2020年12月15日(火)

 今年(2020年、令和二年)も、残すところあと十六日となる。年の瀬だね。
 今年の年の瀬は「異常」「異様」な世界情勢なのだが。
 感染症により、二十一世紀の世の中がオカシクなるのだからなぁ・・・・。
 誰が予想したであろうか、このような事態、このような二十一世紀を。
 せめて、来年は・・・・少しでも前進している事、願いたい。
 が、どうだろう? 「新型コロナウイルス感染」が終息する道筋が見えてくるだろうか? 怪しいな、極めて怪しい。期待は出来ないようだ。と、私は思う。


【幼少の頃、小さい頃を思い出し、懐かしみ】

 これもまた歳を重ねたという事なのだろうか、昔を思い出す事が多くなった。
 それも、相当昔の事、小さい頃の事である。
 よく覚えているものだと自分でも苦笑いすることもある。
 それに合わせて、このようなテレビでのマンガ放送をも思い出す。
 テーマソングなど大声で歌っていたっけなぁと。

○ひょっこりひょうたん島

作詞:井上ひさし、山元護久
作曲:宇野誠一郎

唄:前川陽子、ひばり児童合唱団

 1964年



 なつかしいね、
 学校から帰ってくると、テレビでこの番組を楽しみにしていた時代だなぁ。
 あっ、学校ではない、保育園か・・・・。
 

 そしてそして、このアニメが楽しみだった。

○鉄腕アトム



 このテーマソングも、私の年代の定番だったなぁ。

 そして、この人もこの鉄腕アトムのファンだったんだぁと、後年思う事になったのは、あの活火山指揮者:岩城宏之さんである。岩城さんは、鉄腕アトムに憧れていたようだ。折に触れて語っていたなぁ。
 岩城さんの年齢は、私の母親に近い年代であるが、その年代でも「鉄腕アトム」のファンだったのだと・・・・。

 いいね、この二つのテーマソング。ハイ、今でも口遊めるなぁ。不思議なもので、歌詞を覚えている。これって不思議だなぁと思う。



【露のユース・オーケストラ】
~彼らの演奏に、何か新しい力を感じ取り~

 つい数日前の演奏会のライヴ。ロシアのモスクワの演奏会。
 国立ロシア・ユース交響楽楽団、若者達のオーケストラである。
 この演奏が私の心を掴んだ。
 指揮がJ・ラクリン、そう、あの天才ヴァイオリニストである。
 前半のチャイコフスキーの協奏曲はヴァイオリン独奏と指揮、そして、後半の「ベト五」を指揮している。

 私、画面を開くまで、つまり、この動画を鑑賞する前までは、ラクリンの指揮には懐疑的だったのだが・・・・・。

 

  

 いやぁ、いやぁ、申し訳ない。申し訳ない。
 感激した演奏会だった。感動した。

 前半のコンチェルトでは、もう、ラクリンのヴァイオリンに惹かれ、そして、後半も、ベト五の新しい魅力をも見せつけてもらった感じがした。

 そしてそして、このユース・オケ、この楽団がまた素晴らしい。名前はユースとついているが、それを取り払ってもOK。実に実に活き活きとした音楽で、私の心を感動の世界に連れて行ってくれた。

 いい演奏動画だなぁ。
 そして、若いっていいね。ほんと、素晴らしい。ブラヴォー。

 この二曲によって、私の心が、私の心に活力と勇気が蘇ってきたような、そんな気持ちになった。これって凄い事だと思う。
 この凄い事を、ラクリンと国立ロシア・ユース交響楽団をしてくれた。
 ブラヴォー、ブラヴォー。

 そして、思わず微笑んだのは、思わず「おおおおぅ、いいね。凄い。ブラヴォー」」と叫んでしまったのは、「ベト五」の四楽章でのピッコロ!!! はっきりと判るようなパフォーマンスがあって、その部分に微笑み、ブラヴォーと叫んでしまった。

 
①国立ロシア・ユース交響楽団演奏会(J・ラクリン指揮&Vn)
~Russian National Youth Symphony Orchestra~

*P・I・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調、op.35
≪アンコール≫*J・S・バッハ:「サラバンド」~無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第二番 ニ短調、BWV.1004

*L・V・ベートーヴェン:交響曲第五番 ハ短調、op.67

(ヴァイオリン&指揮)Julian Rachlin~ジュリアン・ラクリン
(管弦楽)Russian National Youth Symphony Orchestra~国立ロシア・ユース交響楽団

 Tchaikovsky Concert Hall、ライヴ映像  12/7 ?

配信元:Moscow Philharmonic Society 




 彼ら、彼女ら・・・これから先、楽しみだなぁ。いい演奏家、素晴らしい演奏家としてロシアや世界で活躍するのだろうなぁ。

 昨日朝、夜明け前から出掛けるまで、①を聴いていたが、今朝も!!!!
 多少の粗削りの箇所があるけど、それは問題なし。
 それよりもそれよりも、彼らの音楽表現に対する熱が伝わってくるから、それが私には収穫であり、とても嬉しく感じる。

 ラクリンのヴァイオリンの音色、弾き方、改めて満足した。素晴らしいヴァイオリン奏者の一人。

 今朝も感じる・・・・「若いってイイなぁ」と。そして、若い力が羨ましいと。
 この演奏聴いて、その「若い力」を少し分けて貰おう。そう思う。