪を履く。気を付けて履いたが、無理せずに即止めた。
 思い出すと、昨年は雪かきはした記憶なし。暖冬だったからな。
 
 道路などの状態を見ると、新雪が積もった事もあるだろうが、足跡、車のタイヤの跡などがない。また、少ない。
 昨夜から今日にかけても、我が街の「新年」も静かに過ぎていったのだろうなと想像する。
 初詣等々も、このコロナ騒ぎ、そしてこの雪の影響もあり、控えた家が多いのであろう。などと勝手に思い込むが、決して間違いではあるまいと思っている。

 と思いながら、時計を見たら、既にお昼過ぎだった。

 朝のお茶も、朝御飯も食べずにいた。あららら、ヤバイと思い、サササッと2021年の最初の食事を用意。

 記念すべき「一年最初の食事」のメニューとは言えないのだが(笑)

*ベーコンエッグ(玉子一個+ベーコン少々)
*キンピラゴボウ
*焼き海苔
*味噌汁(じゃがいも、長ネギ) 一杯
*御飯 150g

 すべて手作り(一応だが、手作り)

 という超豪華粗品メニュー(笑)、なんとかギリギリだが、500kcal以下に抑えたつもりである。(あくまで、「つもり」)(笑)
 美味しいね、いやぁ~~実に美味しい。ウンウン。



【田舎初老オヤジの年の初め、元旦の昼下がり】

 餅を食べたいなぁ。でも、カロリーがあるからな、餅。ここのところ控えていたが。
 といっても、昨年の秋、蕎麦屋にて「力そば」食べたっけな、あれは美味しかった。
 餅、まっ、喉につまって大変な事になったらまたまた迷惑かけてしまうからね。考えよう(笑)
 って、もう大丈夫かと思うが。何を食べても。
 
≪ニュース・チェック≫

☆☆週間 三が日は大雪続く 7日頃から再び強い寒気 早期天候情報も(1/1(金) 11:57配信 tenki。jp)

 

 


 我が街地域は、三日(日)から数日、気温が低い日が続き雪の心配があるらしい。またまた警戒しないといけないな。
 七日あたりからは一段と気温が下がる予報が出ている。これまた困ったものだ。


≪新型「コロナウイルス感染拡大」について≫


☆☆都幹部「市中感染拡大の恐れ」…新規感染1000人超えで経路不明69%(1/1(金) 12:33配信 読売新聞オンライン)

 

 


 ??はぁ? 正月ズレしているのかね? 

 記事中に
 「東京都では、感染経路を特定できない人が増えている。31日は69%を占め、都幹部は「市中感染がさらに拡大する恐れがある」と警戒を強める」
 って、オイオイ、今更言うなよ と、言いたいね。

 世間では、巷ではこの点はもう話しになっていただろうが!! 専門家の一部も随分と前から指摘していただろうが!! それに耳を傾けなかったのは都側じゃないのか?
 同じようなこと、国にも、また他地方自治体にも言えるが。

 新年になっても、こういうパターンで言ってくるのだろうね。お偉方はさ。そして、自分達のミスを隠すかのようにしてさ。対応のマズさを隠すように。
 そこに、大手マスコミも巧みに加わって。ハイ。
 新年早々呆れたものだ。



【初聴き、初動画観賞】

 さて、今年は丑年。
 ウシといえば、「赤ベこ」だろう。我が県は。

 

     

 我が家にも、いくつかの「赤べこ」がいるが。年々、その製作者によって表情が変化しているようにも思えた。

 ぜひ、我が県にお越しの際は、会津の「赤べこ」は如何であろうか!?
 今頃は会津地方は大雪だろうな。でも、会津の方々は大雪には慣れているから、私のような者とは違う。

 「赤べこ」を話題にしていたら、牛肉食べたくなったな。(笑)
 それに会津地方の温泉、行きたくなったなァ。いいだろうな、雪の会津の温泉。

 
 午後も周り、ひと息・・・・・。
 お茶を淹れる。日本茶。そして、バナナ一本をいただく。バナナはいいらしい。よく、病院でも出ていたな。想い出した。

 そして、2021年の初聴き、初観賞に選んだのは下記の「ベト九~合唱付き」の動画。

 この動画の演奏自体は昨年十二月に収録されていたものだと思うが、配信は現地時間の大晦日のようである。

 元来、年末の「第九」は避けていると豪語している私であるから、この動画は新年の落ち着いた時期に秘かに観賞と考えていたが、待ち切れず、こちら日本時間の元旦に観賞した。
 ということは、年末・大晦日ではなく、私的にはいいであろう。


①ロッテルダム・フィル/A・マンゼ指揮//「第九(合唱付き)」

*L・V・ベートーヴェン:交響曲第九番 ニ短調、op.125「合唱付き」

(ソプラノ)Susanne Bernhar~ズザンネ・ベルンハルト
(メゾ・ソプラノ)Olivia Vermeulen~オリヴィア・フェルミューレン
(テノール)Benjamin Bruns~ベンヤミン・ブルンス
(バス)Tareq Nazmi~タレク・ナズミ
(合唱)Rotterdam Symphony Chorus~ロッテルダム交響合唱団 
(管弦楽)Rotterdam Philharmonic Orchestra~ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
(コンサートミストレス)Marieke Blankestijn ~マリエケ・ブランケステイン
(指揮)Andrew Manze~アンドルー・マンゼ

 2020年12月 Rotterdam Ahoy



 上記、ロッテルダム・フィルのメンバーによる「ベートーヴェン交響曲(室内楽版)演奏配信シリーズの最終回のもの。
 これまで、ロッテルダム・フィルの先鋭メンバー達による室内楽編成にて、毎回素敵な演奏を此方に戴いていた。
 その最後はフル・オケ版による演奏会映像。

 とはいっても、私達が普段接する現代の「第九」からすれば、小編成であろうかと。特にコーラスは。
 でも、それが、それが逆に魅力的であり、さらにあらたな魅力を発見出来る時があるから嬉しい。

 この演奏もいいな。ブラヴォー。

 A・マンぜ・・・いいね。ロッテルダム・フィル、ブラヴォー。

 そしてそして、第四楽章、この構成、演出、ここにブラヴォー。
 このコーラスの衣装、ソリスト達の衣装にも私興味津々。ここからのメッセージには何が隠されているのだろうと、探りたく。
 
 一度や二度ではなくて、何度か観賞している間に、何かヒントを探り当てる事あるかも知れない。

 絶叫型「第九」ではなくて、上記のようなベートーヴェン、いいね。

 新年の「聴き始め」に、このロッテルダム・フィルの「第九」を聴き嬉しくなった。これは素晴らしい元旦である。

 ロッテルダム・フィル・・・・いいな、最近富に素晴らしいと感じる私。ブラヴォー。
 と、二度三度と繰り返し再生していた。正月の「第九(合唱付き)」。

 昨2020年・・・異常な事態。非正常事態、緊急事態・・・・いろいろな表現があるだろう。
 そんな事態の中でも、人々は何かを求めて、何かを訴えて、自らの行動を起こす。その形態は一人ひとりが違うけれども、その一つ一つが人間という生物の素晴らしさ、尊さが含まれていると私は思う。

 そんな一つの形態である上記①の演奏、実に実に素晴らしく、私にとっては「偉大」でもあり。

 今年、2021年はどんな年となるのであろうかね。まだ始まって数時間、一日経っていないのだから、どうか今年は、少しでも良き年を造ろうではないかと・・・・・。
 まだ、始まったばかりだから遅くはない。何か何か、行動を起こさなければと。行動って小さい事でいいのだ。自分だけに判る事でいいのである。何か、何か、行動しなければ。
 田舎初老オヤジの行動なんて、世界の動きには何の影響も、何の貢献もないのは判っている。でも、何か何か、小さな事、自分でも出来るなにかチッポケなことでいいから・・・・。何か見つけたいね。



≪私の知らなかった音源~驚きの元旦≫

 いやぁ、ネット社会は凄い。マイッタ。私、この元旦になって、こんな音源があるのに気が付いた。
 といっても、一日前にアップされたのだから、気が付かなくて当然でもある。
 けれど、その演奏者が、私の大好きなB・ハイティンクの指揮の音源、そしてオランダ放送フィルハーモニーを振った演奏とのこと。
 さらに、びっくりしたのが、共演ソリストがピアノのエリー・ナイ女史。
 曲目がベートーヴェンのピアノ協奏曲第四番とくる。

 これは二重、三重の驚き、そして、期待である。
 早速これも再生したのは言うまでもない。


②E・ナイ(P)&B・ハイティンク(Cond)/オランダ放送フィルハーモニー

*L・V・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第四番  ト長調、op.58

(ピアノ)Elly Ney~エリー・ナイ
(管弦楽)Netherlands Radio Philharmonic Orchestra~オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)Bernard Haitink~ベルナルト・ハイティンク

 1961年 オランダ放送局ラジオコンサート 



 1961年か・・・この年の秋からハイティンクはアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任することになる。
 そして、1961年は32歳の若さ。

 ソリストのE・ナイ女史は、79歳となるこの年。
 このE・ナイの演奏については、私は以前にかなりハマった事があり、この日記でも随分と書いたことがある。今でも時々、その集めたCDやレコードを聴いて感銘。
 その新しい一つに上記の音源が加わりそうである。

 へぇ、あるんだなぁ、このような未知の音源。アップロード者に感謝しなければならず。

 そして、これがまた素晴らしい演奏、いいね、この音の世界。このトーンの基本の音色、その音の姿勢。いいな。

 いい元旦だと思う。このような音源に出逢えたのであろうから。



【そしてこのグループの歌も】

 これまた元旦に、この楽曲がふさわしいかどうかは知らないのだが、今朝起きた時、あの玄関先の雪を掻き分けていた時に口ずさんでいたメロディがこの曲。
 どうして、この曲、このメロディが出てきたのか自分でもわからないのだが、不思議でもあるが。

 好きなメロディである。

○Yesterday~The Beatles


1965年8月6日 発売音源~2009年リマスタード~


 
New York City / 1965 映像



 この曲、1965年の曲だったのか・・・・・。
 確か、私が「ビートルズ」という名前を知ったのは、1970年に入ったあたりだった。
 売れに売れまくっていると学校中でも話題になったかと。小学校から中学校に進学したあたりだったか・・・と。

 でも、クラスの誰かがある時に「でも、解散しているからね、もう、聞けないかも・・・・」と。
 子供心に、解散しても人気続いているんだ、凄い人たちだなぁ・・と思っていた。
 私の年代にとってはリアルタイムのグループではないのだが、知っているなぁ、ビートルズの曲は。若い時、随分と聴いたものだな。

 そして、あの私が小学生の頃の1970年、ビートルズの話題で夢中になっていたころからは、今年で51年か・・・。
 こんなネット上のコラムを発見。

☆☆ビートルズの「Yesterday」はどのように生まれたのか:史上最もカヴァーされた曲の制作経緯

 

 


 へぇ、そうなんだぁ。初めて知った事もあった。
 名曲の生まれた経緯。
 タイトルは「Scrambled Egg」だったらしい。仮のタイトルだけど。

 「スクランブルエッグ」か・・・・。よしっ、明日朝はスクランブルエッグとロール・パンとするかね。ハイ。

 と、新年の元日も午後六時近くなろうとしている。
 外は暗い。やや寂し気な暗さ・・・・新年なのに・・・・。

 なにか音楽でも流しながら・・・・温泉地の入浴剤でも風呂に入れてゆっくりと温まろうかね。
 曲はビートルズか? それとも「第九」がいいか・・・。っと。
 
 いい正月ダネっ。