2019年12月6日(金) 


 欧州の旅、連日の新たな感動と、そして余韻の重なりが・・・・素晴らしい時間が経過している。
 その思い出などなど、ここに記したくいるのだが、連日の移動でやや疲れからくる身体の調子が心配である。
 丁度、疲れが堪るピークでもあり。

 体の筋肉がこんなに弱っているのだなぁと・・・まだまだ完治には程遠い事、実感せざるを得ない。

 今夜はオランダ・ユトレヒトでのコンサートが目当て
 E・D・ワールト指揮する「マラ七」(オランダ放送フィル)。聴き物である。楽しみいしていたコンサート。
 気合入れて聴きに参上するゾ!!~~っと、初老オヤジの「気合充分、中身は零点」モードの私である。

 ユトレヒト・・・。とっても、とってもイイ街だなぁ。時々来るけども、今回は私のこの体の状態と、移動、移動で疲れがプラスされているので、街中の散策は控えている。時間があれば、ただホテルの部屋で静かに休憩を心がけている。



【ニュース・チェック】~異国から見る我が国の出来事など~

 日本では地震が多発しているとか?・・・・。発生地から想像するには、何やら「首都圏」あたりが危ないのか? まっ、こればかりは解らない。何せ、自然現象だからなぁ。
 とにかく、何があっても「対策」だけはしておいたほうがいいのだろう。と、言うものの、私なんぞは、まっ、そうなったら『どうにでもなれ~~』と思うしかないと投やりになってることだろう。


☆☆【解説】『裁判員裁判の意味がない』 問われる“死刑の基準“

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191205-00010001-kantele-soci

 難しい判断だけどなぁ。それを、一般人の裁判員裁判で決めちゃう処にまた問題があるわけで・・・。
 この点からも、「死刑制度」そのものに反対の立場の私である。

 また、日本の昼間のワイドショーを賑わせている事だろうかと思う下記の「事件」・・・「桜」である。

☆☆菅長官の説明、過去の政府見解との間にずれ 桜を見る会

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191206-00000032-asahi-pol

 ネット上の動画サイトにも、関連画像があるが、さてさて、野党は詰め切れるのであろうか・・・それもまた心配。
 権力側は巧みだからなぁ。「悪巧み」といってもいいだろう。
 野党に期待と応援をする一方で、「またまた途中で、うま~~く、逃げ切られるような・・・」とも・・・懸念があるけどね。

 しかし、今までの野党共闘とは違った多くの面も見えていて、何かやってくれそうという期待を持てる場面もあるが、でもでも、まだまだこれで安心は出来るわけがない。今まで、何度も野党の最終的詰めの甘さに出逢っている来たからなぁ。


☆☆昭恵氏関与で公開質問状 野党「桜」追及本部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191205-00000106-jij-pol

 またまた昭恵さんの名がここにも!!! この人、まぁ、凄い人だぁ、ハイ。
 そしてそして、ナニナニ・・。ジャパンライフだと?? オイオイオイ、しっかしなぁ、
 この構図、図式、モリカケと同じだなぁ。キーワードは「アキエ」

 安倍夫妻は、またまた「逃げきり」策練っているの?? だめだぁ、これでは・・・はいはい。いち早く、総理を辞めてもらわないと・

 野党はチャンスなのだから「しっかりせい!!」とシツコク言いたい。


☆☆立憲・枝野氏「一つの政党に」 国民などに合流呼びかけ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191206-00000042-asahi-pol

 ほう・・・、随分と枝野氏は「柔軟」になったなぁ。
 もう少しだが、早目に「打ち出すこと」が必要だったのでは?

 しかしだ、野党弟一党の代表の意思・呼びかけなのだから、国民民主党はじめ、きちんと応じないとなるまい。
 少なくとも、国民新党との合流は実現させてほしいがねぇ。昔、同じ場所にいた人たちなのだから。
 って、またまた、内輪揉め始まる可能性もあり。その辺の根回しは枝野氏は大丈夫かな? 実にアヤウイからなぁ・・・。下手というか・・ハイ。



☆☆女優・松本ちえこさんが逝去、60歳『バスボン』のCMで大ブレイク

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191206-00016710-jprime-ent

 松本ちえこ・・・・ブームがあったなぁ。私は、興味なかったけど。一世風靡したといっていいタレントだった。
 その松本さんが、逝去とは、またまた驚く。
 最近、多い。私と同年代の人が亡くなることが。先日は、歌手の佐藤しのぶさん、そしてそして、上記の松本さん・・・。
 ちょっと、複雑になる。

 それから、ネット上に出ていたのだが、女優の「木内みどり」さんも・・・この世を去ったとの報を見た。

 
≪音楽界のニュース≫


☆☆シカゴ発 〓 ムーティーがシカゴ響の音楽監督退任を示唆

https://m-festival.biz/10272

 噂されていた事だった。ちょっと寂しいが、ムーティは健康面の問題もあったとも聞く。
 次期監督は誰になるのだろうか・・・?
 私の予想なのだが、「P・ヤルヴィ」ではないかと・・・・。飽くまで、「予想」である。



☆☆ルツェルン発 〓 ルツェルン響の次期首席指揮者にミヒャエル・ザンデルリング

https://m-festival.biz/10358

 若手から中堅の指揮者、いいポジションを狙っているねぇ。


☆☆東京発 〓 NHK交響楽団がパーヴォ・ヤルヴィとの契約を延長

https://m-festival.biz/10449


 上の記事によれば
>>延長は1年で、任期は2022年8月まで伸びる

 とある。「1年」というのが・・意味深。←このように思うのは、偏屈オヤジだかか・・・私?



☆☆訃報 〓 マリス・ヤンソンス, ラトビアの指揮者

https://m-festival.biz/10511

 ここ数年、「キャンセル」が多かった名匠ヤンソンス・・・・相当に体が悪かったようである。
 そして、また、マリス・ヤンソンスも「世を去る」が速いなぁ。指揮者としては、これからがまた楽しみでもあったしなぁ。


【こんな歌を聴きたくなり】

 外国に旅をしていると、やはり日本の歌を聴きたくなる。これまた「歳」?

 欧州も当然に「冬」の佇まい・・街中はこれまた当然にクリスマスモード。
 敢て日本のヒット曲で・・・・

○冬の色

作詞:千家和也
作曲:都倉俊一
編曲:馬飼野康二

1974年12月10日に発売



 いい時代だった。この時代・・・。懐かしい。



【欧州から観る日本のOrchestra】~東京都交響楽団~名指揮者による名演画像~

 久し振りに、ちょっとばかり体調が戻って来たかな…安心した。
 ちゃんと指・腕・肩。。。。力が入るし・・・なんとかなんとか。酷い時には、ほんと動かないからなぁ。思うようには・・・。

 そうそう、今回、今年の冬は、マフラーを巻いていると、もう、首が、首がイタイ。もう、だめだぁ。締め付けられるというか、重いというか・・・。もう、日本でも、何度か「酷い目」にあった。
 こちらきても、寒いので、マフラーは持ってはきたが、一度、それをしていたら、もう、即、フラフラ状態になった。←何?コレ~~?
 なあんかなぁ、もう、自分が情けなくなった。
 マフラーをとって、一息、深呼吸して数分いれば、なんとか回復はしたものの・・・・。あの、異様さ、異状さは・・・なんかねぇ、自分で自分が情けなくなったなぁ。
 まっ、気をつけなければ・・・っと。

 キーボード打つのも「億劫」状態になるわけで・・・。困ったもんである。

 話が横道にそれたが・・・・
 なので、ちょっと数日ぶりにネットにて、文字や映像観ても「疲れ」等々は感じなくなった。

 こんなYouTube画像があった。ちょっと興味を持って再生していた。
 いいねぇ、この演奏二つ。

 欧州で聴くこの音源画像、なかなか素晴しい。


①マーラー:交響曲第五番嬰ハ短調

(管弦楽)東京都交響楽団
(コンサートマスター)矢部達哉
(指揮)アラン・ギルバート

 2016年7月24日 サントリーホール



 うん、都響、いいね。ブラヴォー。そして、マエストロ・ギルバート、ブラヴォー。
 このオケ、よく訓練、そして、統一された弾き方しているなぁ。

 2016年か・・今から三年前の夏か・・・。私、何をしていたか?など考えながら視聴している。
 このオケ、『「音楽」している』からいいな

 これは、ギルバートの手腕か・・・。
 指揮者とオケの相性、マッチングは、今の時代はさらに難しいと感じるけども、ギルバートと都響は抜群。

 ギルバートも、これから益々活躍する指揮者、そして、年重ねる毎に「作り出す音、音楽」が変化するだろうから、楽しみである。
 いっそのこと、このマエストロを、将来は「監督」として迎えてみてはどうだろうか?


②チャイコフスキー:交響曲第六番 ロ短調、Op.74「悲愴」

(管弦楽)東京都交響楽団
(コンサートマスター)矢部達哉
(指揮)エリアフ・インバル

 2018年3月30日 東京芸術劇場



 そして、「悲愴」シンフォニー・・・。久し振りなぁ、「悲愴」をこうしてネットで聴くなんて。
 そしてそして、マエストロ・インバルの作り出す、この音の世界、いいね。

 「悲愴」が、こんなに新鮮で、そして、何処を取っても、「なるほどぉ」と頷く事が多い演奏も、これまた最近では珍しい。
 これまた、インバルの経験の勝利だろう。

 そして、そして、①も②も、よく聴くと、オケの一人一人が、勝手なこと、余計なことをしていないから聴いていて、観ていて気持ちがいい。

 都響って、こんなに上手な弾き方、吹き方するようになったのはいつからだっけ?
 このような「東京都交響楽団」の過去の演奏映像、いいね。

 そして、これから、2020年代の十年間でも大きな前進をすることを期待したいなぁ。また、期待が持てる演奏を彼らはしている。ブラヴォー。

 しかしもって、都響は、マエストロ選びが成功しているよなぁ。いいね。インバル、そしてギルバート。

 よしっ! 来年からは「都響」のコンサートをもっともっと聴いてみようっと!!

 そして、N響も刺激を受けて、今よりもイイ演奏、私のような偏屈老人の耳をも、心にも届くような演奏を聴かせてくれるようになること、期待したい。


【北ドイツの放送局オケでのA・ギルバート】

 ギルバートは、ハンブルグの放送局オケの首席指揮者を務めている。
 昨年は、お披露目の来日公演もあり、日本でも一層の人気が出てきたようで嬉しい。
 
 この楽団、「NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団」の演奏は、放送局所属の楽団らしく、放送音源も多く楽しみ。
 さらに、ネット時代に入ってからは、逸早くネットでの映像配信も積極的。私のようなものは、常にその新映像の出現を期待している一人だ。

 さて、下記の演奏、早速だが聴いていただきたく。

③Verdi:「Messa da Requiem per l'anniversario della morte di Manzoni」
 ヴェルディ:「レクイエム」

(Sopran)Angela Meade~アンジェラ・ミード
(Mezzosopran)Daniela Barcellona~ダニエラ・バルチェローナ
(Tenor)René Barbera~ルネ・バルベーラ
(Bass)Riccardo Zanellato~リッカルド・ザネッラート
(合唱)Rundfunkchor Berlin~ベルリン放送合唱団
≪合唱指揮≫Gijs Leenaars
(合唱)Choreinstudierer
≪合唱指揮≫Benjamin Goodson
(合唱)NDR合唱団

(管弦楽)NDR Elbphilharmonie Orchester~NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団
(コンサートマスター)Stefan Wagner~ステファン・ワグナー

(指揮)Alan Gilbert~アラン・ギルバート

 2019年11月1日
 エルプフィルハーモニー、ハンブルグ ライブ




 アメリカ人の指揮、ドイツの放送局所属の老舗オケ、コーラスもドイツ。

 いいねぇ。このヴェルディいいなぁ。
 もちろん、イタリア系の指揮、オケの音とは違う。だからいいのだ。これもまたイイ。
 
 この日記の最後のほうを打ち込みながら、上記、「ヴェル・レク」を鑑賞している・・・・。
 冬の欧州にて。

 期待がたかまるナァ・・。ギルバートとNDRエルプフィル。
 聞きたいねぇ、いつかきっと・・・ギルバート&NDRエルプフィル、それも、エルプフィルハーモニーで。

  ・・・・・・初老田舎オヤジの「音楽鑑賞の旅」2019年版の最後バージョンはまだまだ続く・・・・

 そろそろ、ユトレヒトのホールに行く準備をしなければっと。ゆっくりと、ゆっくりとせねば!!

 体調も、少し楽になった。ほっとする・・・有難い。ほんと、ずっとずっと余裕が出来た。体の動きが違うのがわかる。指先も、目も・・それから脈拍、呼吸も・・・。いいね。
 ただし、心配は外の天候ダネ・・・。急激な気温低下は困る。無いこと祈る。今宵は「マラ七」、それもそれも、名指揮者デ・ワーワルトのタクトだからね。もう、期待が増大×無限大という具合である。

(追記)

 今、時計を見たら、こちらは午後四時をまわったあたり。今、最終的にブログをアップ・・・っと。あぁ、出来てよかった。この気力が出てきて、この作業が出来てほっとした。