2020年12月25日(金)

 午前三時起床。
 外は当然にまだ暗い。夜明けまでにはまだ時間がある。

 だが、そうそう、冬至が先日だった。ということは、この冬至の日が一番夜が長いのであるから、それからは昼は少しずつ長くなると解釈していいのだろうなぁ。
 そっか、そうか、なんだか少し嬉しくなるのだが。
 こんな感じを抱くのも、これまた「歳」と云うことか?

 昨日、シュターツオーパー・ハンブルクの事を話題に日記を綴った。
 そして、今朝、この日記を仕上げる前に、動画サイト見たらこのような動画もあった。
 配信はつい数日前。
 早速、起きかけの目を擦りながら観ている。音楽を聴いている。

①ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団~指揮/K・ナガノ
~Philharmonisches Staatsorchester Hamburg&Kent Nagano~

*J・ブラームス:セレナード第二番 イ長調、op.16

(管弦楽)Philharmonisches Staatsorchester Hamburg~ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
(コンサートマスター)
(指揮)Kent Nagano~ケント・ナガノ


  2020年11月6日  Hamburgischen Staatsoper



 そうだったなぁ、今はこの指揮者、ケント・ナガノがハンブルク州立歌劇場の音楽総監督なのだなぁと、改めて気が付く。

 普段、K・ナガノの指揮については余り興味なかった私だが、シュターツオーパー・ハンブルクの音楽総監督ということならば、その指揮ぶりに接する機会が多くなりそうである。
 そして、①の演奏、独特の運びながら、不思議な魅力を持つ演奏かと。
 そして、このオーケストラ、やはりいいねぇ。

 この曲の初演がハンブルクだから、ということもあるかな。一味も二味も違うね、このオケの音、いいなぁ。
 そして、この演奏の成功はやはり指揮者のK・ナガノの音楽性なのであろう。
 今まで、注目しなかったこと、私は恥じたい。

 やはり・・・・ハンブルク・・・外せないなぁ、次回、欧州へ行く際には、ハンブルクにて、歌劇と、このフィルハーモニー管弦楽団の演奏会、そしてNDRエルプフィルのコンサート、と外せない。
 好きな街の一つでもある、ハンブルク。

 アムステルダム~ハンブルク間、この行程も楽しみがあるので。


≪楽団メンバーによる室内楽もまた素敵≫

 ハンブルク・フィルハーモニーのメンバー達による室内楽、この演奏動画もまた魅力的なものばかり。
 今日はブラームスに拘って、ハンブルクには縁のあるヨハネス・ブラームスの作品演奏動画を。

 この演奏の音色、いいね、ハンブルクだなぁ。シュターツオーパー・ハンブルクだなぁと。

②ハンブルク・フィルハーモニー、そのメンバーによる室内楽

*J・ブラームス:弦楽五重奏曲第二番 ト長調、op.111

(ヴァイオリン)Cho-Liang Lin
(ヴァイオリン)Hibiki Oshima
(ヴィオラ)Thomas Rühl
(ヴィオラ)Bettina Rühl
(チェロ)Thomas Tyllack

 2020年11月6日 Hamburgischen Staatsoper




 やはり、ハンブルクの歌劇場、その座付き楽団の先鋭メンバー達の室内楽、凄いね。聴き応え十分。

 ①の演奏でも感じたが、さらに②でも再認識させられることがある。

 それは、歌劇場の楽団だなぁと。演奏の隅々まで「歌」がある。歌心があるような・・・・これがいいな。
 この歌、歌謡のニュアンスが、イタリアの歌劇場オケとは違う、ウィーンの歌劇場オケともまた違う、フランスの歌劇場オケとももちろん違う・・・・ハンブルク、これまた独特のニュアンス、これがまた私の心を惹きつけてやまない。



≪昔懐かしい録音から~カイルベルト指揮≫

 さて、J・カイルベルトがハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団を振った録音から、名演奏と誉れ高いブルックナーの第九番の演奏を。

③カイルベルト&ハンブルク・フィルの名演奏・名録音

*A・ブルックナー:交響曲第九番 ニ短調(ノヴァーク版)

(管弦楽)Philharmonisches Staatsorchester Hamburg~ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)Joseph Keilberth~ヨーゼフ・カイルベルト

 1956年10月31日 ハンブルク、オスター通りスタジオ、テレフンケン



 ブラヴォー。ブラヴォー。
 私、数ある「ブル九」の録音の中でも、このカイルベルト指揮ハンブルク・フィルの録音は名演奏・名録音のトップクラスに入っているレコードであり、CDである。
 この時代のハーグ・フィルもイイなぁ。
 1956年・・・・私はまだこの世に生まれていない年だ。




【ニュース・チェック】


☆☆<速報>福島大でクラスター、13人感染を確認 新型コロナ(12/24(木) 19:00配信 福島民報)

 

 


 我が福島県の福島市の感染状況が増大が止まらず。
 今度は福大でのクラスターらしい。


☆☆国内で3742人感染・重症者644人、ともに過去最多…東京や神奈川など8都府県で最多更新(12/24(木) 21:22配信 読売新聞オンライン)

 

 


 毎日毎日、感染者が増加する一方ということだ。
 これは、いつ自分が感染するか判らない、感染する恐れは日に日に強まっているという事でもある。
 より一層の注意をしなければならず。



【昭和~平成のメロディ・メーカーの死】

 つい先日、作曲家の筒美京平さんがこの世を去った報に接したばかり。
 そして、年末を迎えて、作曲家の中村泰士さんが逝ってしまった。
 私が小さい頃、そして青春時代、さらに大人になって、また、カラオケで歌うようになって・・・・・、この二人の作ったメロディにはお世話になったなぁ。
 素晴らしいメロディが沢山ある。

 筒美さんの曲は、日記でも何度か紹介して来ているので、今日は中村さんの曲を。

 ネット上には、中村さんを偲んでこのような音源動画が配信された。


○追悼!作曲家 中村泰士 10 Songs

1 喝采 ちあきなおみ
2 北酒場 細川たかし
3 大阪の女 ザ・ピーナッツ
4 そして・・・めぐり逢い 五木ひろし
5 今は幸せかい 佐川満男
6 喧嘩のあとでくちづけを いしだあゆみ
7 それぞれの原宿 ロス・インディオス
8 鴎という名の酒場 石川さゆり
9 愛は傷つきやすく ヒデとロザンナ
10 小心者 梓みちよ



 この十曲、知っているなぁ、そして懐かしい。中には、えっ? この歌も中村泰士の作品だったのか・・・と思う曲もある。
 久々に聴く歌もある。懐かしい。これまた懐かしい。

 大作曲家の一人だったなぁ。

 ご冥福をお祈りする。


【ロッテルダム・フィルのベートーヴェン交響曲全集(室内楽版)】

 さて、クリスマスの本日。いよいよベートーヴェン記念イヤーも残り僅か。

 例のロッテルダム・フィルのメンバーによる室内楽版での交響曲全集演奏も佳境を迎えている。

 先日は第六番「田園」の演奏が配信になった。これがこれがまた素晴らしい演奏で心が和んだ私。

 クリスマスの朝に聴くこの六番にも、また新たな美点を感じるかも。


④ロッテルダム・フィルのメンバーによるベートーヴェン:sym No.6

*L・V・ベートーヴェン:交響曲第六番 ヘ長調、op.68「田園」(室内楽版)

(ヴァイオリン)Marieke Blankestijn
(ヴァイオリン)Eefje Habraken
(ヴィオラ)Galahad Samson
(ヴィオラ)Veronika Lénártová
(チェロ)Carla Schrijner
(チェロ)Pepijn Meeuws

配信元:Rotterdams Philharmonisch Orkest



 これまた素晴らしい、ブラヴォー。
 見事なアレンジ、そして演奏、しばし聴きほれてしまう。
 ロッテルダム・フィルのメンバー達、お見事!! 拍手~~。

 そして、この演奏、何度も繰り返して聴いている。飽きない。聞く毎になにか新しい事を発見しそうで、楽しみ。

 そして、このシリーズ、第一番から今日の第六番まで、どれもが素晴らしいなぁ。
 何度も聴いているが、その素晴らしさが聞く度に増幅。

 第七番以降がまた楽しみ。


【エピローグ】
~少しは、クリスマスらしく行こうか!!~

 さて、田舎初老オヤジの私だが、今年は素直に・・・少しはクリスマスらしく・・・っと。

 この動画は如何だろうか?

 私の好きなサーカス、そのサーカスのクリスマスライブの生配信動画である。

○【2020.12.24】Kanafuで過ごす”サーカス クリスマスライブ配信

唄:サーカス

配信元:サウンド・サーカス



 (上記は、24:40過ぎあたりからコンサートが始まる。)

 いいね、このユニット、さすがだね。いつ聴いてもいいね。

 今日一日、素直に、今年はこのような年だから、クリスマスムードに素直に浸ろうかと。
 
 メリー・クリスマス。

 2020年12月25日(金曜日)の朝に・・・・・。夜明け前に・・・。