2020年12月11日(金)
今年の師走も、三分の一を過ぎた。
子供の頃、「二十一世紀」には憧れを持っていたなぁ。また、社会も「二十一世紀になれば、世の中はもっともっと良くなる」ようなイメージを植え付けていたなぁと。
いざ、二十一世紀になってみれば、二十世紀からの延長、まさにその延長であって、別に何も良くはなっていないのではあるまいか・・・・。
むしろ、悪くなっているかも・・・・。
いや、そう思ってはイケないのであろう。この世の中、二十一世紀の世の中を良くするのも、悪くするのも、世界の人達、一人ひとりの努力が必要なのだろうなぁと。
その努力といっても、仰々しいものではない。
一つ一つの小さな、小さな心構えのようなもの、その積み重ねだと思う、そう思うようになったこの頃である。
歳重ねて少しはマトモになったのだろうか、この私・・?
と、いうか、年々、気が長くなったようだ。
若い頃は「短気」だったと思うが、歳重ねる毎に、気が長くなったかな・・・。
十二月・・・この時期には似合わないと言われそうだが、今日の夜明け前は、この曲を流したくなり。
○ともだち
作詞:永六輔
作曲:いずみたく
唄:坂本九
1965年3月5日発売
東京オリンピックの翌年の発売だったか・・・・。小学生時代だな、私。それも低学年だと思う。
学校でも良く歌っていたなぁ。この歌。
【夜明け前、珈琲を嗜みながら】
イギリスのピアニスト、P・ルイス。
このピアノ奏者を好きになったのは数年前だったなぁ。
この日記でも連日のように書いていた事がある。確か、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集のCDがとても印象的だったので、そこから好きになったようである。
そして、そして、昨年の春の終わりには、このP・ルイスはB・ハイティンク指揮ベルリン・フィル公演に登場した。
ハイティンクのベルリンでの最終公演のプログラムとなるわけだが。
その、ルイスとの演奏動画がYouTubeにある。最近アップされたようだ。
①B・ハイティンク(Cond)+P・ルイス(P)/ベルリン・フィル
*W・A・モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十七番 変ロ長調、K.595
(ピアノ)Paul Lewis~ポール・ルイス
(管弦楽)Berliner Philharmoniker~ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(コンサートマスター)Daniel Stabrawa
(指揮)Bernard Haitink~ベルナルト・ハイティンク
2019年5月11日 フィルハーモニー、ベルリン
私はこの公演は会場の中で聴いている。今や想い出の一公演である。
後半は「ブル七」。
そして、前半が上記①。
こうして、P・ルイスをハイティンクのタクトで、それも生で聴くことが出来た事、嬉しく思う。
いい演奏だよなぁ。
ハイティンクのモーツァルト、独特の佇まいがあるね。素晴らしい。
そして、そして、二日前ほどに、ロンドンでのライブが配信になっている。
P・ルイスである。
②P・ルイス 演奏会
*F・J・ハイドン:ピアノ・ソナタ第三十三番 ハ短調、Hob.XVI:20
*L・V・ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲集、op.120
(ピアノ)Paul Lewis~ポール・ルイス
2020年12月9日 Wigmore Hall、ロンドンにて ライヴ映像
これがまた素晴らしい。
ゆっくりと、寛げる。。。。いいね。
このピアニストの音楽、これは好きだなぁ。ブラヴォー。
朝が来る前に、このようなルイスの演奏のピアノ、いいね。
と、この二つ、まだまだ聴いている時間がありそうだ。
朝食作りながら、聴く事としよう。
今日も、頑張るぞ~~~っと。
気合だけはいつも元気なのだが(笑)